見出し画像

PowerShell 共有エクスペリエンスを禁止したい

Windowsには共有エクスペリエンスという機能があります。
名前から機能が想像しにくいのですがWindowsパソコン同士でファイルをやり取りする機能です。iPhoneユーザーの方にはWindows版AirDropだと言えば分るでしょうか。
有線LANやUSBメモリを経由せずにファイルのやり取りができる便利機能ですが情報漏洩を防ぎたい会社では禁止したいものです。
大きな会社ならグループポリシーの配信で禁止にできますが、中小企業でHOMEエディションのWindowsが何台もあったりすると配信ができませんので手動で禁止するしかありません。スクリプトで禁止する方法をメモとして残しておきます。


手順1
Windowsキー + Rを押下する([ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスが開く)

手順2
[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスに[powershell]と入力してOKボタンを押します。

開いたPowerShellの画面に下のStartから始まるコマンドをコピー&ペーストしてEnterキーを押す

Start-Process powershell -verb runas

次のような画面が出たら「はい」を選択


最後に下のコマンドをコピー&ペーストしてエンターキーを押します。

if((Test-Path -LiteralPath "HKLM:\Software\Policies\Microsoft\Windows\System" )-eq $False){
 New-Item 'HKLM:\Software\Policies\Microsoft\Windows\System' -Force
 New-ItemProperty 'HKLM:\Software\Policies\Microsoft\Windows\System' -Name 'EnableCdp' -PropertyType 'DWord' -Value 0
} else {
 set-ItemProperty 'HKLM:\Software\Policies\Microsoft\Windows\System' -Name 'EnableCdp' -Value 0 -force
}

解説:
レジストリの
HKEY_LOCAL_MACHINE:\Software\Policies\Microsoft\Windows\System
にエントリーEnableCdpを作り値を0にすると無効にできます。もとに戻すにはこのエントリーを削除するか0を1にすると戻せます。



#PowerShell
#プログラミング学習 #プログラミング入門 #モバイルホットスポット #情報漏洩 #IT資産管理

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?