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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第75回 ロック対談_だぶる模話模話模話〈サケトレインロック⑪〉~〈ロック伝説編2 古井戸、オジーオズボーン、リッチーブラックモア、ボンスコット、ブラアンジョンソン ほか〉~」

模話1「伝説ってほどでもないかな?」

模話2「噂話にエピソードレベルともいえる(笑)」

模話1「まあ、いいか。仲井戸麗一さん、チャボさんのエピソードね」

模話2「古井戸時代の話?」

模話1「そうそう。あるテレビ番組に出演したとき、司会者が愛川欽也さん。こんなとこで歌えねえって悪態をついたという話。泉谷しげるさんが同生番組に出ていて、しら~ってなった中で…あとで泉谷さんがよかったぞ!って絶賛したらしいね。忌野清志郎さんも古井戸も泉谷さんも青い森というライブハウスで同時期にうたってたらしいね。そこに三人がいたってすげえよね」

模話2「チャボさんは結構繊細な方だとは思うけどね」

模話1「一時期、チャボバンドとか見に行ってたけど…MCとかうまいんだよね。初めてチャボさんを生で見たのは青山円形劇場だったかもしれないけど…こんなにしゃべるひとなんだって驚いたことあったよ」

模話2「関係ないけど…チャボさんが初めて見た来日外国人アーティストってだれか知ってる?」

模話1「ピーターとゴードンでしょ。だってそれでピーターとゴードンのこと気になって家に帰りたいがすごく気に入ってCD買ったんだもん」

模話2「関係ないけど、ほんとはきみはマインドベンダーズの恋はごきげんをピーターとゴードンだと勘違いして、なんとか探そうとしているうちにピーターとゴードンが好きになったんだったよね(笑)。ちなみに…同局はアメリカのダイアナ&アニータというマイナーな女性デュオが最初に吹き込んだ作品だそうです。マインドベンダーズはこの曲を吹き込む前にウエインフォンタナが脱退して、やむを得ずギタリストのエリック・スチュワートがリードボーカルをとったという苦肉の策が大成功したケース。マンチェスター出身のマインドベンダーズはきっとマンチェサウンドのバンドの人たちも尊敬しているかもしれないね…知らんけど(笑)」

模話1「じゃあ、別の伝説じゃ!」

模話2「だれじゃ?」

模話1「オジーオズボーンはどう?」

模話2「まあ、たぶん誰もが知ってるレベルしか話はでてこないでしょう(笑)」

模話1「ご存じのように、鳩とコウモリを食べたという経歴をお持ちです(笑)」

模話2「パフォーマーだしね。洋七みたいだし(笑)…いい人みたいだし(笑)」

模話1「中野サンプラザで、1回見たよ」

模話2「ランディローズが飛行機事故で来日できなかったんだよね」

模話1「ブリザードオブオズが大ヒットしてたから、けっこうがっかりしたね。当時はまだヘビメタを一部聴いていたころだし」

模話2「どうだった?」

模話1「例の悪魔っぽいコミカルにしかみえない動きをしつつ、歌は手を抜かないし、客は大うけだし、大サービスな感じで好感もったな。悪魔だとかアレイスタークロウリーだとか悪魔主義だとかサバトだとか、おおよそ真逆な感じだったかな(笑)。ぜんぜんその手のにおいがなかった(笑)」

模話2「ボクはカレーが好きだとか、レトルトカレーにフライドポテトばっかり食べたり、素手で寿司をワイルドに食べるとか…ラーメンが好きとか…面白いよね。ふなっしーと共演してくれたりって…リッチーブラックモアとは違うよね~(笑)」

模話1「ランディローズの話になると、いつも本気で泣くらしいし…鳩コウモリチキンカレーで鳥が好物っていうギャグもおもしろいし(笑)」

模話2「本人が言ってるわけないでしょ(笑)。周りがたのしんでんの」

模話1「いろいろ読んでくと、どうやらホテルの欧風チキンカレーにライスってのが好きみたいだね。それにフライドポテトって、芋のカレーは知ってるのかしらね(笑)。自宅で日本的カレーを作っている話だから、じゃがいも入れたらいいのにね」

模話2「伝説はどうなった?(笑)」

模話1「ウドー音楽事務所とかさ、来日のときの音楽関係者のインタビューとか手記ってすごいおもしろいね」

模話2「リッチーブラックモアがねずみが出たから地震の可能性があるから、社長に名古屋から東京に車で行ってくれといわれて送ったとかでしょ?」

模話1「サッカーやりたいから、メンバー集めてほしいってのもすごいよな」

模話2「ぷ。ははははは。リッチーはどのポジションなの?」

模話1「髪型が南米のスター選手みたいだしね…マラドーナやジーコやマヒコゴンサレスとかに憧れてたりして…関係ないけど、アランプロストってブライアンメイに似てない?」

模話2「ジーコさんとブライアンメイもなんかかぶるかも。くだらないよ(笑)」

模話1「伝説といえば…やっぱりボンスコットだよな」

模話2「AC/DCの器材車のドライバーから世界的バンドのフロントマンってのはすごいよね」

模話1「実は彼は長いキャリアがあるらしいけどね。詳しくはウィキペディアで(笑)。ロッキングオンの翻訳インタビューでさ…アンガスヤングのインタビューかな? ボンスコットの話がすごくおもしろくてさ…ほんとなのかなってくらいばかみたいでさ(笑)。いい年して、積み上がったアンプによじ登って飛び降りて平気だったら酒おごれみたいな話とか…33歳で深酒による吐瀉物での窒息死したってきくけど…ある意味長生きなのかなと思いました(笑)」

模話2「キースムーンだって32歳でしょ?」

模話1「ボンスコットって、あるジャンルの女性にすごくもてて、まさにAC/DCの歌詞そのものの人だったみたいね。それこそ伝説のボーカリストだね」

模話2「ブライアンジョンソンとどっちが好き?」

模話1「比べようがないね。どっちも好き。地獄のハイウェイ、ギター殺人事件までのAC/DCと、それ以降ってやはり別のバンドともいえるかもね。」

模話2「最後にボンスコットとブラアンジョンソンのボーカルのおすすめAC/DCの曲は?」

模話1「ボンスコットはガールガッタリズム、ホールロッタロージー、リフラフ、地獄のハイウエイ、イフユーウオントブラッド、ショットダウンインフレイム、ハイボルテージ…地獄のハイウエイのブギーはほぼ全部かな?(笑)。ブラアンジョンソンはシュックミーオールナイトロング、シェイクアレグ、シュートトゥスリル、へルズベル、ブレイキングルールズ、悪魔の招待状…これもバックインブラックに悪魔の招待状の大半かな? ベストは地獄のハイウエイにシュートトゥスリル、シュックミーオールナイトロング、リフラフ、ホールロッタロージー…AC/DCのベストテイクでもあるか(笑)。これは参考にしかならんな~(笑)」

模話2「ボクはブレイキングルールズにシュックミーオールナイトロングかな…ブラアンジョンソンの声とぴったりだし、良い人だし(笑)。続く~」