人生のほとんどをラジオから学んだ いや、今もそうだ
もうすぐ大好きな、あるラジオ番組が終わってしまう。
たぶん10年近く聴き続けていたと思う。
関西在住のボクにとって、その関東のラジオ番組との出会いはポッドキャストだった。
他に好きな関東のラジオ番組をポッドキャストで見つけていて、同じ局だから聴いてみて、はまったのだ。
数年後に始まった有料のラジコプレミアムに登録して、ポッドキャストでは聴けない無編集版を楽しんだりもした。
関西では聞くことのないラジオCMなども楽しかった。(ロピアとか)
聴きたいポッドキャストやラジオ番組が次第に増えていったので、スキップや倍速コントロールがほぼできないラジコは、時間が惜しくてやめてしまうことになったけど、それでもラジオクラウドやポッドキャスト、ユーチューブなどでその番組を聴き続けていた。
4月からどうすればいいのだろう。
思えばこんなにラジオを聴くのは高校の時以来かも。
当時は深夜ラジオ、関西人なので、もちろん「MBSヤングタウン」通称「ヤンタン」ですね。
たぶん、まだ続いていると思う。
今調べたら、1999-2021までは週末だけになっていたみたいだ。
そういう時代なのか。でも復活したということはラジオ回帰なのかな。
ボクが一番ヤンタンを聴いていた1980年頃のラインナップは以下でした。
月曜:笑福亭鶴瓶
火曜:オール阪神・巨人
水曜:原田伸郎(あのねのね)
木曜:笑福亭鶴光、角淳一
金曜:谷村新司(アリス)、ばんばひろふみ
土曜:明石家さんま
今や大御所ばかりですが、当時はバリバリ行け行けの若手芸人芸能人たちです。
鶴瓶さん・さんまさんは、全国進出前夜という頃でした。
最初の記憶では水曜が谷村新司さんだったはずです。とするとホームページのヤンタン年表によれば、ボクがラジオを聴き始めたのは小学5年生だったことになる。
うーん。ませているなあ。小5でAMラジオ。
そう、特に金曜ヤンタンは少し大人のエッチな世界を垣間聴かせてくれていました。ボクの性知識の大部分はチンペイさん(谷村さん)から得られていたのかも。
ヤンタンからは大人のエッチな世界だけでなく、お笑いセンスなども教えてもらったと思います。
よく関西人は吉本新喜劇をテレビで観て、お笑いセンスを磨いたなどと言われていますが、ヤンタンも一定の貢献をしていると思っています。
ヤンタン年表を見ていると、その後一流になった芸人・芸能人のスタートアップ時代が名を揃えています(ダウンタウンなど)。
演者側もラジオで鍛えられるそうです。
芸能人がラジオを1年以上続けられたら、その後食いっぱぐれがないと聞きます。
かの上岡龍太郎さんは、テレビよりラジオのほうが気合いを入れないといけないと言っていました。
「間」を空けずに、飽きられないことを喋り続けないといけないのがラジオです。
そして今のボクは、すっかりラジオ漬け(ポッドキャストやオーディオブックも)です。移動中はもちろん、ジム、ラン、家事、脳をそれほど使わない時はほとんど聴いています。
Bluetoothイヤホンは3台あって、充電切れや接続不良バックアップに備えているほどです。
聴かないと禁断症状が出るかもしれない。
もちろん今のボクのニュースソースはほとんどラジオです。
新聞テレビではニュースに触れません。
実はテレビよりもラジオの方が情報が濃いものになると言われていますが、ボクはそれを実感しています。
たまにテレビでニュースを観ると、ラジオよりかなり浅い印象を受けます。
映像が使える分、かえって不要な情報が多い気がします。ここでその家の間取りは必要かなあ、とかね。
街頭インタビューなどもイライラしてしまいます。局側が言って欲しい発言だけを切り取っているのは明らかですから。
そのあたりをVTRにまとめました、ってMCが言うとチャンネルは変えることにしています。それらしいBGMが流れるなか、印象操作映像を見せつけられてムカムカするだけなので。
グチが増えてきた。こんなことを書きたかった訳じゃなかった。
かと言って、内容のあることを書こうとはしていませんでしたが。
ただただ残念だ、ということでした。
どうか「にちてん」だけは終わりませんように。
あ。今週ないのか。寂しいな。それではまた。
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