フォーマットなんていらねぇなとつくづく

 何かをお題に毎日続けていく一日一筆、もう2ヶ月半ほど続けてみて「必要のないこだわりは適当に取捨選択していこう」と思い至った。
 お題がなくても何かを書ける日はもうそれでいいんだ。人はそれをコラムでも小説でもなくエッセイと呼ぶね。

 友達と新宿で『鬼滅の刃 無限列車編』を観た後、吉祥寺でケーキ食べたりお散歩したりSUSHIを撮ったりしてきた。めちゃめちゃ1日を満喫した。
 その中で、互いに「人に対して無関心(フラット)である」ということで相互理解をした場面があった。
 共感性はありつつも関心や興味だけが0もしくは殆どの人間が僅かな数で固定されている。そこに通ずる人間はなかなかいないから楽だった。

「仲良い人と(人間的に)好きな人は違う」

 これは一つの決定的台詞なんだけど、これに肯ける人間って割と深刻な気がする。ようこそ深刻集落へ。仲良くしよう。

 人には優しい。それはおそらく常識と良心によるもので、それ以上の施しは僕の場合恩義や好意由来のもの。
 恋という展望台から見るこの優しさはまっこと厄介。人類皆平等に優しくしていることになる。

 過去の恋人にそう思われた際僕は常に「でも優しさとは別ですごい好きを降り注がせてるんだけどなぁ」とちょっと寂しくなっている。

 この機微、伝わらなくてもいいけど伝わったら嬉しいぜほんと。という今日の雑記。

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