子どもとの接し方【3歳編】

お子さんの誕生から早3年。
毎日できることがどんどん増えてくる頃ですね。


3歳になると基本的な生活習慣が身について、会話でのコミュニケーションがよりとれるようになってきます。

他にも、

・手先が器用になり、丸や線などの簡単な形を描ける。
・友達に関心をもち、一緒に遊ぶことを楽しむように♪
・記憶力が発達し、少し長い絵本を楽しめる。

などの成長が見られるといわれています。

また、感受性や想像力が豊かになることで、身近な人の気持ちを少しずつ理解するようになっていくでしょう。


◎接し方のポイントは?

お子さんの成長が嬉しい反面、ときどき「言葉づかい」が心配になることも。

新しいことをどんどん吸収するこの時期。

もしかしたら悪気なく使っていることもあるかもしれませんね。そんな時の対応を3つご紹介します。


①冷静に気持ちを伝えてみましょう
幼稚園や保育園に通い始めると、様々な人と関わります。もしかすると、その時に覚えた言葉を意味も分からず使っているかも。

「そんなこと言うなんて!」と驚いてしまいますが、ここは落ち着いて「そう言われると悲しいよ」など、言われたら相手はどう感じるか伝えましょう。



②理由を聞いてみましょう
乱暴な言葉を使われると思わずムッとしてしまいますが、「嫌なことがあったんだね。どうしたの?」と聞いてみましょう。

もし理由が分かったら、優しい言い方をアドバイスすると、次は上手に伝えられるかもしれませんね。



③おもしろがっているときは反応しないのも○
時には大人の反応がおもしろくて何度も言い続けることもあるでしょう。

注意してもなかなかやめない時は、反応しないのも一つの手です。おもしろくなくなって、言わなくなることもありますよ。 

子どもは日々たくさんのことを吸収し、成長していきます。ある程度は温かく見守りつつ、優しい言葉や気持ちの良い言葉づかいを伝えていきたいですね。



◎おすすめのあそび

3歳のお子さんにおもちゃを選ぶ際には「子どもが工夫したり、考えたりして遊ぶことができるか。」をポイントにしてみましょう。

遊び方が決まっているものよりも飽きずに楽しく遊ぶことができますよ。


〜ブロック〜

ゴールが決まっていないブロック遊び。

自由に表現することで、想像力や「どうやって作ろう。」と考える力が育まれます。一生懸命に作業することで集中力も高まりますよ。


〜タングラム〜

三角や四角などのピースを組み合わせて図形を作っていくタングラム。作る形は決まっていても、正解は一つではありません。

遊びの中で「どうやって組み合わせたらいいのかな。」と考える力が身につきます。

難易度もいろいろですが、完成した時の達成感は大きいでしょう。


〜対戦ゲーム〜

一人遊びが多かったころから友達との遊びが少しずつ増えていく3歳。

ボードゲームやカードゲームなどの人と関わりながら遊ぶ対戦ゲームもおすすめです。

遊びの中で「ルールを守る」「協力する」「我慢する」などを知ることができますよ。


〜お絵かき〜

何気ないお絵かきには子どもの成長につながるポイントがいっぱい。

手や指を使うことで脳が活性化されるのはもちろんですが、四角や丸などの図形でいろいろなものを表現することで物を観察する力が養われます。



いかがでしたか?
少しでも参考になりましたら嬉しいです♪最後までお読みいただきありがとうございました!

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