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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第97回 ロック対談_だぶる模話模話模話〈サケトレインロック㉝〉~〈ロックスターのルックスの旬編1 ロバートプラント、キースムーン、ジミーペイジ、ピートタウンゼントほか〉~」

模話1「ルックスの旬についてだよ」

模話2「外見か~というご意見もございましょう」

模話1「ロックについてはハードにソフトともに総合的にみたり、かつ偏ったりしてたのしんでいいジャンルだからね」

模話2「外見だけってのもいいわけね(笑)」

模話1「日本の歌謡曲だって、ほぼ外見評価もあるし…なおかつ期待以上に実力あるとかさ。いろいろあっておもしろいってことだね。人気商売といっちゃあなんだけどさ」

模話2「逆に実力だけの勝負になるとつまらないかもね」

模話1「そうだね。テクニックありすぎると人間としてはついていけないとか理解こえる場合はあるでしょうね」

模話2「味があるといういいかたがあるよね」

模話1「味がある中心のミュージシャンもいるしね(笑)」

模話2「ルックスの旬についてだったよね。いま思い浮かぶかっこいいと思ったミュージシャンは誰?」

模話1「最近またハンブルパイ見たりしてるんだけどね」

模話2「スティーブマリオットの旬は美しいよね」

模話1「スモールフェイセズの頃は肌も美少年のようで…髪もつやつや。ファッションもいけてるし…」

模話2「渋谷さんはよく〈人はなぜ太るのか、人はなぜ〇げるのか〉というようなひどいことをいっていたよね(笑)」

模話1「まあね。多様性認めるのなら、個性として美しさを評価してもいいんじゃないのか?」

模話2「どこに美しさをみるかの基準が個人の自由なら当然認められるとは思うんだけどね…まあ、気にせず、ロックファンの視点でかっこよさを語ろう」

模話1「美しいも確かに主観が大きいけど…どう客観的に見て美形だというミュージシャンっているよね。しかし、時期はそれぞれで…やはりはかないもんだよね。きみは誰がかっこいいアイドルだったかい?」

模話2「ロバートプラントのデビューしてから1972年くらいまでの映像はやはり美しいよね」

模話1「知り合いの元ミュージシャンのKさんがさ…子どもの頃初来日のレッドツェッペリンを見て以来、ロバートプラントにぞっこんだったらしいけど…そのときのロバートプラントはとにかく輝いていて美しいオーラをはなっていたそうだね。その71年はレッドツェッペリンのライブの当たり年でもあるし、声もまだつぶれていない時期で、それは人間とは思えないひとだったらしいよ」

模話2「自分でブロンドの神だって言ってた方ですけん(笑)」

模話1「Led Zeppelin: Live on TV BYEN/Danmarks Radio [Full Performance]とかさ、Led Zeppelin - We're Gonna Groove (January 9, 1970) Royal Albert Hallとかのロバートプラントのちょっとうつむいた感じの直立した感じから…いきなりかなぎり声大音量、高音域のシャウトってのはいまみてもしびれるよね。ギリシャ彫刻みたいだもんね」

模話2「もわくんのアイドルはどうよ?」

模話1「キースムーンとピートタウンゼントのことか?」

模話2「まあ、イケメンとは違うけど…ロックファンにはやはりかっこいい存在だよね」

模話1「キースムーンはデビュー当時はまだかわいくて、唯一のアイドル的な感じはあったけどねえ。ファーストの頃の上下ホワイトジーンズとか、かっこいいけどね。ピートタウンゼントも鼻問題がよくいわれるけど…アクションはほんとに思い切りよくてかっこいいんだよね。特にキッズアーオールライトの映画のババオライリーと無法の世界の映像のピートタウンゼントの髪はまだぎりぎりセーフ的でジャンプ力も脚力も腕力もばっちりのときは、ある意味いちばんかっこいいルックスだと思いますね」

模話2「おしゃれさんだよね。地味なシャツだけど、粋な江戸っ子的なロンドン風(笑)」

模話1「ジミーペイジの旬ももちろんあるよね」

模話2「アクション含めてだと、やっぱり狂熱のライブまでは結構かっこいいよね。ファッションもぎりぎりだけど(笑)」

模話1「ローリーさんもまねしてるけど…やっぱり、ダックウォークもボンゾに合図だすときの腕の振り方とかも、結構かっこいいよね」

模話2「みょうににこやかなのが、他のミュージシャンとはちょっと違うかもね(笑)」

模話1「たのしそうだよね。ヤードバーズ時代の、ジェフベックが脱退した後のジミーペイジの髪型って…ジョーペリーが真似してたよな?」

模話2「ライブ見たときも、やっぱりヤードバーズ時代のジミーペイジが好きなんじゃないかって思った記憶がある」

模話1「トレインケプタローリンにしてもあれはヤードバーズのバージョンのカバーだしね」

模話2「ヤードバーズ時代のジミーペイジのあのマンドリンだっけ? 0.08〜0.38の細い弦を張ってサイケデリックペイントの白のテレキャスターでシタールみたいにビブラートかける感じもかっこよかったよね」

模話1「Led Zeppelin: Live on TV BYEN/Danmarks Radio [Full Performance]のあやしいコートでテレキャスター弾いてるのもいけてるよ。あの破けたようなコートとおなじようにハサミで切ろうかと思ったことあるよ(笑)」

模話2「最後に一言どうぞ」

模話1「人はなぜ太るのか、人はなぜ〇げるのか…」

模話2「続く~」