斜構拗らせオタクがマッチングアプリで女の子と会ってきた話

前回の記事の続きです。まだ読んでない方は是非こちらから。

という事で会ってきましたよ。ええ。
結論から言うとまあまあ、初めて会う女の子とでえと♡という事を考えれば悪くない出来だったのではという感じです。

前回の記事でも書いた通り、爆死に爆死を重ねて(ほぼ勝手に自爆)そもそも実際に会う約束まで辿りつかなかったのですが、やっと一人ノリが合いそうな女の子でこれはお誘い出来そうという感じの子がいました。

早速10年来のMy best friend、googleにマッチングアプリにおけるデートの誘い方を聞きます。

すると出てきた記事に

「直接お茶でもどうですか?という誘い方はNG。共通の趣味や話題から、それなら今度ここ行こうよ!やこれ食べに行かない?という風に誘いましょう!」とありました。

ここで素直にはいそうですかとならないのが逆張りオタクたる所以です。

なんだこの間接的なきしょい聞き方は。そもそもこの記事を書いてるやつは誰なんだよ。これ「今度二人でここいかない?あ、でも○○ちゃんの彼氏に悪いか笑」っていう馬鹿遠回し彼氏チェックと変わんなくねえか?

男は真っ向勝負だろうが。それがhiphopだろうが。なあZORN、お前もそう思うだろ?ナーミーン?

という事でお茶しませんかと正面釘パンチ。
「いいよ!いつにしよっか?」と返ってきます。

ほら見ろ。これがhiphopってハナシ。めちゃくちゃ興奮してきたぜメーン。(IQ5のD.O)

実際に会えるとなるとウキウキが増してきます。
さあ来たぞ。ここからデートまでに私がする事は何か。私の中の湯川学との学会が開かれます。



そこで導き出された解答はそう!!

googleに聞く。実におもしろくない答えが出てしまいました。マインドが湯川学なのであって頭脳はダチョウとどっこいどっこいの私です。

という事で実際のデートで気になりそうな事を片っ端から検索していきます。

Oh Yeah

uh-huh

I see

GGWP



完璧です。私は全知全能になりました。

これであとは男がしっかりエスコートする、レディファーストの精神を持ち当日を待つだけ。LINEもゲット出来ました。

そして当日。

いよいよ来たか。待ってたぜスネーク。
まずは毎日欠かさない日課である体調チェックから。私は意識が高いです。

うむ、今日もヤニがうまい。体調は万全のようだ。

前日用意していた服に着替え、前田敦子、平手友梨奈、白石麻衣を同時に立たせる事が出来るくらいバチっとセンター分けに。
家を後にします。

予定時間の20分前に駅前に到着。
この日の為に自分は吉沢亮である暗示をかけてきました。無敵です。なにも怖くない。

10分前になり、ついたよーと連絡。電話で位置を伝えながら移動してると、こっちに気づいて手を振っている女の子が。なんだこのワクワク感。頑張って手を振ってる姿鼻血出るくらい可愛い。

お互い挨拶。
 
ここで想定外の自体が起きます。

香るんです。めちゃくちゃ香るんです。

久しく忘れていたこの香り。そうだった。女の子はいい匂いを放つ生き物だった。私の脳がバグを起こし、吉沢亮から温水洋一に成り下がるのを必死に食い止めます。

あと香るって言い方なんか変態チックで気持ち悪いですね。デュフフ。

いきなり想定外の自体が起き、少し動揺しつつも目的地のバチオシャカフェへ向かいます。

さりげなく歩道の内側へエスコートし、
私は反対側の歩道の内側へ。
これでお互い安心。(?)

ここでは主にメッセージの内容から話題を引っ張り当たり障りのない会話を楽しみます。ちなみに声はいつもの4トーン且つ5オクターブ高いです。

最近はほぼ職場の人間としかリアルで喋っていなかったため、少しリハビリができて良かったです。

めちゃくちゃ声が可愛い。見た目は清楚系をベースに、地雷系のエッセンスを二滴垂らした感じです。なんでこんなきしょい表現しか出来ないのか疑問です。

あと香りがする。いい香り。飯田圭織。すいません言いたかっただけです。

危ない、俺は吉沢亮。一旦耐えろ。

会話も程々にオシャンティーすぎて名前が読めないカフェに到着。 

とりあえず席に座り、お互いコーヒーを注文。
程なくしてコーヒーが届き、軽く一啜り。

戦闘開始の合図です。Round1 fight!

まずは軽くジャブを打つかと思っていた所にお相手がかましてきます。

「そういえば音楽好きなんですよね!
どんなの聴くの?」

おっと。これは進研ゼミでやったとこですね~~~。

わかっておる。そんなへまは打たん。
私は手札から飛びっきりパンピー受けしそうなSuchmosを召喚。

「そーだねー。色々好きなのはあるんだけど、Suchmosとか聴いたことない?車のCMの曲とか有名なんよね」

「うーんわかんないなぁ」

このやり取り何千回やってきたかわかりません。STAY TUNEを実際に聴かせたら十中八九あーー!!ってなるやつです。

聴かせます。ほれ、あーー!!を言うんだよ君は。私はノストラダムス兼吉沢亮なのだから。

「んー。やっぱわかんないけどめっちゃおしゃれだねぇ!」

どうやらノストラダムスなのはあっていたようです。
ほう。貴様わからんのか。家にテレビなかった系か?
一体どうやってこの曲を避けながら生きてきたのか検討がつかんな。

おっと危ない。我輩は吉沢亮である。名前は吉沢亮だ。

「でしょ!こーいう感じの好きなんよね~」
「自分でつくる曲もこんな感じのが多いよ!」
ということで作曲したのも聴かせます。

「これ一人で作ったの!?めちゃくちゃすごない!?」

私は確信しました。


この盤面は勝ちw投了どぞwデュフw我プレイングの鬼wえ?あ、長考?いいすよシャカシャカシャカシャカパチンシャカシャカシャカパチンシャカシャカジャッジーーーーーーーー遅延遅延遅延

そもそも作曲というのはだいぶ女子受け良いのでは??
心はvaundy、顔は吉沢亮だと思い込んでいる化け物の爆誕です。

そんな感じで会話が進みます。
そういえば好きな事にアニメってあったなと思い、
「確かアニメ好きなんだよね、どんなの観る?」と質問。

「ハイキュー、弱ペダ、ソーマとかめっちゃ好きだよ!最近はチェンソーマンやばい」

ん?ちょっと待て。なんだその熱量は。まさか貴様"こちら側”か?

確かにそう思って考えると雰囲気はそんな感じに見えなくもないし、声もディスコードから聞こえてきた事のある類の可愛さである。

一旦頭を整理。吉沢亮から自分自身へバトンタッチ。

えーと、ハイキュー、ソーマは最後まで追っていないが途中まで見たな。
ただ濃い内容が話せるかと言われれば大分怪しい。弱ペダに至っては全くわからん。ただチェンソーマンは守備範囲内だ。私は藤本タツキ先生及びながやまこはるちゃんのファンである。

「チェンソーマンめっちゃいいよね!漫画から読んでるんだけどアニメもいいよね~」
「だよね!絵もめっちゃきれいだし声みんないいよね!~~~~~~~~!~~~~~~~~~~!~~~~~~!」

これ顔と声が可愛いから成立してねえか?
今目の前の生き物の顔が山田邦子で日本国憲法がなかったら今すぐ半田ごてで口溶接してないか?

これブランカvs春麗じゃなくてオタクvsオタクだったのか??



・・・





悪くないだろう。むしろいい。

なああんだそれならはやくいってよ~~~~~!
Japanese KAWAIIはやはり正義でした。何してもくぁわいい。

相手の子も最初はちょっと緊張気味のようでしたが、どうやらそれが解けたのかな~と思ってうれしかったです。より仲良くなれた気がしました。

そんな感じで楽しく2時間くらいおしゃべりしました。
時間もいい感じだったので、当初の予定通り駅まで送り届けて解散しました。

どっと疲れが。やはり色々気を遣ったせいか、本当にあああああって感じでした。

頑張ったなあ、俺。しみじみそう思います。

さて、私はこれから直行しなければいけない所があります。
みなさんならもうお分かりですね?










MAH

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