【レイキの教義五戒 ③怒るな】
前回は教義五戒のうち「今日だけは」についての解釈として
過去や未来に囚われることなく「一瞬一瞬を大切に」
ということをお伝えしました。
今回も引き続き、教義五戒のお話をしていきます😊
【まずはおさらい】
教義五戒とは「生き方そのものを変えるための非常に有効な指針」として、日本伝統式レイキに携わる人々が守り、実践してきた教えとなります。
その内容は
「招福の秘法 万病の霊薬」
今日だけは
怒るな
心配すな
感謝して
業を励め
人に親切に
となります。この一つひとつを細かく見ていきましょう✨
【過去に囚われると怒りが湧く】
人は何かに怒りを感じる時、『過去』について思い浮かべています。
過去に起こった出来事に対して「どうしてこうなんだ😡」という具合にとらわれてしまっているのです。
過去とは『今』から見れば通り過ぎたもの、すでに存在していないものであり、いわば「幻」です。
その幻に意識を囚われているうちは、例えば目の前に美しい景色やあっても気づかすに通り過ぎてしまうもの。
自分のことで頭の中がいっぱいになり、誰かが側で落ち込んでいても気づかないものなのです😔
つまり、過去を見て怒りにとらわれているうちは『今ここ』に意識がないのです。
怒りに囚われていると手に力が入って握り拳になり、「手を開く」=「手当てをする穏やかな気持ちになる」ことができません。
それどころか呼吸を荒くして乱し、血圧を上げ、自らの身体をも痛めつけてしまうのです😢
【思い込みをチェックする】
だからこそ、もし自分の怒りに気づいたら「自分の思い込み」にとらわれていないかをチェックしてみましょう。
人の数だけ正しさや価値観、あるいは言い分がある以上「自分が正しく、相手が間違っている」という考えは思い込みに過ぎないことに気づけば、
「あれ、もしかしたら違うのかも😯」
となり、謙虚さを取り戻すことができます。そして謙虚さを取り戻せた時、怒りを手放せます。
そして「自分の『枠』に囚われている自分」に気づくことが大切です😊
「怒るな」とは「過去に囚われずに『今ここ』を意識せよ」という意味だと考えられますね☺️