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とーます模話食べ物シリーズ:それは人には見せられませんね②「ぬるい白い飯編2 マルちゃんチルド3食入りやきそばといっしょ」

前回は、ぬるい白い飯編1ではありませんでしたが、
後半に書きましたので、今回は2ということにしましょう。

あつあつの炊き立てご飯のすばらしさを、
いまさら語るまでもありませんが…
時間がたって温度がさがりつつある、
各時間帯のそれぞれのしろいご飯のおいしさを、
ここでは特に讃えたいとおもっております。


前回、私が次第に太っていったことに触れました。
これが、原因だという証拠はないのですが、
どう考えても、人が太る原因は食べる量に比例します。

大食いの人で、若いころ痩せていても、
消化能力は下がります。年とともに、
大食いの能力や太らない才能も衰えるものです。

大食いは天賦の才でもあると思います。
大食いの選手たちは、その才能をのばすための
努力をいとわなかった、大食いのエリートといえましょう。


脱線したな…戻しましょう。
前回の復習、ぬるい白い飯にかどやのごま油と醤油の話です。

ごま油だけに限らず、あぶらと塩と炭水化物という組み合わせ…
この素晴らしさは人間であればみんなが知っていることでしょう。

オリーブオイルとフランスパンとか、
おにぎりにツナマヨネーズでも、
魚系の脂でも魚卵系の脂肪分でも、
なんでもいいでしょう。
中国風のクレープも油に塩分に小麦の傑作。
ナンにギーにカレーでもいいでしょう。


ですから…白い飯にアブラというのは最高なのです。
塩気はなんでもいいですが、
日本人なら醤油を挙げておきたいところです。


それでは、本日のメニューです。
【ぬるい白い飯とマルちゃんのチルド3食入りやきそばソース味】


30年以上前の定番の話ですので…多少古い情報が入りますが、
あしからず。

当時、マルちゃんチルドコーナーの3食入りやきそばは、
オオゼキでもオダキューОXでもどこでも特売の目玉として、
くだんの商品がありました。

当時最安値は100円くらい。
98円という数字もあったかもしれません。
だいたい、特売で108円とか110円とか118円みたいな微妙な感じでしたか…
もちろん、おひとり様一袋限りとかね。

収入が増えたときに、意外と貯めようという意識が強く出て、
一時期は弁当を復活させていました。

実は20代の編プロ時代には弁当をつくったりしていました。
定番にマルちゃんの3食入りやきそばをおかずに、白いご飯という、
もちろんキャベツとかくらいは具に入れていましたが…
炭水化物をおかずにご飯というパターンをけっこうやっていました。


しかし、マルちゃんのチルドやきそばのだいご味は、
やはり、「ぬるぬる感」です。
弁当にしてしまうと、冷めてから粉末ソースも麺の中に入り込んで、
表面をおおうぬるぬるもなくなるし、塩気も麺に紛れてしまいます。
つまり、味が薄くなって、またソースだとか醤油をかける必要が出ます。
それがおいしければいいのですが、あんまりおいしくありません。

そういうものだと考えるとおいしいかもしれませんが…
ぬるぬるの出来立てをしっていると…あまりにもがっかりしてしまうことになります。

【材料】
マルちゃんチルド3食入りやきそばソース味(塩味とか醤油味もいまはあり、すばらしいことですね)
かつお節 (できれば遠州でいうところの…かつお節の粉の「かきこ」が理想)
醤油 適量
ウスターソース 適量
マヨネーズ お好み
焼きのり お好み
キャベツなどの具 お好み(ないほうがこのメニューのだいご味をかえって味わえます)
紅しょうが お好み あればいい
卵 お好み 目玉焼きでも炒り卵でも生でも温泉卵でもお好きにどうぞ

[ぬるい白い飯周辺]
ぬるい白い飯
かどやのごま油 1瓶
醤油 
※お好みで桃屋や酒悦のメンマややわらぎなど穂先メンマ、ザーサイなど
※お好みで日本の漬物 大根漬 キュウリ漬け ほか キムチなどもよいが味が強すぎるから過ぎるのは避けたい
※いなばのライトツナフレークにマヨネーズ
冷たい氷水または冷たい氷入りの麦茶など(やかんに大麦を茹でた麦茶《昔遠州では麦湯とも言った》)


【作り方】
フライパンでマルちゃんチルドやきそばを3食すべて作る。
水を多めにして、やわらかめに仕上げる。
かりかりにはしない。ぬるぬるしたところでお皿に盛る。
粉末ソースをていねいにまんべんなくまぜなくてもむらがあって大丈夫。

どんぶりに盛ったぬるい白い飯のうえに、ぬるぬるのやきそばを
オンザライスする。
そして、やけどしないようにやや多めのやきそばぬるぬると白い飯を割りばしで口の中に大量に押し込む。呼吸がとまるかもしれませんが、
我慢して呑み込んで、苦しいときは麦茶か水をぐいぐい飲んで流し込みましょう。天国は近づきます。

続いて、かつお節をお皿のうえに大量にふりかけます。
好みで醤油なり、ウスターソースなりをかけてください。
あとは好きなようにぶちまける感じで、
どうぞ。しかし、このぬるぬる感をたのしみたい人は、
そのまま続けてください。3食はあっという間です。


いかがでしたか? ぬるぬる感をたのしめたと思います。
あつあつのぬるぬるやきそばにぬるい白い飯というのが、
今回のポイントです。

次回は、インスタントラーメンとぬるい白い飯について解説します。
おたのしみに!