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【Wildrift】僕が見てきた海外シーンのすべて

 皆さんこんにちは。
 突然ですが、私はしばらくWildriftから離れます。育児のためです。多少は試合などは見るかもしれませんが、noteを更新するほどの時間はかけられないと思います。
 したがって今回は、私がこれまで海外大会を見て得た知識や印象などを好き勝手に吐き出し、そして消えようと思います(笑)。ちゃんとしたチーム紹介ではなく、雑談の書き起こしとでも思って読んでいただければ幸いです。

 最初は、noteとは別にiconsのチームtier表でも作ろうかと思っていました。一見してわかりやすい方がウケが良いし需要があるからです。ただしそれだと、dagger氏あたりのRTが引き金となり、地球の裏側から瞬身護法よろしくグローバルお気持ちが届く展開が見えたのでやめました。
 
 一応、需要にお応えして簡単に私の結論を申し上げると、
 中>>東亜≧韓≧日>伯≧欧≧米>拉
ぐらいの評価です。ちょっと期待値込みです。なんのことやらな人はググれ。

 なお、似たようなテーマで既に、LDGのEVO選手が記事を書いていらっしゃいます。私よりよっぽど詳細な分析をされているので、そちらを見ていただいてからの方が私の脇道みたいな話も楽しく読めるかもしれません。まぁあちらは更に字数が多くて3万字を優に超えているらしいけどな!

中国

 中国に関しての印象ですが、単に強い。強すぎる。これですね。ちょっと前に2部リーグの試合を見てましたが、仮にこのリーグに入れたとして、勝負になるチームが中国以外にあるのだろうか、というレベルです。特に、世界優勝したDKGを更に強化したようなメンバーのTFC、元TTのonce,soilを擁するSVGあたりは、ぜひ見てもらいたいですね。
 2部でそれなので、1部はまぁ言わずもがな。そもそも中国1部は、LPL5チーム&その他大会からの7チームで始まりました。そして開始前は、LPLチームの方が優勢に見られていました。日本で多少事情を知る人なんかも、EDGあたりを本命に推す人が多かったんじゃないかな?
 ところが蓋を開けてみると、LPLチームは辛うじてOMGが4番目の出場権を獲得できたぐらいで、散々だったんですね。世界二位をとったTTなんかは、元々優勝は厳しいだろうとは言われていたけれど、早期に優勝争いから脱落して残留争い組でした。それぐらい強いチームが多いし、浮き沈みが激しい、競争が激しい地域なんだということを、改めて思い知らされました。

 中国で優勝したのはFPX。FPXはLPLチームなのですが、LPLの上位5位に昨年は入ることができず、オープン大会に回っていました。それを考えると、この半年ほどで急成長してきたチームと言えますね。個人的には、今回の優勝予想は FPX:JDG:NOVA:JT:その他=40:20:20:17:3 ぐらいに思ってます。
 そしてFPXといえば、私の推しはFadou選手です。AoVをやっていた人にはお馴染み、『ONE.Tura』選手ですね。AoVの頃は、某ゲーミングの選手がウチュウチュ言い出す前から「宇宙人」と形容される選手でした。ソロレーンで世界一上手い選手だと思ったら、いつの間にかミッドレーンでもトップクラスになり、そうかと思えばADCとして年間ベストプレーを生み出したり、何やらせても上手い、チートのような選手でした。ある時から試合に出なくなり、非常に気になっていたので、ワイリフに転向してきて感動しましたね。
 2位以下のJDG,NOVA,JT(OMG棄権により繰り上がり)に関しては、詳細な解説が読みたい方はEVO選手の方に行ってください(他力本願)。正直私のレベルでは、中国の試合は「とりあえずやばい」ぐらいの感想しか出てこないんですよね。ほかの地域ならアウトプレイと言われるようなプレイが引っ切り無しに出てくるイメージです。強いて言うなら、JDGだとサポートのDoki、NOVAだとジャングルのLong、JTだとミッドのPanが印象的でしたが、まぁ全員上手いです。Play-in?彼らから1ゲームでもとれたチームは勝ち上れると思いますよ。

韓国

 お隣の国でありRYの国です。そういって言いぐらいHorizon CupでのRYのパフォーマンスは印象的でした。しかもHorizon出場チームでは唯一、大会後のメンバー変更がなかったので、今回も順当に勝ってくるのかなと思っていました。
 ところが冬の大会で、T1が一発入れて優勝しました。あれには驚いた。韓国はサモリフが人気すぎてワイリフは厳しそうだと思っていたところだったので、T1がモチベーションを維持して仕上げてきていたのに感動しました。
 ただし今回の予選では、RYが再び強さを見せつけたという感じでしたね。ソロレーンのRatelが有名ですが、デュオレーンのLunaもADCやるとすごく生き生きとしているイメージなので、今回のメタであればなおさら上位に入ってくるんじゃないかと思っています。

 ※後日追記、RYはサポートのSalemが出場できなくなったそうです。サポートの離脱が一番痛いと思っているので、かなりの暗雲ですが、果たして。

 2位になったKDFは、RY一強の時期に当時のベスト4ぐらいの2チームの選手が合流してできたチームです。このチームもかなり強いので、初戦のBRUとの試合はUSGvsRRQと並んでPlay-in屈指の好カードでしょう。
 3位のT1は、国内予選の初戦から体調不良者が出るなどして、かなり悔いの残るシーズンだったようですが、それでもなんとか枠抜けしてくるあたりは流石と言えます。Play-inのCグループは「欧米人に言わせると」死のグループらしいですが、そこを順当に上がって来られるかが注目です。

 韓国も実力的には詳細な解説をすべきなんでしょうが、私よりもUSGのふぃっちめんコーチとか、有識者が多数いるので、細かいところは割愛します(他力本願寺)

SEA(東南アジア)

 私が一番見ている地域です。レベルが高いし、地域が広いので常にどこかしらで試合をしています。だいたいYoutubeでやっているのも検索しやすくていいところです。(中国の試合は中国のサイトに行かないと見られません。)せっかくだし国ごとに紹介します。

ベトナム

 ベトナムは前回のSEA代表のSBTCがいた地域です。そう、「いた」んです。今回は予選での不調のためか、トラブルのためか、鶏と卵ですが、ともかく途中で解散してしまいました。ただし彼らがいなくなっても、ベトナムはレベルが高かったですね。SEA1位をとったTeam Flash(以下TF)の強さは圧倒的でしたし、惜しくも世界大会出場には届きませんでしたが、国内2位のCESもSEA本選を大いに沸かせていました。
 TFにも私の推し選手がいまして、デュオレーンのElly選手です。例によってAoVからの転向組で、HAK&Rushの後に世界大会を何回も制している選手です。この選手も非常にクレバーというか、MOBAそのものの理解が深い選手で、AoVでも本職はADキャリーでしたが、チーム事情でしょっちゅうソロレーンをこなしたり、場合によってはジャングルやミッドもやったりしていました。そういうこともあってか、ワイリフ転向直後はミッドレーンをやっていたんですが、その当時のTFはあまり強くなかったです。浮上のきっかけは、ミッドレーンに他チームでいい成績を出していたcoyoteを獲得し、Ellyを本来のデュオレーンに置いたことだと思います。Ellyは好んでアッシュをピックして、ワイリフでは珍しい初手靴のビルドを頻繁に採用していました。立ち回りに自信を伺わせる選択であり、現にそれで勝ってきているのが格好いいと思います。

台湾

 台湾は上位2チームが突出しています。今回SEA2位だったFWと、ONEです。FWは競技シーン開始直後はONEに連戦連勝でした。どちらかというとサモリフからの転向組が多かったのか(?)、mobileMOBAからの転向組中心のONEをマクロでリードし、そのまま押し切るような試合が続きました。
 ところが昨年の夏あたりから、ONEが食らいつくようになり、集団戦の上手さもあって立場が逆転してしまいました。正直わたしは、このままONEが勝ち続けるんだろうなぁと思っていました。
 今回の予選のFWは、これまでとはかなり印象の違うチームでした。綺麗にマクロ勝ちすることにこだわらず、時には中盤にもかかわらずサイドレーンに5人集めてキルを取りに行くようなプレイも見せ、泥臭く勝ちを拾えるチームになったと感じました。国内ではライバルのONEを倒し、SEA予選でも2度3度とフルセットの試合を跳ね返して2位まで登り詰めました。
 世界大会では勝負強くなったFWの活躍に期待したいですし、また今後、FWとONEの良きライバル関係には注目です。

フィリピン

 私の第二の故郷です。嘘です。でもそれぐらい親しみを持つほどにフィリピンにはお世話になりました。
 フィリピンはちょうど今から2年前、ワイリフのαテストが始まった国の一つです(もう一つはブラジル)。元からサモリフやmobileMOBAが盛んな国だったので、初期ワイリフの戦術研究は必然的にフィリピンからスタートしました。
 βテストが始まったあとも、フィリピンはしばらくの間、世界の中心でした。公式大会が整備された今では考えられませんが、当時はフィリピンを中心にした非公式の国際大会がいくつも開かれていました。NXP,Omegaなどの強豪チームが、最初期の競技シーンを牽引していました。
 流れが変わってしまったのは、モバ〇ジェ運営の圧力により有名プロチームが相次いで撤退したときからでしょうか。資金力のある有名チームが消え、各地の競技シーンは手痛い打撃を受けました。Horizon CupでのTSの奮闘こそありましたが、国内リーグなどは今後盛り下がってしまうのではないかと危惧されました。
 そういう流れで迎えたのが今回の予選でした。結論から言うと、その予想はある意味ではあたり、ある意味では外れたと思いました。
 予想が外れたというのは、予選リーグ自体は、どのチームもレベルが高く、どこが勝つかわからない非常に面白いものでした。前回代表の古豪TS、追放されたAmihanメンバーが再集結したUDG、日本のFENNEL参加のFLAなどが一進一退の攻防を繰り広げました。
 一方で、予想が当たってしまったと感じたのは、優勝したRRQを含めて、今のSEAを獲れると感じさせるような圧倒的な強さのチームが、もはや見当たらないということです。一時期のフィリピン最強時代を知る身としては、少し寂しいことです。まぁ先行の利が埋まってきただけで必然という見方もあるかもしれませんが……。以下に、上位チームのレビューと圧倒的ではないと感じてしまったポイントを書いていこうと思います。

 優勝してSEA予選でも3位入賞、USGと初戦で激突するRRQ。強いことは強いし、USGが一方的に負ける可能性もあると思います。ただし国内予選リーグでは7勝7敗の5位。後述する他チームの失速などもあり、どちらかというとダークホース的に優勝したチームです。躍進の理由は、ソロのDevilJが起用に応えたこと、サポートに入ったベテランExosenの活躍などもありますが、結局はエースジャングラーChaazzの爆発ということになるでしょう。この選手が乗ってくれば本当に強いし、逆に乗らせなければマクロ面には雑さがあるような気がします。ある意味では非常にSEAらしいチームでしょうか。

 (ここからは世界大会と関係ない話なので興味のない方は次の「タイ」まで飛ばしてください。)
 国内リーグを盛り上げたUDG。ときどき舐めプを挟むぐらいには強かったですが、予選後半で事件が。チームのエースであるミッドの選手がトラブルにより退団してしまいます。シーズン中になんとか替えの選手を用意しましたが、既に輝きは失われていました。
 知る人ぞ知る?日本のFENNELが所有するFLA。もともとフィリピンではそこそこ活躍しているチームでした。ジャングラーとボットデュオが強いチームで、冬頃には既に国内の2番手3番手ぐらいにはつけていたと思います。さらに、ソロとミッドに実績ある選手を招聘し、本気で優勝を狙いにきたと思いました。しかしここから迷走。ソロに入ったArisenがいきなり不適切発言で謹慎処分を食らいます。復帰後もチームにフィットせず、結局後から雇った別の選手がレギュラーになりました。その後何とか国内予選は決勝までこぎ着けるも、RRQのChaazzが大当たりしてしまい2位通過します。そしてここからがまた謎。あるいはトラブルかもしれませんが、Arisenをわざわざ機能していたサポートに投入します。国内予選からそんなに日も開いていないため、機能せず、SEA予選は敗退となりました。うーん……。
 最後に、なんでここまで出てこなかったの?なHorizon Cupベスト4のTS。ゲーム内外でチームの中心だったサポートのHamezzが欠場し、全くもって精彩を欠いていました。活躍はするもののあまり見せ場も作れず敗退。チームゲームにおけるサポートの存在の大きさを感じさせました。そう考えるとSGのouki選手はすごいなぁ。

 フィリピンどんだけ語るねんって感じですが最後に2つ。まずは注目したい選手。前述のNXPで活躍し、SEA鯖のチャレンジャーランキングでは長い間1位に君臨していたJuschieという選手がいます。彼はJDGと契約しており、中国に渡ろうとしているようです。SEAのトップ選手が中国リーグデビューする日が来るのか、その場合どこまで通用するのか、非常に興味深いところです。
 もう一つ、EVO選手に対抗して推しキャスター。Rikuというiconsにも出演予定の女性キャスターがいます。日本だと(悪しき慣習ですが)女性キャスターはMC的な立ち回りをしている場合がほとんどですが、彼女はがっつり解説をこなしているようです。最初に放送を視聴したとき、彼女が「ブルーサイドはレベル3が強力な構成です(意訳)」とか言い出したのでおお~カッコええ~ってなりました。フィリピンの公式チャンネルは配信が現地語と英語の2種類用意されているのでその意味でもワイリフオタクにはオススメです。

タイ

 タイもmobileMOBAが盛んな国で、国内のレベルは高いです。当初、タイのトップだったのはEVOSで、初のSEA大会でも優勝しました。EVOSは今も強いですが、特に失速もしていないそのEVOSを追い抜いてタイを制覇したのが今回SEA4位のBRUです。
 BRUは4位通過ではありますが、SEA大会直前でデュオレーンの選手がコロナ陽性になってしまい、急遽メンバー変更をして臨んで4位に食い込んでいます。それまでの成績をみても、ポテンシャルは順位以上に高いチームだと思います。
 注目はサポートのWhatthejes、のユーミです。プロ試合であろうことかルーデンエコー→ラバドンデスキャップというビルドに進む問題児です。ある試合では3万ダメージを出して話題になりました。サポートとは。ユーミはナーフを食らっていないので、世界大会でもヤンキーユーミが登場するか楽しみです。

マレーシア

 SEAはここまで紹介した4か国が強く、今回の代表は綺麗にその4か国の1位チームが分け合いました。なので世界代表とは全く関係ないのですが、ワイリフ有識者を名乗りたい方には、今後是非ともマレーシアだけは見ていただきたいです。
 マレーシア大会は流行の反映がとても早いです。というか、流行する前に先取りしているようなところがあります。恐らく、SEA地域のスクリムで流行り始めた戦術を、すぐに実戦投入しているのだと思います。これまで私は、ラックスサポートや1-2-1戦術、ユーミトップなど、すべてマレーシアの試合で最初に知りました。BPだけでもLiquipediaで眺めていれば、新たな発見があるかもしれません。

ヨーロッパ

 ここから欧米圏に入っていきますが、欧米圏は地理的な問題やサーバーの問題があり、他地域とのスクリムが難しい状況と考えられます。なので地域内の競争がアジア圏以上に重要になってくると思います。そういった点を特に重視して紹介します。
 ヨーロッパですが、厳密には代表枠は中東地域やアフリカを含めたEMEA地域としての枠です。ただし中東やアフリカはあまり強くなく、私もヨーロッパの情報しかほとんど持っていないためヨーロッパの話をします。
 ヨーロッパは現在、3強の状態です。そしてその3強が特に波乱もなく勝ち上がってきた印象です。
 前回に続き優勝したのはTQですが、3強の中では最も優勝を予想した人が少なかったのではないか?と思います。トップのAcolyteやジャングルのAndreszedはとても上手い選手ですが、他のチームに比べるとちょっと華がないというか……。ただしプレーオフで一番チームとして機能していたのは明らかにTQでした。世界大会で同組になったSGとは因縁の対決ですから、相当に研究して臨んでくると思います。それでもSGが地力で跳ねのけてくれるとは思いますが、要注意ではあります。
 対して、2位になったRIXと3位になったGLDは、どちらもタレント集団という印象です。RIXだとRandom,Snitch,Doom、GLDだとLonely Kid,Zefta,Ruizといった選手は、それぞれこの地域を実力あるいは人気の面で代表するような選手です。ただしこの2チームに関しては、チームとしての経験不足が出ていたように感じました。プレーオフでは、個人の実力に対してありえないような足並みの乱れ、不用意なデスが散見されました。この辺りを修正しないことに、アジアのチームとは勝負にならないと思います。個人の実力は確かなものがあるだけに、大会直前の日頃はできない強敵とのスクリムを通じて、修正してほしいところです。

アメリカ

 Horizon CupではTribeが屈辱の全敗を喫して揺れたアメリカ。他地域とのメタとレベルの違いを見せつけられた結果、他地域(主に中国)のメタを取り入れようとするチームと、今まで通り自分達の独自の戦術を貫くチームで分かれていたような印象があります。
 しかし、スクリム等の交流が少ないため、他地域のメタを自分たちで消化する頃にはpatchが変わってしまいます。結果的に、他地域のメタを取り入れたTribeなどのチームは、アジアから見ると一周遅れで前patchの戦術を採用している奇妙な状況に陥ってしまいました。
 そんななかで、唯一と言っていいほど他地域のメタを上手く吸収し、圧倒的な強さで優勝したのがIMTです。ただ、彼らは前回の雪辱をと息巻いていますが、Play-inならばともかく、グループリーグからの出場で各地の強豪と渡り合えるかどうかは、未知数です。
 2位のSENは、どちらかというと独自の戦術を押し通していた印象が強いです。予選ではTFのADC運用を相手にBanされるまで出し続けるなどしていました。

ラテンアメリカ

 正直いってあまり書くことがないです。前回の代表はEBROでしたが、絶対王者というよりはダークホースでした。今回は順当に、安定して強い上位チームが代表に上がってきたという印象です。
 この地域も前回よりはレベルが上がり、アジアとの差を埋めてきたようにも感じましたが、正直、まだまだ粗削りな部分が多すぎると思います。
 南部(アルゼンチンあたり)の強豪であるLEVとFG、北部(メキシコあたり)の絶対王者であるSTMNは、それぞれこの地域では安定して勝ち続けているチームです。技術に加えて、精神的な部分で充実していないと、競技シーンで勝ち続けることはできないと思うので、そういう点では評価できるチームが揃っていると思います。

ブラジル

 ブラジルはガチ。これを言いたいがために最後まで引っ張りました。ブラジルはHorizon Cupから急成長している国です。今後も間違いなく伸びてくると思います。国内ユーザーが非常に多く、競技シーンも盛り上がっている印象です。
 前回のHorizon Cupでは、TSMが予想外の大健闘をし、大会を大いに盛り上げました。今回の国内リーグでは、そのTSMと、ライバルであるLos、新進気鋭のB4などが活躍し、公式でもそのあたりの決戦を期待させるようなムービーが作られていました。
 ところがです。プレーオフはそれらのリーグ上位チームは一つも勝ち上がれず、リーグ後半戦からプレーオフにかけて調子を上げてきたチームが代表権を獲得したのです。しかも試合の内容がめちゃくちゃ良かった。これはつまり、上位チームだけでなくリーグ全体が競り合い、切磋琢磨して強くなってきているということです。この点から、私はブラジルを欧米圏で一番評価しています。
 今回は代表枠が多く3チーム(OMH,VK,LBR)の出場になっていますので、前回の3倍の活躍をし、前回の3倍の経験をブラジルに持ち帰り、ますます盛り上がっていくでしょう。

日本

 海外ではないので特に語る気はありません。というか私の話を聞くより、WJCを見てくれ。今からでもせめて決勝戦だけは通しで見てくれ。絶対損はしないから。





 ここまで読んでくれた方へ。あ、残念ながら私はプレゼントとかはないです。最初に書いたように、しばらくまとまった時間がとれないのでワイリフは半分引退です。たまーにひっそりと試合みるとかはしようと思っていますが、これまでのような情報発信は当分無理でしょう。したがってtwitterの本垢の方もほぼ休止状態になると思うので、なにか連絡が取りたい方はサブ垢(mahii_sub)とかに連絡くれれば本垢よりはチェックすると思います。
 この記事も絶賛書き逃げする予定なので、普段はここは違うんじゃないかみたいなのもwelcomeなんですが、今回は対応できないと思います。すいません。こう書いてそれでもお気持ちリプしている人がいたら、ああこの人は他人の書いた文章をよく読まずに批判ができる人なんだなぁと思ってあげてください(ヨードルトラップ)。

 それでは皆さん、アディオス!

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