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「今日の飯は〜〜、チキチキボーン！」
「お〜。おー？　チキチキボーンだけ？」
「これしかなかった」
「うーん謎ですね」
「母さんが昨日から体調崩してて、せめて今日の分ぐらいはって思って昨日スーパーで冷食を買いまくったんだよ」
「うん」
「たださ、ちょっとその、腹が減ってさ夜に」
「出たよ」
「食べちゃったよねチキチキボーン以外」
「そこまで食ったならチキチキボーンも食ってやれよ。泣いてるぞ」
「違うんだよこれは。結露なんだよこれ」
「いや見りゃわかる……結露？　なんで」
「解凍してんの」
「えーっと」
「なにその微妙な顔」
「全部の冷凍食品が自然解凍できるわけじゃないと思うんだけど」
「えっそうなの？」
「そうでしょ。どうせ一番安いやつでしょ」
「ど」
「『どうせとか言うなよ』じゃなくて、図星でしょ」
「図星です……」
「安かろう悪かろうってわけじゃないけど、安い分万能性には欠けるぜ」
「そうなのか〜、道理でさっき食った時しゃりしゃりしてたわ」
「そのしゃりしゃりで何かしらを異変を覚えるべきじゃない？」
「とりあえず飯に埋めとけば解決するかな」
「う〜ん、冷飯の完成だと思うけどお前はお前の思う様に生きていけばいいと思うよ」
「わーい」
「無邪気〜〜」