見出し画像

【数学】区分求積法

対象:理系数学III

今回は 区分求積法 のお話です
極限が定積分と一致する というアレですね
教科書にもあると思いますが 一応確認です


以上の2つをまとめると 結論として

板1枚の幅が$${\dfrac{1}{n}}$$,枚数が$${n}$$枚というところが重要です

しかし,枚数がちょっとずれている(有限枚)程度では 極限には影響が出ません
例えば2枚多かったとすると


2枚の差は無視できるということです
さらに有限枚の差なら,どんなに大きくても無視できるところが
無限の面白いところ
10万枚増やしても $${n\to \infty}$$ なら無視できます

$${n\to \infty}$$に対して 有限の値というのは無視できるんですね

ところが $$n$$枚増やして$${2n}$$枚になったのようなときには
話は変わってきます

板の幅が$${\dfrac{1}{n}}$$で$${2n}$$枚ですから
積分区間が$${[0,2]}$$となります
また,同じ$${n}$$枚であったとしても
スタートが違えば積分区間も変わってきますので注意

以上 区分求積法のお話でした



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?