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あがり症の話


先日、ビジネス商談会の一角で
ブース出店をしてきました。

今回はプチ鑑定をしてきましたよ。

そこで占わせてもらった方で、
あがり症で悩んでいる
という方が複数いました。

私自身も、とんでもないあがり症です。

あがり症のつらさが、
痛いほどにわかります。

でも、このごろは
なんであがる(緊張する)のか
かなり客観的に見らえるようになりました。

今日はそのお話しをさせてください。


あがり症というのは、
人前に出ると緊張する
体が震える、声が震える
いつものポテンシャルが出せない
視線が集まるのが恥ずかしい

などなど、

人によってあると思います。

まず一つ言えること。

人前に立つことで緊張する、
それは、簡単に言うと

自分が人にどう見られるか、
に意識が集中しています。

そして
人にどう見られるか
は、その場ではコントロールできません。

つまり、
どうにもならないこと、
どうにもできないことに、
意識を割いています。


これを、
自分がどうみられたいか、
に意識を変えてみてください。

そして、それを全力で演じます。

はじめから、
いつもの自分で〜
巣のままで〜
というのは
かなりの高等テクニックです。

そもそもそういう人は自分大好きなので、
どうみられるかとか気にしません(笑)

知らない人の前で素を出す、
それができたら、
あがり症になりません(笑)


じゃあね、何を演じるのかってことなのですが、
そこを事前に決めておきます。
あなたはどんな自分になりたいですか?

おしとやかな自分
キリッとしている自分
おっとりしている自分
美人系?可愛い系?
チャラい系?ダンディ系?

好きな俳優さんをイメージして、
その人の真似をするのでもいいです。


服装、髪型
歩き方、声のトーン、
話すテンポ、
笑い方

やれるところだけでもいいです、
全力でやってみてください。


いままで話したのはスピーチの場合でしたが、
スピーチ以外の場合、
演奏とか、演技とか。
練習はできるのに、
本番は緊張しちゃって…というときは、

大抵、
今の自分より"よりよく"見られたいと
思っている時です。

つまり、実力の120%を出そうとしています。
これはかなりの賭けです。

緊張して当然です。
あらためて、自分の実力に向き合いましょう。

それからね、
失敗したらどうしよう、と思って
上がってしまう人は、
頭の中では本番で失敗するパターンばかり
妄想しています。
なんなら失敗した時の言い訳まで考えちゃったりしてね。

それじゃあ失敗してしまいますよ。


それを今すぐやめて、
成功するイメージを体に刻み込みます。

本番で成功するイメージをする時、
体は緊張していますか?

緊張してもいいです。
ガチガチでも大丈夫。
それでも成功するんだと、イメージします。


さらに、緊張する体を客観的に見ます。
ガチガチになる。
膝が震える。
手が震える。
声が震える。

へぇ〜、自分ってこんな感じになるのね、
と客観的に見る。観察します。

それを知るだけで、
もう大丈夫です。

何の対処もしなくていいです。
知れば、人は不安が減ります。


ぜひやってみてくださいね。
私もいつもやっています。

かなり改善されましたよ。

あの胸の苦しい感じが、
苦痛ではなくなったのです。
不思議。

これを読んだ方へ、
少しでも、役に立ちますように。

コンノサトミ



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