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社内理解されない企業公式アカウント。なんで!?😭

理解できないもの。それはこっちがリーチで捨てた牌でロンブッこかれること。

皆様こんにちは、企業公式アカウント経験者のまぐろもぐもぐです。
企業公式アカウントの数も、私が自社公式アカウントを立ち上げた頃に比べて随分と増えており、いわゆる【中の人】の存在も非常に多くなりました。

…が!この2020年でも未だに会社の偉い人からTwitter運用の理解を得られず、企業公式アカウントの閉鎖等が見られます。
実は10年近く運用してる私でも、未だに一部の方々には理解を得られておらず、ホント今の企業公式アカウント界の大きな問題だと痛感してます。
主な原因としては

1.上層部が高齢で、SNSの事が分からない
2. 契約を直に取ってくる営業職等に比べて、遊んでるように思われる
3.企業公式アカウント=商品が売れると思われている

大体こんな所が理由かと思います。

では、これらの理由を順を追って紐解いていきましょう。

1.上層部が高齢で、SNSの事が分からない

本格的に今の形のSNSが世の中に広まったのは、2000年代後半。2008年頃からです。なので、Twitter等の歴史は20年どころか15年もない、浅い浅い歴史なのです。
当然今の60代以上の方の多くは、SNS?なんのこっちゃ?な方も多いです。
(ウチの会社の部長みたいに、70代も半ばでもFacebook、LINE等のSNSを使いこなす方も、もちろんいらっしゃいますが)
なので、そもそもSNS自体が分からなければ、その重要性をいくら説いても、のれんに腕押し、ぬかに釘、馬の耳に念仏、恋人はサンタクロース。

で、結局Twitter辞めさせられました、こんなに結果だしたのに!という最期の反撃をぶちまけながら去っていく担当も後を経ちません。
こればかりは仕方ありません。だって世代による理解の差だもの。
どのくらい、世代で理解の差があるか、簡単に説明しましょう。
皆様が【君の名は】の主人公2人の名前を聞かれたら、なんと答えます?
そう、瀧と三葉と答えますよね?
ところが、80代から90代の方は春樹と真知子と答えます。
実は1953年に、同じ【君の名は】と言うタイトルで、全く別の、大ヒット実写映画が上映されていたんです。
これくらい世代が違うと、理解と認識に違いがあるんです。
なので、企業公式アカウントを運営したいけど、会社の上層部に理解が得られない、どうしようとお悩みの方がいましたら、説得ではなく理解ある会社に転職も視野に入れてみるというのも、1つの選択肢かもしれません。

2. 契約を直に取ってくる営業職に比べて、遊んでるように思われる
これはですねぇ、もう企業公式アカウントあるあるの最たるものです。10年近くやってる私ですら、未だにそう思われているんですもの。
ただですね、Twitter等のSNSマーケティングは、とにかく時間をかけて育てないと効果は出ないんです。
で、フォロワーさんとのやり取りをしている最中だったり、ない頭でネタをウンウン捻り出している時に
『会社のパソコンで遊んでる暇あったら、あの作業やって来い!』
なんて声が飛んでくる。
ちーがーうだーろーっ!!!!
と、言いたい。ホント言いたい。
ユーザーとの交流も、大切な会社のファン作りなんですが、ずっとTwitterを開いていると、Excel等で作業している人に比べると、どうしても心証が良くなかったりします。
しかも、Twitterを通じたユーザーから商品の購入実績も、アンケート等で盛り込まないと中々表に見えづらい。結果、遊んでいるように見えてしまう訳です。
しっかりと商品アンケート等で、Twitterを見て商品を知った、Twitterから商品の購入を決めた等、目に見える実績作りも大事ですね。

3.企業公式アカウント=商品が売れると思われている
『Twitterをやれば売れるの?』と、恐らく多くの運用担当者の方は1度は言われた事があるセリフだと思います。
商品が売れるには、基本的に
認知→興味→検討→購入の様な流れです。
私の様な、マーケティングの専門外の人間が偉そうに言うのも申し訳ないのですが、企業公式アカウントはどちらかと言うと認知と興味の部分に、大きく作用しています。
更にはSNSコンテンツの発展によって、ユーザーからユーザーへ、商品情報の伝達がこれまでにない程拡散力を得ています。いわゆる口コミの力が、非常に強力になっているんですね。
なので、企業公式アカウントからの発信で会社、商品を知る→興味を持ったユーザーが、商品の購入を検討する→実際に購入した商品について、ユーザーが発信する

という、購入のきっかけ作りが企業公式アカウントの役割なんじゃないかなと、私は考えています。
商品の存在を知らなければ、購入の可能性は0ですが、商品を知ってもらえれば、購入の可能性が生まれる。その違いは、天と地ほどのものですね。
なので、もし売れるの?と聞かれたら、売れるきっかけが生まれる可能性がある旨をお伝えしてみると、いいかもしれません。

と、言うわけで今日のまとめ
・まだまだSNSコンテンツは歴史が浅いもの!運用時は理解されない事も、頭に入れておこう!
・当たり前だけど、アンケート、すごく大事!
・知ってもらう事で、購入の可能性が生まれる!

今回はここまで。最後までご覧下さりありがとうございました。また次回お会いしましょうŧ‹"ŧ‹"(●´ㅂ`●)ŧ‹"ŧ‹"