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インスタグラマーと呼ばないで ―「よあけのたび2 」発刊に際する記録①



Instagramでモーニングの記憶を記録し始めて約 6年。2冊目となるモーニング巡りのエッセイ本をzineというかたちで発刊することができました。

最近はインスタグラマーと呼ばれることが増えましたが、わたしはそのつもりはありません。映えフードを求めていないし、フォロワー数は虚無の数字だと思っているからです。

元々食べることと旅することが大好きで、SNS がなかった子ども時代からインスタントカメラや携帯、デジカメなどで食べ物や散歩中の写真をよく撮っていました。そしてそれをノートやスケッチブックにスクラップして記録することも好きでした。 

大学に進学した頃からは喫茶店やカフェを巡ることが趣味となり、いつしか朝時間へ傾倒。巡り巡った朝ごはんの記録を残したくて何か良いメディアはないかと探していたところに出会ったのが Instagram。小さな写真がいっぱい並んでいる様子はまるで何かのコレクション。その使い勝手とデザイン性が気に入り、 今日に至っています。
 
この性質は切手やフィギュアを集める人たちと同じ。「よあけのたび 2」は Instagram を発端として生まれた本ですが、インスタグラマーではなく、モーニングをコレクションしている、朝偏愛のモーニングコレクターが作者なのです。 

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