本当に勝つ気あるの?

はじめに

こんにちは。めありんぬです。
バディファイトも来年で終わり。来年のWGP予選は出る予定がないので、このハンドルネームであいさつするのもこれが最後なんかなと思うと少ししんみりしたりもします。
(私が普段やっているMTGというゲームではハンドルネーム文化がなく、本名で大会に出ています。)

この記事を読んでいる人で僕のことを知らない人は少ないかと思いますが、軽く自己紹介をすると、数年前までバディファイトをやっていて今年3か月だけ復帰、今年のWGPで3位になったものです。
(めんどくさいアンチみたいな人もいるので揚げ足取られないように補足しておくと、僕自身がそこまで有名であるとは思っていませんが、この記事にたどり着くような人は大会結果も目を通しているから僕のことも知っているだろうという意味です。)
復帰後の調整録などはnote記事やツイキャスアーカイブにまとめてあるのでよかったらそちらも見てください。

認識の甘さ

さて、今回は何を話すつもりなのかというと、もうバディも終わるし取り繕わなくていいかなということで、最後に皆さんとの信頼関係をぶち壊そうかなと思っています。

具体的にどういうことかというと、競技プレイヤーを自称しているバディプレイヤー皆さんの認識の甘さと現実を突きつけたいと思います。
「やれることはやった」「めちゃくちゃ努力してるのに結果が出ない」「運が悪かった」僕が復帰した、たった3ヶ月の間で何度これらの発言を聞いたかわかりません。
はっきり言いますが僕が見ている限り、やれることはまだあるし、努力も足りてないし、運もそこまで悪くなかったです。
本稿ではプレイヤーとして大会に臨むうえで何をすべきか、何を考えるべきか、今まで皆さんが見てきた競技の世界がいかに狭いかを語っていきます。

本当に伝えたかった事

掴みのために導入ではこんな言い方をしましたが、僕の目的は決して皆さんに喧嘩を売ることでも、バカにすることでも、自分の努力自慢でもありません。
ただ、あなたが本当の意味で日本一を目指すなら対抗馬である僕らはこれくらいのことを考えて、これくらいのことをしているんだ。だからそれに勝つためには今のままじゃダメだ。ということを感じて一つステップアップするための糧にしてほしいと思っています。

カード界隈では昔からガチカジュ論争なんてものがありますが、別に僕はカジュアルにやりたい人に対して否定的な意見を持ち合わせていません。
むしろ肯定的であり、カジュアル層こそが本来の意味でカードゲームを楽しめているのではないかとすら思っています。

だから僕は全員が大会で勝ち抜くためにこれから語るようなことをするべきだとは思っていませんし、そうする必要もないでしょう。
好きだからという理由でカードを採用し、テーマを選んでもいいとおもいます。
ただ、その中で大会で勝ちたいと(ここでいう)ガチ側に足を踏み入れた人達に対しては、その程度で勝ちにこだわってると言えるのか?努力が足りているのか?という疑問を強く感じているという話です。

そもそもやれることは全部やったって何?

初っ端から飛ばしていきます。
「やれることはやった。」「僕にやれることはなかった、結果には満足している。」
は?なにそれ。なんでやれることはもうないってわかるんですか?あなたは神か何かですか?あなたがこの世で一番バディファイト上手いんですか?

驕らないでください。自信過剰が過ぎます。まずあなたはほぼ確実に選択肢を見落としています。やれることは他にもありました。
前提として、勝とうが負けようが反省のない試合など存在しません。
あなたのそのしょうもない自尊心を納得させるために全てをやりつくしたと思いたいのでしょうが、それがあなたが勝ち切れないプレイヤーになっている原因だと自覚してください。

まず自分がへたくそであり、常に何かを見落とし、ミスをしていることを自覚しましょう。
偉そうに語っている僕だって自分のことは上記のように評価しているし、勝った試合でも、ミスせずにできたと感じた試合でも、常にどこかミスをしていなかったかなと振り返り、反省をしています。

この記事では徹底的にヒール(悪役)側に徹することで伝えたいことをそのまま伝えようと思っているので、あえてこんな言い方をさせてもらいますが、

僕ですらミスをしているのに僕より下手なあなたがミスをしていないわけがありません。調子に乗らず、己の実力を自覚しましょう。

これにつきます。自信を持つことと驕ることは違います。
僕は今年のWGPに臨む際、正直かなり自信がある状態でした。
でも決して自分がミスをしないプレイヤーになれたとは思っていませんでした。人は誰しもミスをするものですからね。ただその中で、誰より"正解"に近い選択をできるように練習してきたという自負が自信に繋がっていました。

自信を持つことはむしろ良いことです。反省をする心は持ち続けなくてはいけませんが、自信がないと対戦中にプレイがぶれてしまう時がありますよね。
自信を持てるだけ練習していれば、試合中もあれだけ練習したんだから大丈夫だと変に迷わずに済みます。
本当にそれでよかったのかを悩むのは試合の後でもいいとおもいます。そうやって少しずつ上手くのが競技に臨むプレイヤーのあるべき姿だと思っています。

練習と遊びを混同するな

「めちゃくちゃ練習してるのに結果が出ない」
これを言う人は大抵、大した"練習"をしていません。
まず前提として、楽しむために・面白いから、という動機で好きなデッキを使い、試合後の振り返りもせずまた次の対戦に移ってへらへらすることを練習とは呼びません。
めちゃくちゃ練習した、のではなく、沢山の時間を浪費して練習せずに遊んでた、が正しいです。

例えば4人で調整に集まった時、皆さんはどう練習をするでしょうか。
大抵の人たちは2人組になり、対戦卓を2卓作るのではないでしょうか。
僕の場合は1卓が対戦して残りの二人は観戦。自分の思い描いたプレイと違った選択を取った際に対戦を止め、みんなでどちらの選択肢が正しかったのかを検討するようにしています。

基本的にプレイしている本人は視野が狭くなってしまうものなので、誰かに見てもらって意見をもらうのが好ましいでしょう。
そもそも誰かに意見もらわずに上手くなれるなら一人回ししてるだけでいいし、あなたが一人回しだけで上手くなれる逸材ならもう既に勝てるようになってるはずです。あなたがそう言った逸材ではなく、せっかく付き合ってくれる人がいるのなら、なぜその機会を無駄にするのでしょうか。

待っているのが暇だから。見ているのがつまらないから。趣味なのに楽しくない時間があるのは嫌だ。
そんなことは勝つための練習には全く関係のない話です。
この辺の自分の感情を優先してしまうところから、練習と遊びを混同させているのがわかりますよね。

練習中に2択の選択肢が現れた時、皆さんは何を考えてどちらを選びますか?
・リスクがあるけど相手の手札に〇〇がなかった時に勝てる選択肢A?
・相手が〇〇を持ってた時でもそれなりの結果になる代わりに即勝ちにはならない選択肢B?

リスクを取って選択肢Aを選び、リスクに勝ち対戦に勝利した場合そこからどんな反省・振り返りをしていますか?

ここで「っしゃ!勝った~!〇〇持ってなかったのかよー!」で終わるのが遊びです。
練習というのは、
・ここで選択肢Bを取ったらどういう結末になっていたのかを考える
・デッキに入っているカードそれぞれを引く確率の計算をし、○○だけでなく××を相手が持っていたパターンまで検討し理論的に正しかった方を検討する
・さらに練習を繰り返し、もう一度似たシチュエーションに出くわし、先ほど選ばなかった方の選択肢を選んでみて検証する

ここまでやるのが練習です。

練習の意味をはき違えないでください。そのうえでもう一度己に問いかけてみてください。
あなたが今までやっていたのは練習ですか?本当にめちゃくちゃ練習したと言えますか?やれることは他になかったですか?運は悪かったですか?

ちなみに超余談ですが、私が50枚デッキにこだわる理由はここで検討した際に必ず余分に増やした山札がノイズになるからです。
分岐点で○○が何%で引けるからこっち、という風に選択をするのですが、山札が増えれば増えるほど期待値は下がり、ドローのランダム性が上がります。
こういったシチュエーションでぶれの少ないプレイをするためにも常に望むカードの期待値を高めたくて極力50枚になるようにしています。

反対に似たような役割のカードが沢山入っている場合はその通りではありません。
どういうことかというと、例えばLO黒竜です。
これは破壊されるカードと破壊するカードの比率が50枚時と変わらなければ引く確率も変わらないのである程度までなら山札を増やせます。
しかし、ガルガのファイターズハイなどは代替のカードがないので山札を増やすとそれだけドローの質が濁りプレイもブレていきますよね。
これも理屈で理解していれば自分で判断できるようになっていくはずです。
僕はこういう考えで頑なに50枚にこだわっているという話でした。

当たり前の話。~練習量が多いほうが上手くなる~

例えば、たまの休日に月一で集まるだけの草野球チームが甲子園優勝したチームと対戦するとして、あなたは草野球チームが勝つと思いますか?
思わないですよね?これは当たり前の話で、練習量が全く違いますから誰でも想像がつくと思います。

そうなんですよ。カードゲームも同じで努力した方が上手くなるに決まっているんです。
高校球児はお金なんてもらってないけど時にはプライベートの時間を削って練習をしますよね。それが勝負の世界というものです。
勝ちたいという思いが強く、練習をする意思がある人は自分にもっとできることはないか模索し、さらに練習を積み重ねています。

こうやって別のことに例えるとみんな納得できるのに、ことカードゲームになると「お金もらってるわけでもないのにそこまでできない」「所詮趣味だし」と訳の分からない言い訳をする人がたくさん出てきます。
序盤にも言いましたが、カジュアルにやることは否定しません。だからみんながそこまでの熱量でやる必要はないですが、上記のような言い訳をしておきながら「自分はガチ勢だ」「本気で取り組んでいる」「なぜか勝てなくて悔しい」と言っている人を見ると全く理解ができないし、若干の苛立ちすら覚えます。

あなたが言っているのは月一しか練習しない草野球チームに所属しているけどプロ野球チームにも勝てるようになりたい、くらいの暴論だということをわかってください。
だってあなたは少なくとも僕を倒さないと日本一にはなれないわけです。で、対するその僕はこんな言い訳なんかしないし、仕事と睡眠以外の時間のほとんどを上達に繋がる何かしらの時間にあてているんです。(これは大会シーズンのみでオフシーズンは普通にプライベートの時間を作っていますが。)

あなたがどんなに言い訳するのも勝手ですが、対戦相手である僕らはその間も上達していくわけですからどんどん実力差がついていくだけですよね。
下記の項目でも話しますが、この大会で勝つと決めたらその大会が終わるまで僕は他のゲームを一切やりませんし、ソシャゲもやりません。
だってそのゲームをやる時間で練習したいから。通勤時間も動画を見たり、デッキリストを考えたり、自分の考えを言語化して思考をクリアにする作業をしています。
あなたがポチポチとソシャゲのデイリークエストを消化する時間も上達するために使っている人がいて、あなたがゲートルーラーやデジカやボードゲーム、家庭用ゲーム機をやっている時間もバディの調整をしている人がいることを忘れないでください。
僕はそれだけやっていても今年のWGPが終わった時に「やれることは全部やった」「結果には満足している」「しょうがなかった」とは微塵も思えませんでした。
あなたは自分の取り組みのどの辺に納得・満足できたのでしょうか。
本気で大会を勝つために取り組むっていったい何なんでしょうね。

自分にやれること

上の項目の続きです。
僕は大会に向けて練習をしている期間は他の趣味やゲームは全て中断します。(だからそもそもソシャゲは相当なことがない限り始めないようにしています)
何度も言いますが、みんなにそうしろ、と言っているわけではありません。ただそこまでしてでも時間を多くとって練習しようとする人が対戦相手だと覚えておいてください、ということです。

例えば、通勤時間の有効活用はかなりおすすめです。
対戦動画を観て自分ならどうするか、自分の考えた選択肢を取っていたら試合はどう変わっていたのかを検討するのは簡単かつ効率的に成長できます。
プレイが良くないと言われたりもしている公式動画ですら直近3年分は全て観ました。
「プレイが良くない!」だけが感想になってしまうと本当にただ時間を無駄にしただけになってしまいます。
・なんで動画でやったプレイは良くないのか
・自分ならどうするのか
・自分の選んだ選択肢だと何がどう変わって、どう作用して、ゲーム展開がどうかわっていくのか

を考えましょう。

上記の思考の言語化は非常に重要です。
僕が目にしたバディのブログで、こっちのが勝率良かったからおすすめです!、こっちのが強いです!、みたいな記述をいくつか見かけましたが、こういうことを繰り返していると成長しないのでやめましょう。
何で勝率がよくなったのか、なぜどういった理由でこっちのが強いのか、がわからないと意味がありません。
理屈で理解しないと使うデッキを変えた時にそのロジックを流用できません。

例えば極ガルガの構築で最終的に恩寵を3枚にするのがベストだと結論が出たとしましょう。
それがなぜなのかを理解していないと、もっと恩寵が少なくていいレヴァンティンや反対にもっと必要なゾディアックでも3枚にしてしまったりします。
・センターにモンスターを移動させるので恩寵が強く使える
・後手でも強いので先攻1キルを耐えたい
・でもファイターズハイという最強の受け札があるので過剰な受け札はフラッドの元になる

という理屈で考えていれば、そう安易な失敗はせずに済むでしょう。
これに気付けないのは、普段の"練習"という名の"遊び"の際に、なんとなく恩寵増やしてみてなんとなく勝率上がった気がしたからそのままにしているせいです。

上下関係を作るな。~脱"教えてもらう"~

あなたの周りにはバディを教えてくれる人がいますか?
教えてくれている人は大切にした方がいいです。そういう出会いはそうそうないですからね。
教えも真摯に受け入れる必要があります。

ただそこで上下関係を作らないでください。
教えを受け入れる必要はありますが、鵜呑みにする必要はありません。
まず、本当に正しいのかきちんと自分の言葉に置き換えて飲み込む必要があります。

僕も一度やめる前にバディをプレイしていた頃は高校生でした。
その頃かんずめさんとあみゅるさんという社会人の二人に良くしてもらい、プレイも教えてもらったしカードも沢山貸してもらったし、ご飯代を出してもらったこともありました。学生の頃はお金も知識もないですしね。
そういうプレイ外のところでお世話になっていくと、なんだか上下関係ができてきますよね。
プレイの意見が割れてもなんだか自分より二人の方が正しいんじゃないかと思えた時期もありました。
だから皆さんが同じ落とし穴にはまってしまうのも理解できます。

ただ、こう考えてみてください。
自分の目標はなんなのかと、日本で一番強いプレイヤーになることなんじゃないのかと。
教えをただトレースしているだけだとどんなに良くてもそのメンターと同等かそれ以下にしかなりませんよね。
仮にあなたに教えてくれている人がこの世で一番うまかったとしても、あなたのスタンスの先にあるのは2番目に上手いプレイヤーという未来だけです。
でもあなたは一番になりたいんですよね?ではどこかでメンターを超えなくてはいけない日が来ます。

教えは考え方の一つとして受け入れつつも、それが本当に正しいのか、それよりいい選択がないのかは常に考え続けてください。
ぺこぺこして鵜呑みをしているだけのプレイヤーが勝ち切ることはありません。
普段お世話になっていることと、カードゲーム上のロジックは別だと切り離して考えてください。

反対にあなたが面倒を見てあげている大人だとしたら、それを許してあげてください。
大人の余裕をもって成長の機会を摘まないであげてください。
また、大人のあなた自身がうまくなりたいなら跳ね返ってきた反論意見を糧にしてあなた自身も成長すればいいだけです。
あなた自身が越えられない壁になればいいだけです。
だから教えることもやめないであげてほしいし、カードの話をしているときは普段お世話してあげてることを引き合いに出さないで、圧をかけないであげてください。

逆に上で話題に出した、当時クソガキだった私にフランクに接しつつも面倒を見てくれて、僕の意見を対等に扱ってくれた二人には感謝してもしきれません。
今のカードゲーマーとしての自分があるのは彼らのおかげだと思っています。
この場を使って感謝申し上げます。ありがとうございました。
ま、今は僕のが上手いと思ってるけどね。

でも冗談じゃなくて本当にこういうことなんですよ。
教えてくれている現状に感謝しながら常に寝首をかけるように、大会で当たったら自分が絶対に勝つという気概を忘れないでください。

頑張るの尺度

練習と遊びの話に似ています。
何をもって頑張っているとするかについてです。
多分みんなは長時間バディファイトで"遊んでいる"ことを頑張っていると言っているんだと思います。
そもそもカードゲームは時間をかければいいというもんじゃないです。
時間かけただけ上手くなるならただの暇人選手権になりますからね。

何も考えずに100時間フリープレイで遊んでいた人と10時間理論立てて考えた人では恐らく後者の方が上手いプレイヤーになると思います。
"頑張る""努力"の意味をはき違えていると頑張っているのに報われない、とどんどん嫌な気持ちになっていって悪循環に陥りますよね。

どうせ100時間フリープレイにさけるだけのリソースがあるならその質を見直しましょう。
無駄に時間を過ごして、これだけやったのに報われない、と思うのは誰も得しないですよ。

参考までに、今年の僕の一日のスケジュール

抽象的な話ばかりされても具体的にどれくらいやればいいかわからないよ、という方のために僕が復帰してからファイナルステージに出るまで行っていた調整時の平日一日のスケジュールを教えておきます。
前提として僕には数年単位のブランクがあったので、皆さんがこれと同じだけやる必要があるかは不明です。
少なくとも僕が断言できることではないのでここまでの話を受けて、自分で考えてみてください。

こんな状況なので、在宅勤務が主なのですが、時折出社して仕事もしているのでここでは出社時でかつ定時退社できた場合のスケジュールを書き出します。

06:30 起床
10:00 出社
19:00 退勤
20:00 池袋へ移動。ばなおさん達と調整会
23:00 調整会解散
00:00 帰宅
01:30 風呂や夕飯など
01:30~04:00 or 05:00 一人回しやデッキの調整。各種確率の計算、記事の執筆、動画視聴、メタゲーム推測など。池袋での調整で感覚的に捉えた部分の言語化。
04:00~05:00頃 就寝
はじめにもどる(翌日が在宅勤務だともう少し寝られる)

以前の記事でも書きましたが僕は今年の1stステージの前日に復帰をしたので、その日からファイナルステージの日まで3か月ほど基本的にはこのスケジュールで過ごしていました。
基本的に僕はオフシーズンの休日は長くて20時間近く寝る超ロングスリーパーなので、ぶっちゃけキツイっちゃキツイのですが、大会で勝つためには背に腹は代えられないということで、こんな感じのスケジュールをこなしていました。

くどいほど何度も言いますが、これをやれとは言ってませんし寝てない自慢をしているつもりもありません。
ただ、今年ある程度の結果を残した人間がどれくらい練習していたのかを知ることで、来年に向けてどれくらい練習するべきかの参考にしてもらいたくて書き出しました。

僕は来年出る予定はありませんが、もし出るならまた同じくらい練習します。
その時に皆さんはこれくらい練習してきた僕に勝つ必要があるんですよ、って話です。

総括

今回の記事にはデッキリストやデッキの回し方は一つも書いていません。
それはそんなものを書いてもみんなは上手くならないから。
きっと僕のコスモマンのリストを完コピしてもみんなは勝てるようにならないんです。だから書いても無駄なので書いてません。

勝てない理由はデッキリストが悪いとか、小テクを知らないからなんかじゃなくてもっと根本的なところにあります。
そんな話をしたくて本稿をまとめました。
カジュアルに楽しみたい人からしたら不快に感じるでしょう。
そういう人には申し訳ないと思いつつ、今回の記事はターゲットじゃなかったと許してください。

あえて厭味ったらしい言い方をしてみたりもしたけど、僕が本当に伝えたかったことが伝わっていたらいいなと思っています。
みなさんが来年のWGPを悔いなく終われますように。

なんていって、沢山頑張っても優勝できなかったら悔いが残るし、全員が悔いなく終われないことなんて僕が身をもって今年感じているんですけどね。
でも少なくとも、頑張ってよかったなとは思えています。
みなさんもより納得できる形でバディファイトを締めくくれるように。

はちゃめちゃに長くなったし、画像も差し込んでないし、面白い話もしてないし、デッキリストもない記事だったけど、最後まで見てくださってありがとうございました。
頑張ってね。

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