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しゅうかつロック、ボクにも言わせて 「第54回 ロック対談_だぶる模話模話模話〈ロック名曲編〈2〉ザ・ハイロウズ「十四才」②〉~「これは覚醒のうたじゃないかなって…そうもとれるんだよ。心臓ではなく心ってね歌詞がさ、ヒロトさんらしいって思うし。サードアイにハート…心を2回ってことはね、一生じゃ足りないって歌詞も…魂の旅路をうたっているようにも思うしね。ヒロトさんは彼の意志の通り、進んでいける人だとおもうからさ…」「これ以上の妄想解釈はやめとこうか(笑)」~」5

模話1「十四才について語ろう」

模話2「ずいぶん寄り道してないか?(笑)」

模話1「迷い道くねくねって渡辺真知子さんのデビュー曲だっけね?」

模話2「しかし、ラストがくねくねってのが衝撃受けるよな(笑)」

模話1「歌がうまかったよね。カモメが翔んだ、カモメはカモメ、カモメカモメ笑っておくれ」

模話2「渡辺真知子さん、研ナオコさん、浅川マキさんね。ギャグがいかにも還暦らしいね~(笑)」

模話1「タモリさんが渡辺真知子さんが大好きでオールナイトニッポンでかけてたよな(笑)」

模話2「矢野顕子さんもね。で、十四才はどした?」

模話1「そうだったね。あれさあ、ワイルドサイドを歩けみたいな感じと無法の世界混じったようなたのしいよね…聴いてて。真島さんは、やってくれるよな。バーンみたいなリフやったりさ(笑)」

模話2「ライブでも片手あげてるし、フーをやりたかったのかなと(笑)」

模話1「ハイロウズの代表曲だよね。ヒロトさんのハイロウズでの傑作。彼の本質が表れてるし、確信犯ってよくロッキングオン的にいわれるけどさ…聴いたときやられたと思ったよ」

模話2「ヒロトさんって、すごく虚無的な僧侶みたいな意識を感じるんだよね」

模話1「カモメのジョナサンが自ら死を選ぶみたいな部分に共感してるのが…たぶんほんとだろうなって思っちゃうよね」

模話2「どうなったっていいよなって、彼しか言えない歌詞だよ」

模話1「ブルーハーツ時代のあの爬虫類のアクションってさ…ほんとにアクセスしてたりしてね」

模話2「情熱の薔薇や人にやさしくの歌詞にも、単純にとらえきれないとこもあるしね。とはいえ、もわくん、いまだに泣いてたじゃんか(笑)」

模話1「うん。間違いございません(笑)。でもさ、彼の歌詞は意識に届いてくるから、単なる言葉でとらえても違っちゃうんじゃないかね? わかんないけどさ」

模話2「十四才にたぶんパンクロックか何かに衝撃を受けて、目に刺さって心に、さらに鼓膜を通ってまた心に刺さったんだよね」

模話1「心臓ではなく心ってのは、ハートチャクラが開いたのかもね。それまで、止まっていたチャクラが動き出したって意味かもしれないし。チャクラでいえば第3の目にハートチャクラだよね。でも…偉そうに言ってる存在は決して天使ではないだろうね?」

模話2「う~ん。そう言っちゃうとクロスロードやなんとかとの契約みたいな話になっちゃわない?」

模話1「ディランもインタビューでなんちゃらと契約したから売れ続けたってはっきり言ってたよね」

模話2「ミスタータンブリンマンって契約の歌だって噂だよね。もわくんがサイケデリックロックにはまった記念碑的な歌でしょ?そういう理由で君は光を求めたり太陽を探していたのに、闇に落ちたのかな?(笑)」

模話1「確かに、ヒッピームーブメント周辺のロックに飽きたときに、ジミヘンやストーンズにはまったんだよ。闇落ちともいえるかもな」

模話2「十四才を青春の歌としてとらえるには、二元的だし、ちょっと虚無的な感じはいなめないね」

模話1「愛じゃなくても恋じゃなくても…決して負けない強い力をって、やっぱり愛じゃないってことじゃない? 多少はひっかかるよね」

模話2「彼のインタビュー読むと、ストーンズの話よく出るよね。彼はミック派らしいけどね」

模話1「仮にサードアイにハートを操られてたら…それ以上はいわないけどね。やっぱりさ、覚悟してかつたのしんでるんじゃないかと思うんだよね、でもね、とりようによっては、これは覚醒のうたじゃないかなって…そうもとれるんだよ。土星、金星出てくるしね。太陽系で最も高い次元だし(笑)。心臓ではなく心ってね歌詞がさ、ヒロトさんらしいって思うし。いつでも十四才のチャクラが開いたときの状態になれるって、サードアイにハート…心を2回ってことはね、自己奉仕はハートも喉のチャクラも不要だから、一生じゃ足りないって歌詞も…魂の旅路をうたっているようにも思うしね。ヒロトさんは彼の意志の通り、進んでいける人だとおもうからさ…じゃないと十四才を何度聞いても泣きそうに胸がぐっとくる説明がつかないもんね(笑)」

模話2「あくまでも歌詞だし音楽作品で、職業としてやってるってこともあるし、これ以上の妄想解釈はやめとこうか(笑)」

模話1「そうだね(笑)。ちなみに喉のチャクラはあんだけ届いてくるうたや歌詞をつくるひとだから、正常に回転しているのかもね~」

模話2「続く~」