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脳梗塞は貴重な体験でした。

こんにちは。遊と申します。

元マジックバーコットンのマジシャンです。

私事で恐縮ですが。

昨年9月に脳梗塞で倒れ、1年と1ヶ月が過ぎました。

詰まった場所は脳幹という部分で、入院時は脳死の可能性もあり、入院してから一週間は症状が進むのが怖くて、今はもう大丈夫だとは頭でわかってるつもりですが、いまだに頭がふらつくと、恥ずかしながら、その時の恐怖が襲って来ます。

今、後遺症は右半身の軽い痺れと、体幹損傷、一番心配していた言語障害は、ほとんど感じられない程に回復しました。

週5日、1日5時間程は身体を使って仕事も出来るし、マジックも問題無く出来ます。

人間誰しも死にたくないとは思っているのでしょうが、今、冷静になって考えると、自分自身の死が目前に感じられる状況になって、初めてリアルにその恐怖を体験した事は、貴重な体験でした。

後遺症が微妙である事の弊害などもあることはありますが、脳死の恐怖に比べたら、たいしたことはありません。その恐怖を体験出来たのはラッキーだったと思ってます。(出来ればもう味わいたくありませんが)

現在、後遺症という内側からの問題と、コロナ禍という外側からの問題で、生きづらいのは確かですが、今出来る事はやりたい。

なので、自分の手品の作品をnoteで販売する事にしました。

これを期に、新しい手品も考えていきたいし、演者としても続けていきたいですね。

そういう訳で、生真面目過ぎる僕は、週2で昼、週3で夜の仕事もやりながら、手品の時間を少しずつ増やしていきますので、今後、作品共々、お見知りおきをよろしくお願いします。

マジシャン遊

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