草間弥生

画像1 草間弥生は、水玉を使った作品を作り続けることで、自らの人生を希少にした。 彼女の代名詞とも言える水玉模様は、彼女だけが扱える記号なのではない。 しかし、希有な人生を送る彼女が作ることによって、水玉に価値が生まれる。 芸術家の人生は、創作過程でもある。 例えば、日常生活のどこかに草間弥生の水玉カボチャを置いてみる。 次に、そのカボチャを取り除く。 すると、元の景色に物足りなさを感じるかもしれない。 ここに、芸術の存在価値が垣間見える。 芸術は、価値を見出す人々に、大きな意味を与える。

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