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【最新】カージグリ搭載青黒魔導具 解説記事

0.はじめに


 こんにちは、茨城のまぐろ(@ikisugi55191534)です。
 今回は2日間で優勝1回準優勝1回の堕呪 カージグリを採用した青黒魔導具の解説記事になります。

 筆者自身、今期のCSで青黒魔導具を27回使用して7135ポイントを獲得しています(平均264.25ポイント)自分の持っている青黒魔導具の知識をこの記事に詰め込みます。是非最後までお読みください。


1.前提の共有

 現在の環境は 

tier1    《アナカラージャオウガ》
    《青黒魔導具》

tier2      なし

tier3    《7軸ガチロボ》
    《クロカミ青魔導具》
    《黒緑・デアリジャガイスト》
    《ガイアッシュ覇道系統》
    《赤緑アポロ》
    《赤青マジック》


左右での優劣はないです



 に分類されると考えます。
 特徴的なのはtier2にデッキが存在しないアナカラージャオウガと青黒魔導具の2強環境という点です。

 では、何故このような環境になっているのか解説します。

アナカラージャオウガと青黒魔導具は他のデッキに比べて安定性が高いです。初動の枚数、プレイして手札が減らないカードの枚数、受け札の枚数、空きスロットによる構築の多様性、すべての要因が安定度に貢献しています。

 他の環境デッキに注目すると、赤緑アポロ以外は上述したような高い安定性を持っておらず、常に高い出力で戦うことは難しいと言えます。


2.カージグリの採用理由

 前提の共有で触れた通り、今デッキを構築するならアナカラージャオウガと青黒魔導具両方に解答となるカードを入れることが求められます。そこで筆者が目をつけたのが【堕呪 カージグリ】(以降カージグリ)です。


 最近のアナカラージャオウガは【若き大長老アプル】(以降アプル)が採用されていることが多く、【堕∞魔 ヴォゲンム】(以降ヴォゲンム)と【「無月」の頂 $スザーク$】(以降ゼニザ)のコンボが通らない場面があります。通常、相手のアプルに対しては【堕呪 エアヴォ】(以降エアヴォ)や【絶望と反魂と滅殺の決断】(以降パークネス)、【飛翔龍5000VT】(以降5000VT)で処理することが多いです。

 しかし、5000VTは【キャディ・ビートル】(以降キャディ)を出されてしまうとキャストできず、パークネスは返しに【アーテル・ゴルギーニ】(以降アーテル)を合わせられると無駄打ちに終わってしまいます。

 その点エアヴォは【動悸の妖精/ド浮きの動悸】(以降動悸)やアプル2枚出し以外綺麗にアプルを処理できるのが優秀です。しかし、4マナと高コストなため奇数ターンで打つことが難しく、後手のときはプランに組み込みずらい印象です。

 その点カージグリは3コストなため5マナ時に2コストスペルとくっつき、無駄なく相手のアプルを処理できます。

 カージグリは青黒魔導具ミラーでも強いです。下に6枚敷いたドルスザクをバウンスすることで相手が墓地に魔導具を貯めるまでのラグを発生させることができます。基本的に2回カージグリを打てば2体以上ドルスザクが並ぶことがなくなるのでミラーで後手を捲りやすくなります。

 以上が無料部分です。以降有料となります。ここまでお読みいただきありがとうございます!



3.デッキリスト

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