ことわざから投稿するシリーズ① 「一寸の光陰軽んずべからず」
「少年老い易く学成り難し」に続く言葉であるが最近この言葉の意味が重く身に沁みる。
「わずかな時間であっても、決して無駄にしてはならないということ。」
人が歳を取り、老化・劣化・弱体化するのは残念ながら驚く程速い。
やりたい事があっても体力的に追いつかない、頭の回転も年々悪くなり文章も思い浮かばない、書けない。
ふとした事も直ぐに忘れてしまい、それを思い出す事が困難になっていく。
人は誰しも歳を重ね「老い」て行くもの。
それは万物の理。避ける事は決して叶わない。
老いる事など怖くない。
だが
「もう歳だから」「若くないから」と
聞き慣れたありふれた言い訳を並べ飾り立て、心に鍵を掛け
これからの可能性を自ら遮断してしまう。
そんな「心」が「老いる」事が怖いのだ。
流れなくば水は
澱みやがて腐っていく。
心は水の流れと同様。
心が老いることなかれ。
一寸の光陰を軽んじることなかれ。
今日一日の私の動きに無駄はなかったか?
有効に有益に悔いなく一日を過ごせたか?
如何なる事に対してもいい訳はしなかったか?
嘘偽り無く正直であったか?
自問自答から始めてみる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?