App Store Connect のアプリの審査が酷過ぎる件

大福帳アプリのクラッシュログが届いたので、修正版を App Store Connect に申請した。アプリのバイナリ提出のみでスクリーンショットなどは差し替えなし。ところが、iPad のスクリーンショットがガイドライン 2.3.3 違反として、アプリがリジェクトされた。ガイドライン 2.3.3 は、以下のとおりである。

2.3.3 スクリーンショットは、単なるタイトル画面、ログインページ、スプラッシュ画面ではなく、Appにおける実際の画面を写したものである必要があります。文字や画像のオーバーレイ(タッチポイントのアニメーションやApple Pencilでの入力方法の実演など)や、Touch Barなどのデバイス機能への対応を示す画像を用いることもできます。

そもそもリリース当初からスクリーンショットを差し替えず、何度もアプリのアップデートをして来た。それが突然、今回、ガイドライン違反としてリジェクトされた。あまりにも理不尽なので抗議したが、2.3.3 違反であるとだけ通知されてリジェクトになる。App Store Connect の審査員の質はかなりブレ幅が大きいけど、今回は群を抜いてひどい審査員に当たった。

スクリーンショットのどこが問題か具体的な箇所を教えて欲しいと言っても、2.3.3 違反のテンプレート回答しか返ってこない。経験上、問題解決センター経由で異義申し立てして、最初と同じテンプレート回答しか返さない審査員は、思考停止している(抗議内容を理解するつもりもない)ので抗議で覆すことはできない。

このような場合は潔く諦めて、ブログなどに不満を記述して、怒りを発散するしかない。今回はスクリーンショットが原因でリジェクトされたので、適当なスクリーンショットに差し替えて申請すれば良い。アップデート内容が緊急の場合は、バカな審査員の相手をするより、時間を優先して妥協するのが無難である。

それと、こちらも拙い英語で抗議しているので、正しく意図が伝わっていない可能性もある。でも、申請して一度も App Store に公開できなかったアプリもあるので、おかしな審査員は一定数は居ると思う。あと、問題解決センター経由で解決するのは、リジェクトされたアプリの半分くらい。英語版ありのアプリよりも、日本国内限定の日本語のみのアプリのリジェクト率が高い。審査員が日本語を理解できないからなのかな。

さて、以下がリジェクト対象となったスクリーンショットである。iPad 用のスクリーンショット全部がダメらしい。もう、App Store では見れなくなったので、ここに残しておく。具体的な指摘もせずガイドライン違反でリジェクトされたので、以下のスクリーンショットの何がダメなのかさっぱり分からない。

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この記事を執筆中にアプリが承認された。とりあえず、そこそこ致命的なクラッシュ問題の解決版をリリースできたので良かった。現在の App Store のスクリーンショットは、バカな審査員対策用なので、本来のスクリーンショットは、この記事を参照して欲しい。今現在の iPad 用 App Store のスクリーンショットの方がユーザのためになるとは思わないが、審査は通るんだよね。やはり、今回の App Store Connect の審査員はおかしい。

2021年5月4日追記。大福帳2 v2.2.4 の申請時に iPad のスクリーンショットを最初の画像に差し替えたら、問題なく審査が通った。やはり、前回の審査員が特におかしかっただけなのかも。

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