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モジュール5 スキーマ療法の自己概念化

半年あたためてきた〈実践から内省への自己プログラム〉ワークブックに戻りましょう。ゆっくりモジュールひとつひとつ感想も込みで記録してます。

「モジュール5 スキーマ療法の自己概念化」ではP113-115にジュリア(28歳のセラピスト・クリニックと個人開業のオフィス2カ所で非常勤セラピストとして働く)の例が示されていて、年齢以外はとっても親近感の湧く設定(笑)

そして、P118にはペニー(50歳のセラピスト・結婚しており2人の子どもがいます)のモードマップの例があります。機能的なモードの欄に『中程度の「ヘルシーアダルトモード」/「幸せなチャイルドモード」はほとんどない』とあります。いや~、この部分を拝読しただけで目頭が熱くなってしまいます・・・その状態で自分のハッピーチャイルド育てしながら同時並行のリアル子育て。

ジュリアさんの事例には”「幸せなチャイルドモード」の行動”の欄がないのですが、P116-117の自分が書き込むための枠にはちゃんと入れてあり、訳注もついています。いや~、ココだいじです!さすがです。

さて、P120には「気づきと内省」のための質問があります。自己概念化を作成している際の自分の反応、どんな感情・身体感覚・思考に気がついたか。驚きや発見があったか・・・今回は身体感覚のことをもうちょっと深めたいと思います。

現在、月1のBOOKCLUBで『心理療法家の言葉の技術[第2版](P.L.ワクテル 著 杉原 保史 訳)』を読み進めています。

ちょうど昨日が8章だったのですが、P176に”治療的ダブルバインド”の一例が挙げられています。ダブルバインドというとベイトソンの二重拘束(メッセージとメタメッセージの矛盾による混乱・ストレスをもたらす)がまず浮かぶので、その前に治療的と着くのは???とひかっかっちゃいました。私の中ではスキーマ療法で大好きな「治療的再養育法(limited reparenting)」が代表選手なもので、”治療的”という表現にひっかかっただけかもしれないですが。。。

忘れないようにココの「ん?」の感覚を大切にしてみます。この感覚を身体感覚と言っていいのか、思考と言っていいのか、、、まぁ、分ける必要もないか。言ってみると身体感覚50:思考50みたいな感覚です。ジェンドリンのフェルトセンスですね。
引き続き次のモジュール以降も言語化できるときに挑戦してしてみる2022年にしたいと思っています。

まごころ感謝です!