コラム1:ようこそ「社長と魔法のランプ」へ
この連載について「社長と魔法のランプ」は中小企業でよく見かける風景、つまり「中小企業あるある」を描いた漫画と解説コラムで、楽しみながら経営のヒントを学べることを狙いとしています。
登場人物最初のコマで頭をかかえているのは、荒仁(あらひとし、あだ名はアラジン)35歳。年商20億円ほどの機械メーカーを経営していた父が急死して、社長になってまだ1か月です。仁は、これまで東京の電機メーカーの営業職だったので、経営のことは皆目わかりません。そんな仁に、幹部たちはそっぽを向いています。