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1年弱FF14の戦闘コンテンツを遊んで思ったこと(前編)

・はじめに

はじめまして。FINAL FANTASY XIV、楽しんでますか?

 自分は昨年5月3日からこのゲームを始めてもう一年が経とうとしています。その間様々な戦闘を経験しました。その中で感じたこと、思ったこと、印象に残ったことを備忘録として残していこうかな、とnoteを始めてみました。

 なお性質上5.5までのネタバレを含みます。フリートライアル、または14円セールで買った人たちは今すぐブラウザバックしろ!こんな文章を読んでFF14をやった気になるな!自分だけのFF14をプレイしろ!

・白魔道士からスタート

 別に白魔をやりたかったわけじゃなくてヒーラーをやりたかったんですよ。でも最初から始めると幻術士への導線しか無いのどうにかなりませんかね?って最初思ってたんですが、後に使った学者と占星がめちゃめちゃ難しかったので仕方ないのかなぁと。
(後にレンジ、タンク、キャスの順に育てて理解したがFF14には難しい職と超難しい職しか存在しない。初心者も上級者も皆悩みながら自分のジョブを使っていることに気がついて相当楽になった)

・ストーンヴィジル 〜ヒーラーの基礎を知る〜

 身内のFCに所属しましたが貢物もIDへのお誘いもなく全部一人でのスタート、順調にIDを駆け抜けていきました。途中ストーンヴィジル2ボスであたふたしたことをFCメンバーに話したら、その人がソロで突入してギミックや動きの説明をしてくれました。
んであそこの大砲ギミック、タンク以外の3人なら別に誰が撃ってもいいんですけど、基本的にヒラの仕事だよ、とアドバイスをもらいまして、「え、皆のHP見ながら竜巻を避けつつ大砲選択せんといかんのか???」と無理難題を言われたようで大分ショックがでかかったなぁと。今思えばあそこそんなにヒラの仕事無いから当然ちゃ当然なんすよね。リジェネあるし。
それ以降、ヒーラーは「回復以外の暇な時間をどう有意義に消費するか」が大事なんだと思うように。今でもまだまだ判断ミスや時間の使い方が下手ですが、この頃から割と意識し始めるようになりました。
この辺の感覚はROのプリと一緒で、暇なら共闘ボーナスを入れるために素殴りやHLで一発殴るとか、回復tickの瞬間だけ座るとか、回復以外にやれることは沢山あったわけで、自分はすんなり受け入れられました。何より暇じゃつまらないじゃん。

・オーラムヴェイル 〜1人目の先生〜

んでメインシナリオの先を見るためのレベル50まであと少し、ってところでレベリングに詰まる。明日レベルレ行けば解決するけど早くレベル上げたい、とFCメンバーに話したら「オーラムヴェイルが適正ですね」と教えられて解放。
ちょっと予習しただけでも大分やばい言葉が羅列されていて内心ドキドキでCF入って挑みました。

 結果、3回全滅。
1.開幕敵を抱え過ぎてヒールが間に合わない
2.スイング
3.「タンクDPSが近くの実を食べれるように」遠くの実の近くに陣取ってメディカを唱えて届いてない

悔しかった。余りにも悔しかった。
そのことをFCメンバーに話したらレヴナンツトールに呼び出されて

・HotとDotはtickするタイミングが一緒だからDot中のリジェネは強い。
・そもそもリジェネの総回復量が高過ぎるからガンガン使おう
・でもヒールヘイトあるから特に雑魚戦では使うタイミングを考えよう
・メディカは意外と狭いから常にPTの中心にいよう
・コインカウンターは覚えろ

と大分みっちり詰まった講義を受けました。この時エオルゼアを旅して10日目です。始めたての人に大分詰め込むなぁ、と若干辟易してましたが、自分がある程度できる側に立った今だと「理解出来るから教えてくれた」ってことが分かるんですよね。そこそこ出来ると思われてたのが今だと嬉しい。14に限らずMMOでも格ゲーでも他人が関わるゲームで自分の長所や良くできた部分を自分で褒めて肯定出来ると園ゲームが長続きする気がします。

閑話休題。完璧にオーラム通してクリアできるまでメイン進めないという縛りを勝手に設けて、結局約5周しました。その頃にはすっかり楽しくなってましたね。後でも述べますがこの周回癖が後に随所に出て来て、それが上手くなる秘訣だったのかなぁと。

・外郭→魔導城。二度と行かない

 外郭はまぁ何事もなく終わったんですが問題は魔導城の方。エレベータの鍵を取り忘れて「すいらんさん(FF14の自キャラ名)鍵取った?」と聞かれて取ってないことに気付いて慌てて戻る。PTチャットで「待ってますよー。慌てずにー」と優しいフォローが入り、鍵を取ってエレベータ前に戻ると誰もいない

今思えばおそらく外国人が先行して仕方なくそれに付いていったんだろうな、と理解出来るんですが、あの時はそういうFF14の事情も知らないしPTリストのJEの判別も出来なかったし、めちゃめちゃ絶望しましたね。やらかした!って思いが余りにも大きすぎて、未だにメインルーレットは回せません。怖くて。

・スサノオ 〜2人目の先生〜

その後は色々あって紅蓮まで順調に進みます。色々ありました。
・真タイタンで重みを2回、ボムを1回踏んで悔しくて4回やり直す
・ラーヴァナで徹甲弾に轢き殺される
・ニーズヘッグで見えない重み踏んで死ぬのが悔しくて3回やり直す

…色々ありました。順調です。これだけタイタンとラーヴァナやって落ちなかったことは褒めてほしい。死んでもやり直せるけど落ちたらやり直せないですからね……

そして、紅蓮最初の討滅であるスサノオ。初回難なくクリア出来て、普通ならこれでおしまいです。ですが、このスサノオ戦、

「なにか楽しい」

んですよね。何よりBGMが楽しい。スサノオが言う通りまさに「祭」って感じの和の楽器と拍子、ウキウキします。
あとスサノオの言葉が1つ1つ痛快でして、特に大剣受け止めギミックを終えたあとの「凌いだかいや見事なり!」ってセリフが大好き。なんかこう敵に褒められると嬉しくなっちゃう性癖でも持ってるのかってくらい嬉しい。今まで敵に殺されかけたりお使いで仕方なくだったり仇討ちだったり後始末だったり仇討ちだったり仇討ちだったりした戦いが急に楽しくなりました。英雄に悲しい顔は似合わない。

肝心の戦闘部分でも今思えば戦闘の基礎、ロールの基礎が詰め込まれててこれまた動かしてて楽しい。開幕強攻撃だけ無詠唱なのが困ったけど(まだベニゾン覚えてない)最終的にはそこにケアルラをカウンターで合わせてました。今思えばテトラでよくね?となるんですが、その頃テトラの強さに気付かず…。

ともかくカウンターヒールの概念をここで覚えて、全体攻撃の詠唱のどのタイミングでメディカラを打てればイケメンになれるかを意識したり、GCDを無駄なく回せるように位置取りを工夫したり、移動時にエアロラ打ったり、大剣受け止め時に玉取りに行くSTにリジェネかけたり、STが玉取りに行かなかったら自分にリジェネかけてソラス打ちながら取りに行ったりetc...。とにかくこう、色々やりました。色々やるくらい通いました。

FF14のストーリーが楽しくなってたけど軽く戦闘がめんどくさくなってた時期に、戦闘が楽しいことを学べたのは間違いなくこのスサノオ先生のおかげだと思います。FCメンバーは早くストーリーを進めてほしかったみたいですが…

・オメガ 〜3人目の先生。人は左右が分からない〜

神竜もサクッと終わらせて次元の狭間へ。過去1テンションが上がってたのは間違いありません。FF14やってないのに4.2トレーラー見てケフカの声まだ覚えてますからね。

デルタシグマクリアして念願のオメガ戦。結論から言うと初戦闘は4-5回死にました。死因は全部波動砲2連続ヒットです。右舷波動砲からの左舷波動砲で無駄に避けて2連続で食らう、右舷右舷で動かす食らう、とにかく死んだ。余りにも何が起こってるか分からなくて悔しさすら湧き上がらずただただあ然としたのは覚えてます。

こうなると今までの文から予想が付くと思いますがアルファ3層ノックです。でも何度やっても経験則だけでは避けきれない。詠唱を見るのはコインカウンターで慣れてたので出来るけどその後どうするかが一瞬で判断できない。極めつけはMTがロケパン避けてオメガの頭をこっちに向けたまま波動砲詠唱開始されたときは手だけでなく頭も止まりました。世のタンクはすげーよ

今ツイート掘り返すとこいつマジでアルファ3層ずっとやってたんだな……。

まぁ単純に反復練習だけではどうにもならず、手書きでオメガの頭から右側が範囲であること、反転してもう1回であること、などを仕事中に頭に叩き込み、ノーミスノーデバフでクリアすることに成功しました。
それだけでなく、頭割りが来るからアサイラム先起き、ブラスターのためにSTベニゾン+エスナ準備、DPSチェック後2回めの頭割り後はこっちに頭を向けて波動砲を打つのでいつもと逆に避ける、などなど。いわゆる「タイムライン」の概念が自然と身に付いていました。同時にエンドコンテンツはギミック1つ1つを見てから対処するだけでなく、全体のタイムラインを覚えて先を見越して動いたりスキルを使うものだ、とその時FCメンに教えてもらったり。今思うと楽しくてぶん回してただけだけど、総ては無駄じゃなかったんだなぁ、と懐かしく思います。

あと曲がめちゃくちゃいいよね。escape。飽きるほど聞いた。譜面4回泥を見た気がする。1枚はロット勝ちして、2M弱で売れてネオイシュガルディアン装備一式を購入する資金になりました。そういう意味でもこの周回は無駄ではなかった。

・つづく

あまりにも長くなったのでここで一旦区切ります。次はティターニア戦、ハーデス戦、共鳴零式、再生零式、絶アルテマの予定です。このゲームの戦闘、楽しいね。


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