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2020年を生きる君に。


木野さんからのバトンを受けて、
Ingress & Wayfarer Advent Calendar 2020」の12月10日分は、
わたくしマジカルソーンがお送りします。
そして明日は、arau3さんへのバトンです。

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https://adventar.org/calendars/5485



■はじめに


今日は12月10日ということで、クリスマスイブのちょうど2週間前。
そろそろシュトーレンを切り分けてクリスマスまでの日を
指折り数えている方もおられるのではないでしょうか。
シュトーレンも日本に受け入れられてきた感がありますよね。
ハイアット リージェンシー 東京のベッケライ シュトレンも
気になって一度はお試しで……と思うのですが、ついついいつも同じお店のものを選択してしまいます。


わたくしここ十年ほどで一番のお勧めは、千葉県にあるパン屋さんのシュトーレンです。競争率が高くなってしまうと困るけれど、よいお店はついひとに教えたくなったりしません?
ということで、どうぞ。こちらのお店です。
千葉県千葉市若葉区小倉台にあるパン・フランキーさん。

パン・フランキーさんのクリスト シュトレンがお気に入りなんです。

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さて、いきなりシュトーレンの話から始まってしまいましたが、
いまはまだ遠方への旅行や買い物に行くにも気をつかう日々が続いていることと思います。
そう、第三波がやってきているとも言われる新型コロナウィルス感染症のためです。地元の繁華街では窓の外からマスク無しで宴会しているサラリーマンたちや駅前ではマスク無しで集団で密になって騒いでいる若者たちがいたりしてぎょっとしますが、他人のことはそう変えられませんから、
我々は自衛するほかないですね……。

■振り分けてゆく、ちから


他の方もアドベントカレンダーで既に触れているとは思いますが、
この2020年は世界的に新型コロナウィルス感染症が蔓延し、生活環境がそれまでと一変しました。皆さんも実感されていることでしょう。
ここで詳しく例を挙げるまでもありませんが、コロナ禍前の世界とは過ごし方が異なるのは、皆さん一人ひとりが感じておられることと思います。
我々が親しんでいるingressの世界、Niantic社の動きにもそれは影響し、ご存じのとおりアノマリーやミッションデイが延期され現在に至っています。
(その代わり、ドローン機能の実装などがありましたけれど。)

ここで少し時間を戻してわたくし個人の話をしますと、
2019年は初めてミッションデーに参加し、アノマリーも体験し、群馬県の一地方都市で夜な夜なトレッカーのために一日16km歩いたり(ああっ、ヘンタイだとか珍獣だとか指差して石を投げてはいけません!)、

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市街地で小さなCFを作るだけだったわたくしが、「外」へ向けて目を開いた年でした。いったん外から物を見てみると、面白いですよ、
それまで遊んでいた自分の町のことが気になりだします。
「内へ向かう視点」が生まれます。

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それまではなるべく主張せず、目立たないようにばかりしていて、エージェント人口が多いと思われる都心の人たちともあまり関りを持たず、わたくしはGoogle+などで情報を得ることも発信することもほぼせずに過ごしていました。(ですからMD武蔵嵐山で友人にFumiさんや川島さんのことを教えていただくまで、恥ずかしながらどんな方たちがNianticに在籍していて、ingressを作り出しているのかお名前もお顔も、まったく知らなかったんですよ。スミマセン。)
でも、「外」へ向けて目を開き「内」を見るようになったあとは、変わりました。極力我を出さず目立たないように地元でチマチマと遊んでいたわたくしのingress生活が変わりました。


「もっと情報を発信してもいいんじゃない?」「距離は離れていても、地元以外の誰かと交流を持ったっていいんじゃない?」
「Ingressや、それに関することで地元にある郷土資料をわかりやすく他の人に伝えたっていいんじゃない?」
「うちの地元のこと、Ingressを絡めて
世界へ発信したっていいじゃな~~~い!!」


と、まぁこのようにトントントンと思考は飛躍していきます。
そこからは早かったですよ。
自分が持てるちからをプライベートに影響がない範囲でなし得る限り、「Ingressをプレイすることは、楽しいんだよ」と周囲へ伝える方向へと振り分けてゆく……。
そんなこんなで、それまで以上に地元の仲間と話し合い、
離れた場所の方と親交を結び、ああこれって中学生の時分にペンパルを作って青森や愛知、四国や長野など遠方の方と文通していたのと近い感覚だわあ、なんて思ったり。(今の人は、ペンパルなんて知らないかな?)

あれやこれやと動いているうちに海の向こうで何やら新たなウィルスの脅威があるらしいと聞こえはじめ、本年2020年に突入。
「え? え? えー?」と思う間に、あっという間に日本へも新型コロナウィルス感染症の脅威が及び、いまだに猛威を振るっているこの状況へと突入したのでした。


■そして、「非公式ingressかるた(ver.2020)」へ

緊急事態宣言の話がではじめ、先行きが見えなかった2020年の4月。
ニュース番組などで過大なストレスを抱える人たちのことが報じられはじめ、インターネット上でも囁かれはじめていました。
ingress界隈のTwitterなどでも度々目にしたことがあったように思います。
その不安やストレスは自分自身も感じていました。
新型コロナウィルス感染症によって普段どおりの生活が送れない不便さ。
離れて住む肉親へも会いにゆけないもどかしさ。辛さ。
健康や、仕事など将来への不安。
そうした負の感情が自分のなかにわきおこることがありました。
ゆっくりと、真綿で首を絞められるかのような重圧。わたくし自身、鬱屈とした気持ちになることもありました。
常に感じていたわけではありませんが、そんなふうに気が塞いでしまうこともありました。
けれど、ずっとそれではいけない。
家庭のなかで、ふっと笑うことができればいいよね。
あっはっは、と大声を出して笑うことができれば、なおいいよね。
自分だけじゃなくて、自分の身近な人たちや、
そうだTwitterでも目にした全国に住むingressに親しんでいるエージェントの仲間たちにもね、笑ってほしいよね。ストレスを吹き飛ばしてほしいよね。負けないでほしい、このコロナ禍の渦中のいま感じている重圧に。

はじめは、もうちょっと気軽な理由だったんですが、
あの「非公式ingressかるた(ver.2020)」を作り始めようと決意し、告知した頃にはそんな思いを抱くようになっていました。

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そして、「非公式ingressかるた(ver.2020)」が世に出ることになります。
自分が持てるちからを、友人たちのちからをお借りして
楽しいことはこうだよと、ストレスを吹き飛ばして遊んでみてね……と
振り分けたちから。
それが結実したものが、「非公式ingressかるた(ver.2020)」でした。
2020年のわたくしとingressの関わり合いを物語るうえでは外せないことがらです。
(なんどかわたくしのnoteを目にしたことがある方には、また同じことを言っているなと思われるかもしれませんが。敢えてお伝えしてみました。)

ありがたかったのは、「非公式ingressかるた(ver.2020)」を制作するうえでNiantic社の山崎氏に質問したとき快くOKとお返事をいただけたことです。brian rose氏にも、また。

Nianticという会社は、Swagと呼ばれるアイテムを我々ユーザーが創造することを推奨しています。
この一点だけを取り上げても、稀有な姿勢を持つ会社だと思います。
我々の身近にSwagがありすぎるせいで鈍感になっていますが、普通ひとつの企業がこんなにおおらかなことは無いことですよ。
(もちろん、「Nianticサービス利用規約」に示されているように一定のルールは厳然として存在しています。)


■「かるたは販売しちゃえば?」「いや・・・・・・」


(次からは、少し話があっちにいったりこっちにいったりもしますが、
感じていることを続けて書いてみます。)

「かるたを自分で印刷してね!」というのは、一見すると煩雑な作業が
待っているように思えるし、それならお金で解決できて、印刷所でプリントしてもらって申込者へ配送したほうがよいんじゃない?と思われるかもしれません。が、ingressを取り扱って利益がでてしまう場合は・・・・・・とか、いろいろ条件が厳しくなるんですね。
それに、利益を出したくなかった。

誰でも、機会を逃さず、日本のどこにいても(日本以外の、世界のどこかの国でだって)ダウンロードしておうちでプリントアウトできたほうが、
今のコロナ禍で外出に不安を覚える状況下では理にかなっているとも思ったんですね。
お金を振り込んで自宅で待っていればかるた一式が配送されてくるというのよりも、こちらのほうが家族一緒になって作るところから楽しめるかもしれないし、いいよなぁ盛り上がるよなぁ、とも思いました。
(お金を振り込んだら発送!じゃなくて、誰でもいつでもダウンロードして作れるものなら、「あのときは知らなかったから入手できなかったんだ!」「あのとき知っていればなぁ・・・・・・」なんてことも無くなるでしょ?)

いわゆる日本でいう「いろはかるた」のようなものは、海外には無いと聞きます。いろはをアルファベットに変えて作成できるのなら、ルールは単純ですし、海外で通じる全世界共通のingressネタで海外の方にもいつか楽しんでもらえる日がきたら、素敵ですねえ。

■「ver.2020」とは、祈り。光り輝くマイルストーン


わたくしが製作チームのみなさんとともに
「非公式ingressかるた(ver.2020)」を作成した際に「ver.2020」と敢えて銘打ったのには、わけがあります。
DTPを担当してくださったあきんどさんに是非にとお願いして、「ver.2020」の文字を入れてもらったのですが、
このコロナ禍で我々の行動と生活が激変した2020年、そこで生じたストレスを吹き飛ばすために作ったものなんだぞ、忘れないぞという思いを込めたのです。そして、いま世界に蔓延している新型コロナウイルス感染症を人類が近い将来打ち払うか折り合いをつけるかできるようになったとき、
嗚呼あのときに志を立てて頑張って作ったんだっけ……と笑うことができるように、長いかもしれないその道程を振り返り、この2020年をはっきりと思い出せる光り輝くマイルストーンでありますようにとの祈りもこめて、
「ver.2020」と銘打ちました。

あ

もし、毎年その年ごとのバージョンを作成するようになったとしたら、
ここで西暦を名称に割り当てておくことは、そのための布石にもなるし……との考えもありました(てヘヘ)。

しかし、いちど作成してみると、それは甘い考えだということを身をもって知ることになります。
「仕事ではない」し、「お金になるわけでもない」ことで、普段どおりの生活を送りつつ何人もの協力者の皆さんのスケジュール調整など行い、自分自身も絵を描く。そして、文字を綴りつつ合計46枚の読み札と絵札を作り上げていくプロジェクトです。生半可なことでは出来ません。
それを毎年同じレベルでやれたら素敵だ、なんてのは
夢見る夢子ちゃんの発想でした。
(やり方をver.2020とは変えれば、実現は可能かもしれませんけれども。
読み札の案を広く募り、写真や絵を担当いただける方もまた広く募ることができれば。
労力をそれほどかけず短期間で仕上げられるのかもしれません。)

ver.2021やそれ以降の話などはいま現在ありませんが、その企画が「あり」でも「なし」でもどちらでもよいのかな、と思っています。
コロナ禍がおさまったあとの年に記念碑的な意味合いで特別に作成するのも「あり」でしょう。
そのときがもしあれば、みなさんのおちからを少し貸してください。

■実際にプリントしてカットして作ってみましょう!


思い起こせば、後述するYoutubeやニコニコ動画で実況されることになるオンラインでのかるた大会に繋がったのは、
AM-FAN/マフィアドクターさんが、Twitterで(1)実際にプリントアウトして、(2)家族でプレイしている 姿をツイートしてくださったのを拝見したことがはじまりでした。嬉しかったですよ!

AM-FAN/マフィアドクターさんのツイート
https://twitter.com/amfan42/status/1285816351378903041

そこで、ドクターささけん氏と、
「あ、ちゃんと遊んでくれている人がいるんだ」
「せっかく遊んでもらえているのだから、なにかに活かさないと!」
という内容のやりとりを、たしかわたくししたはず・・・・・・。
これは、ドクターがナイス提案でした。さすが。(ですよね?ドクター?)


割とね、楽しみようはあると思うんですよ。
家庭用プリンターできれいにインクジェット用紙にプリントしたあとで
スチレンボードやプラ板、厚めのボール紙などお好みのものへ貼り付けて縁をマスキングテープでぐるりと囲い、ただプリントアウトしたものよりも、ぐっと厚みがある札を自作してみるとか。
工作の手間と時間はかかるけれど、プリンタ用紙代とボード/厚紙代を含めても、おそらく千円札2~3枚でおつりがくるくらいで作れます。
クリスマスのあとにやってくる年末年始休みを見据えて、ひとつ「非公式ingressかるた(ver.2020)」を実際にプリントアウトして作成し、
ご家族のみなさんで楽しんでみてはいかがでしょうか。



■千変万化してゆく、非公式ingressかるた


2020年は、「非公式ingressかるた(ver.2020)」を制作チームとして世に送り出しました。それは形を変えて、reiさんのおちからで
「Telegram用オンライン非公式ingressかるた」になったり、Dr.ささけん氏ほか、中野の皆さんや、ほか何人もの方のおちからをお借りして
Youtubeとニコニコ動画で実況という形ですでに2回に渡りオンライン対戦も実現しています。



第二回目にはNiantic社の川島氏、山崎氏、須賀氏にもご参加いただき、
オンライン対戦が実現しました。


そのオンライン会場で、世界初となるキネクティック・カプセルの告知がなされたことは嬉しい驚きでした。
Niantic社の山崎氏が作成されたこちらのjavascriptページ

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を用いての、うっちーさんが主宰のTelegramかるた大会も毎夜行われているようです。ありがたいことです。

個人的にはパソコンを使っての「非公式ingressかるた(ver.2020)」もいいんですが、前述のとおり実際に紙に打ち出して家族と取り合いをするリアルかるたも盛り上がりますよ、と力説したいです(笑)。
家族全員がエージェントでなくても盛り上がっている好例が、我が家です。
「い」の札と「す」の札が大人気ですね!


■なーんだ、みんなingressのこと大好きなのね?


「外」に目を向け、「非公式ingressかるた(ver.2020)」を制作して得られたことは全国のエージェントとの交流。横の繋がり。
ああ、みんなingressのこと好きなのね?という確信。
いただいたご恩をコロナ禍がおさまったあとのリアルな場で、
わが町で開くミッションデーで、いつかみなさんにお返しできればなあと
願わずにはいられません。


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「非公式ingressかるた(ver.2020)」を制作すると宣言してよかったことのひとつは、久しぶりに絵を描くようになったことが挙げられます。
この企画を立ち上げるまでは、実に数年にたった一枚(!)ぽんち絵を描くくらいでしかなかったのに、ingressなどの絵を何枚か描きましたから。
(すぐ上のこのIllustrationは、アキラではないのですけれど。
かるた用の絵を描く前は、ほんとうに絵を描く頻度が低く、描いていたとしても「腐った洋ナシのヒゲ魔人」がいいところでした。)

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それに、そう、わたくしは司アキラが描ければ幸せなのです。

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「非公式ingressかるた(ver.2020)」を、
食わず嫌いせずに全国のエージェントの皆さんに楽しんでほしい。
これは声を大にして言いたいことです(笑)。
(このかるたがきっかけで魔法同盟やポケモンGOに親しまれている方たちがingressの世界に飛び込んでくるのも大歓迎です。)

そして、「非公式ingressかるた(ver.2020)」ばかりではなくて、
この新型コロナウィルス感染症の脅威がおさまっていない世界のなかで
みなさんに楽しんでもらえるような何かを
これからも提案していきたいと考えています。

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■いくつかの取り組み


「非公式ingressかるた(ver.2020)」のあと、ingressに関係する事柄で
いくつかの取り組みをしています。
なぜ取り組みを続けているの? 次のことを考えようとするの?と問われれば、それはNiantic社とingressの思想・取り組む姿勢に共感したからです。
これから先も期待するものがあるからです。

まあ、ぶっちゃけスキなのです(照れちゃうな~。)。
スキなものは致し方ないよねえ。
届けよ我が愛。
叶えよ、我が恋。ふっふっふ。 ingress、大好きよ。

さーて、
それでは、その幾つかの取り組みをご紹介します。
みなさん、この中のひとつはご覧になったことがありますか?

(1)
 ingress全国おいしいものMAP[XF]
 URL:https://sites.google.com/view/ingressgourmesstoresmap/

ingress全国おいしいものMAP[XF]」もそのひとつ。
ミッションにお出かけしたときに、エージェントのお勧めのお食事処を調べて食事してほしい、またはその食事処目当てにミッションを探して旅してほしい、とそんな企画です。
commやTwitterで「教えて~、いますぐ~」と呼びかけても返事がすぐにあるとは限りません。そんなときの、ingress全国おいしいものMAP。
合言葉は、「うまIngress」。ハッシュタグもあります。Twitterで検索してみてくださいね。  #うまIngress 
こちらはどなたでも登録できますから、「この店、いい店だなあ。他の誰かエージェントにも教えたい」と思うお店との出会いがあれば、ぜひとも
気軽に登録してみてください。

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これは、TwitterでうまIngressを紹介しているときのツイートですね。



(2)
 Unofficial Wayfarer! TIPS for Newcommers
 URL:https://sites.google.com/view/tips4wayfarer/

こちらは、新たにWayspot申請を始められた方(トレーナーとエージェント)向けに、わたくしが思うところを順不同で説明しているUnofficialなWayfarer!サイトです。
「あれはダメ」「それはダメ」ばかりではないTIPSをご紹介できればなあという思いから作成しています。
みなさんに受け入れられたらよいなと思います。

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(3)
そして今月、またひとつ新しい取り組みを始めました。
それが、こちらの「BIOカードケース大図鑑」です。

 BIOカードケース大図鑑
 URL:https://sites.google.com/view/biocardcaselovers/

BIOカードを作成された方は、交換用に持ち歩きされているのではないでしょうか。そのときに使っている自慢のBIOカードケースを、ぜひみんなに紹介してみませんか。

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(4)
 八坂神社ミッション
 URL:https://sites.google.com/view/yasaka/

あ、それと、全国でスサノオを祀る神社各種でミッションを作成する
八坂神社ミッション」なる企画も継続しています。
これは終わりが見えませんね。たぶん、一生楽しめる企画です。
北は北海道から南は沖縄まで、全国津々浦々でスサノオを祀ってある神社を訪ねるミッションです。
日本各地に3000社以上ある・・・・・・とWikipedia先生は仰っておられますが
調べだしたたら、コレたぶん3000じゃ済まないよママン状態。
現時点で600弱のミッションがオンラインしています。
全国をかけまわってこの八坂神社ミッションのスサノオメダルだけで
オニキスを目指すことも可能なんですよ!(と煽ってみるテスト。)
前述のおいしものMAPとあわせて旅してみるのもよいでしょう。
大きな社殿、古くからある神社から、小さくとも各地で地元の方に信奉されているスサノオを訪ねたりと、面白いですよ。
Google検索ではHITしない情報が書籍や口伝に残されていたりするんですから。図書館でその土地の郡誌から合祀された神社の情報を調べ、現地に赴き
土地のおじいちゃんたちからお話をうかがったりとか。
これぞまさに出会い。これぞまさに冒険! ingress!!

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■そして、さらなる取り組みへ


ingressという共通項はあっても、人の興味が向く方向はそれぞれ異なるのですから(GORUCK勢やWayfarer!勢や、虫部、いろいろの活動がありますよね。)すべての人に合致するようなものを提供できるとは思いませんが、
それでも、少しずつでもエージェントである誰かの琴線に触れるような何かを形にしてゆきたいと思っています。
もしかしたら、それをもとに着想を得てセンスある誰かが
素敵なプロジェクトをものするかもしれませんし。

そして、コロナ禍がおさまれば、リアルなイベントも考えてゆきたいと思っています。実現できるかどうかはともかくとして、ね。
公式と、非公式と。

そうだ、個人的には、じっくりと読ませる書き手の方が、旅行記などにからめてポータルやミッションほかingressにまつわることについて
じっくりと月イチくらいで読ませてくれるWeb連載(新幹線に乗車すると
座席ポケットに置いてある、JR東日本が発行する新幹線車内サービス誌
トランヴェール」の連載みたいなやつ)があれば楽しそうだなと思いますが、それは各人がnoteなどですでに試みておられますよね。これは、好みのものを書いておられる文体の方を見つけるしかないかな。

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■別れと出会い


クリスマスまでのアドベントカレンダーに関するnoteなのに、なぜ小見出しに「別れ」などと書くのだお前は、とお叱りのむきもあるでしょう。
「出会い」については、前述のとおりです。
全国のみなさんと多くの出会いがありました。このインターネットで。
顔を実際に付き合わせたことが無い方でも、十数年も昔からの馴染みであるかのように親しくつきあうことができた方もいます。
よい出会いがたくさんあった2020年でした。

しかし、ひとつの「別れ」は、わたくしにとって衝撃でした。
7月にも同じ言葉を記しましたが、この気持ちに変わりはありません。

「現実の距離は隔たっていても、いつも同じテーブルを囲んで酒を酌み交わしながらゆったりと共に同じ空気を吸っているかのような安心感と親しみを覚えていた」

訃報をうけて、わたくしが感じた気持ちが上の一文に表されています。
トゥトゥマドゥ・ナウさんとの別れは、この2020年を語るときに
わたくしにとっては外せないのでした。
いちどでも会いにゆけばよかった。
故人が旅立たれてから半年近くが経過しようとしていますが、トゥトゥさんを悼む気持ちは、ずっと存在し続けています。
物事を的確に見抜くしっかりした目と、善いこころ、気遣いのできるあたたかなハートの持ち主でした。それは、インターネット上でしか言葉を交わしていなかったわたくしにもわかるほどでした。





■終わりに


とりとめもなく、さまざまなことを書き散らしました。

終わりに。

あなたがわたくしのこの拙い文章を読んでくださっているということは、
インターネットに接続できる国に生き、この文章にアクセス可能な通信機器に触れる機会がある生を歩まれていることと思います。
実はそれって、けっこう恵まれているんだってこと知っていますか。
詳しく調べるまでもなく、世界には今もその生活水準に達していない地域に生きる人たちがいます。
貧困や紛争であったり、宗教がらみの迫害であったり。
この日本国内においてさえ、我々が意識して情報を求めなければ気づかないような、日々の暮らしに喘いでいる人たちがいます。
説教くさい話をするつもりはありませんが、もし、
「インターネットにアクセスできる環境を生きていられるほどには恵まれているんだなあ」と実感されたら、形はなんでも結構ですから、
献血でも、寄付でも、通勤通学時の電車内での弱者へのいたわりでもなんでもよいですから自分以外の他の誰かへ、その方の暮らしが少しでも楽になるように、いちど助けの手を伸ばしてはみませんか。

この「Ingress & Wayfarer Advent Calendar 2020」、
クリスマスへのカウントダウンという良企画ですから、
この文章を読んでいるあなたへお伝えしてみます。
(おすそ分けという言葉がこの場合適切かはわかりませんが)
クリスマスを迎えられる喜びを、ひとつ自分以外の他の誰かへ、
おすそ分けしてみませんか。

公益財団法人がんの子どもを守る会
【がんの子どもを守る会HP】
 http://www.ccaj-found.or.jp/

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日本赤十字社
寄付申し込み入力フォーム
https://donate.jrc.or.jp/

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わたくしは昨日25回目の400ml献血を済ませてきたので、
あとは寄付をしてみるつもりです。

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それではみなさん、親しい方やたいせつな方と、
胸踊るようなクリスマスシーズンを。楽しいイン活を。



2020/12/10
マジカルソーン

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