コロナに負けるな!という意識①
世間では、ちょうど1年経つ同様に緊急事態宣言が出されている地域がある。前回とは違って今度は、都道府県が政府に要請して決定するという仕組みのもとで結果として9都道府県が緊急事態宣言の発令継続中である。(2021年5月19日現在)
特に私が住む北海道では当初、札幌市が非常に感染者が増加して変異珠感染なども拡大している現状があって【まん延措置】という対象となって厳しい対策の措置を図ることとなっていた。しかし、1週間足らずで緊急事態宣言になるといい、今度は北海道全体ということが対象という「寝耳に水」の急な変更といった政府の判断が各自治体をはじめ、特に飲食店などが大変混乱しているのは呑めない厳しい状況である。この変更という判断が、一部の国民の中では支持率を低下させることに。政府としての判断が遅過ぎたという批判の声が上がっている。
それだけではない。オリンピックのテスト大会といえるマラソン大会の実施や陸上大会が予定通り行われたという。私たち国民に生活におけるさまざまな制限をかけながらもオリンピックのためなら、この大会の実施は特別なんだから我慢してほしいという言い方で進められることで予算が掛かっていることの違いがある。私は正直、矛盾しているやり方であり根本的にきちんと対応するべきなのは、コロナ禍に置いて生活環境が変わって大変な思いをする国民たちへの救済、そして休業要請を出すならば事業者に対する適切な支援の対応を優先するべきだと思う。
オリンピックは何にも意味がない。感染が拡大するから、入場者を制限されたり運営人数を減らすなど対策を図るのであれば、もう中止にしてもいいじゃないかというレベルであるということだ。赤字が増えるだけで実に予算の無駄遣いになるだけが結果といえる。もうすでに赤字が増えている状況で、対策するために必要な額を増やしているという報道が出ている。これは国民の大半が本当にオリンピックを賛成している意見で使っているのではなく、政府の強い意向で使われていることに国民の世論では反対派も増えている現状である。(結果として、菅内閣の支持率は32%と低下している:2021年5月16日現在)
また各自治体の判断も苦渋しかない。特に北海道で見ると、最初は札幌市だけ緊急事態宣言を出してもいいじゃないか。という札幌市市長の早い判断で道に求めていたという経緯が報道されていた。しかし、2週間後にようやく道が政府に要請し、1週間後に政府が決定して今に至るということで札幌市市長も苦渋の思いで、会見している姿をテレビから感じられた私である。札幌市はまん延措置の対象としていたが、内容は緊急事態宣言並みの基準値を満たしておりいつ起きてもおかしくないほどの医療機関の受け入れが危ない状況だったり、変異珠の感染者がどんどん出るなどの報道が日々流れていた。でも緊急事態宣言を出さないままで結局3週間後なので、現在もはや医療危機であり、感染者拡大がより増加傾向が止まらなくなっている。
私の近くには、全くけしからんことが多く目立っている。子どもたちの放課後による外出(公園やファーストフード店での自習や雑談など)、クラブ活動によるグランド利用、イベント開催によって家族連れが多く集まっているなど見る機会が多い。本当に必要な外出だろうか?と疑問だし、親の姿勢が子どもに影響を与えるだけに子どもに自由に外出していいんだというわけじゃないというところが問題だ。学校側の指導に注意が必要なところである。いわば、道教委や市教委が各学校に対して放課後の外出についての指導を注意するべきである。(私は一人の人間として然るべき判断を図るようにするべきという苦情として先日、道及び市に提出した。結果、20日現在でようやく放課後による外出についても注意するという努力を求めているという。しかしこれは努力程度というわけで、部活動禁止ということの受け止めが薄い。学校の判断次第であって、強制ではないのが残念である。)
飲食業界が問題ではない。人出の多いところを減少したいというのであれば、そういった対策も必要である。イベント開催によって家族連れが集中するならば大型店などにはイベントを控えることも必要だし、休業するべき。(2021年5月18日現在)土日営業を休業と判断した大型店などには、苦渋の判断をしたと私は重く受け止めている。その情報を受け止めることで、行動することの意識を見直すべきであろうと言いたい。不要不急の外出は控えるということの意識が私たちの中で薄くなっていることは決してあってはならないんだというレベルまで来ているだからだ。
実際にWワークしていた私は、お客様のために出勤しなければならない。ところが緊急事態宣言を受け、夜の仕事は社員のみの営業として人数制限で休むことになった。また昼間の仕事は、感染対策をより徹底しておくことで働かなくてはならないという。お客様のためのサービス精神で断ることもできないので、安全な提供を心掛けることが日々大変な思いである。なのに、お客様の中にはマスク着用もしない。雑談するために集まってくるなど、けしからんな客もいることも事実である。そういった矛盾ある中で働いている私たち労働者に対しても、何かの救済を図らないという政府tの対応も抵抗あるしかない。
政府は強くお願いしている立場なので、それなりの責任を持って行動して欲しかったし、給付金が必要とは言わないが、休業要請などによって収入減となっている労働者に対する救済をしっかり図るような対策、そしてオリンピック中止によって莫大な運営金を回してコロナ禍における対策で、ワクチン接種の速やかな準備を急ぐなど医療関係者への配慮も必要ではないだろうか。
以上、今回はここまでとする。つまり、一言結論としてはまず・・・
不要不急の外出は避け、家で出来ることをして過ごそう!
多人数の接触機会を減らし、自分のために生活しよう!
デリバリー(オンライン)などを通して外出する機会を減らそう!
と改めて読んでいる皆さんが、この現状をどう受け止めるかによって緊急事態宣言を取り消しし、かつ感染拡大を防ぐための我慢となるのです。このままでは延長してもおかしくないということを意識することが大事です!これが私にとってはみなさんが、これを機に「本質を考える」ということの学びなんだと知ってもらいたいのです。