ギャンブルで確実に勝てるわけではないけども勝ちやすくなる方法

はじめに

タイトルは本音で書きました。

まず、カンタンなおさらいです。

【ギャンブルに必勝法はありません】

まぁ、個人間でやるようなギャンブルならあるのかもしれませんが、公営企業や会社とやるようなギャンブルで必勝法は少なくともないと思います。
あるならば、胴元は全員負けてしまいますから明らかにその場が立ちません。
胴元(JRAにせよちまたの雀荘にせよ)が現実世界にある以上は彼らは負けておらず安定的に利益は出せているのです。ここからも必勝法はないことが背理法的に導き出せます。

カジノもそうです。
カジノのほぼ100%の倒産理由は客減です。「負けすぎたから倒産」なんてありえません。(ただしトランプ元大統領はかつてとある日本人に勝負を吹っかけてカジノを潰したという話を聞いたことがあります。なので【ほぼ】100%と書きました。)

以上から必勝法は【絶対に】あり得ないのに、情報商材で「必勝法」と書くとついつい甘い夢を見て手を出してしまう人がなんて多いことか。はっきり言います。この【必勝法】という見出しは【詐欺】です。

・はじめに
・期待値という夢
・技術介入度
・なぜ期待値を追ってしまうのか
・こんな人は要注意
・ではどうすれば勝ちやすくなるのか
・資金管理技術
・マル秘テクニックという謎の魅惑
・良性のギャンブル中毒
・積極的破滅主義
・ダメな典型例
・サステナブルなギャンブラー生活
・金以外を賭けるギャンブルの恐ろしさ

期待値という夢

ギャンブルをされる皆さんは、【期待値】という言葉を一度は必ず聞いたことがあると思います。確率×配当をつらつら足していったものです。

例えば、コインの表が出れば100円、裏が出れば150円のゲームに参加費120円で参加した場合の期待値と言えば

 100円×1/2+150円×1/2=125円/120円=104%

このゲームの期待値は104%なので、参加をすれば利益が出るゲームです。

そして世の中の多くはこの【期待値】という言葉の上に成り立ち、多くの人もこの言葉を信用します。【期待値100%超だから儲かるんだ】というわけです。しかし、期待値100%を超えるギャンブルはいくつかありますが、胴元は絶対になくしません。理由は2つあります。

 ①客寄せパンダ的な意味合いのギャンブル
 ②胴元が損をしないゲーム

この①②のどちらかです。

①客寄せパンダ的な意味合いのギャンブル

おおよそ決まった日や決まった額など予め定められています。株にもこういうものがあり、IPOはこれに当てはまります。こういうものは、胴元側が告知してくれます。非常にやりやすい反面、人気が殺到します。パチンコの開店日や新台導入は開店前の何時間も前から並ぶのが普通です。

カジノでもブラックジャックが①に当てはまりますが、勝ち過ぎるとあっという間に追い出されます。仕方ありません。勝たれ過ぎると困るからです。

まぁ、ここまで書けばわかる通り、①については勝てる確率は上がりますが、わかりやすいので人気沸騰します。奪い合うパイが多すぎます。でも①で勝っている人もいるので否定はしません。いいと思います。

②胴元が損をしないゲーム

これが世に言う賭けた者同士の金の奪い合いです。たいていのギャンブルで期待値が高いものは②に当てはまります。プロがいるのもこちら。ポーカーや競馬、競艇や麻雀もこれに当てはまります。

胴元がテラ銭を設定し、範囲内であれば客同士で自由にお金のやり取りをしてもらう仕組みです。このケースは胴元としても勝たれ過ぎても特に損はありません。胴元の腹が痛みませんから。客を集める手段だけ講じればあとは自動的にお金が入ってきますから安定的な収益が見込めます。

自宅で賭け麻雀をする人は一度賭け麻雀をする際に1ゲーム400円程度のテラ銭(いわゆる場所代)を設定して点5で麻雀をしてみてください。まぁ負けません。テラ銭の大きさがわかります。

さて、②のようなギャンブルは客同士が食い合うわけですから、客同士のスキルによって差が出てきます。世に言う技術介入度と呼ばれる部分です。実は技術介入度に関しては2つの側面があります。それは次章で述べるとして、ここでははっきりと一つの結論を明示したいと思います。

技術介入度のあるギャンブルは技術と情報と資金管理さえ適切にできればそうそう簡単には負けはしないということです。

非常に重要な結論です。
なぜこういうことが言えるのか、この記事の根幹にかかわるものを今からお伝えしたいと思います。

ここから先は

130字

¥ 5,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?