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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 第9回「ロック対談 だぶる模話模話模話⑧~私はなんでロックを聴かなくなったのか①~」

模話1「模話です」
模話2「模話模話です」
模話1、模話2「二人あわせてだぶる模話模話模話で~す」

模話2「今回は途中だったブルースフェスとかのブルース体験と、なんで聴かなくなっちゃったかとかについてだったね」
模話1「うん」
模話2「なんで、ロック聴かなくなっちゃったわけ? あんだけ時間費やしといて、金もかかったし、そんなに簡単に手放せるもんなの? ひどい性格手放せてないのに(笑)」
模話1「まあさあ、性格改善とかの話にもつながるっちゃつながる話でもあるんだよ」
模話2「どういうわけ? 言ってごらんなさいよ」
模話1「ざっくりいうとさ……ロックでも差はあるんだけどさ、影響受けるようになったのよ」
模話2「え? どんな影響のこと言ってるわけ?」
模話1「例えば、〇〇ヘンとか聴くと、バッドトリップみたいになるわけ。もちろんボクは薬とかやらないから誤解しないようにね(笑)」
模話2「……」
模話1「あと、〇〇ー〇とか、〇〇〇トフルなんとかのセカンドとか」
模話2「体調悪くなるってこと?」
模話1「うん。精神的にも影響があってさ。引っ張られるってのかな」
模話2「…。霊感みたいな話?」
模話1「うーん。自分でもよくわかんないんだけど、波動変わるよね」
模話2「まあいいや。仮にそうだとして、どんなのが悪影響強くて、そうでもないのはどんなやつか知りたいけど教えてくれないか?」
模話1「魔術的なものって、影響あるよね、でもなんともないのもある」
模話2「じゃあ、この話で出てきたものなんかは、聴けなくなっているってことだよね…」
模話1「意識的に遠ざけてるってのもあるよ。ただ、同じバンドでも時期によりそんなたいしたことないこともある」
模話2「にわかには信じがたい話だけどね。あんなに好きだったじゃん?」
模話1「お酒好きだったひとでも、病気になったり、体質変わって飲めないとか飲みたくなくなったに近いかもね」
模話2「ほとんど、CD手放した理由はそれなの?」
模話1「実はね…」
模話2「じゃあ、きくけど、クロスロードの伝説的なものはどう思うわけ?」
模話1「全部じゃないけど、あるものはほんとにアクセスしやすいから、気を付けたほうがいいと思うよ」
模話2「…。あれホントの話なのか?」
模話1「比喩的な話もあるだろうけどね。だから、覚悟してこの世界にかかわる必要があると思う。幸い、我々世代は、危険物としてある程度認識したうえでロックにかかわったでしょ? だから、そこはいいと思うよ」
模話2「…」
模話1「昔、あるクラスメートから、ブルースの手ほどきを受けたことがあるのよ。その時にオーティスラッシュだとか、シカゴブルースやソウルなんかの黒人音楽をすべてレコード盤でもってたから…彼から重要なものを教わった。センスよく頭も抜群によかったから、洗礼を受けたといえるかも」
模話2「その人からのだよね、サムクックとかJBとかのセレクションのテープコレクションは」
模話1「そうだよ。だから、かなり正確な情報を彼から学んだよね。でもさ…」
模話2「なんだよ、こわいな」
模話1「彼は時々幻視をみていたのよ」
模話2「……」

模話1「カマキリだったかな? そのレコードコレクションの近くで踊っているんだって」
模話2「……」
模話1「〇本〇先生とかも、影響強いよ」
模話2「……」
模話1「だから、処分したんだけど、ある日実家から、あの問題のある〇〇の部屋から出てきたんだよ」
模話2「……」

模話1「だからね、聴くんなら、覚悟をして聴くべきなんだよ。このジャンルのものはね」
模話2「……」

模話1「ほとんどのものは無意識でやっていた可能性はあるから、どうなんだろうな。でも、ある連中は意識的にやっているだろうから…模話模話くんも覚悟なかったら、離れたほうがいいかもよ」
模話2「……。で、全く聴いてないわけ?今は?」
模話1「やっぱり時々は酒飲みたいじゃん?」
模話2「……。連載終了みたいになっちゃったよ。どうしてくれんの?」

模話1「あんまり影響ない音楽だけにしようか? でも、読者へるだろうな~、結構見てくださってる人増えてたんだけどな。ざんね~ん」
模話2「……」

【続く】
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