働くことへの違和感からキャリアアドバイザーへ
これまでの経歴
大学を卒業後、新卒で大手総合人材会社に入社。最初の1年半は、製造業・建設業を中心とした法人営業の担当として、人材紹介の担当をしました。その後、2年目の後半から転職を検討されている個人の方の対応を行うキャリアアドバイザーに転身。幅広い年齢層・職種の方とのカウンセリングを行い、より知見を深めるために2021年に国家資格キャリアコンサルタントの資格を取得。現在はポジウィルのトレーナーとして働いており、一貫してキャリア・働くということに携わるキャリアを歩んでいます。
「働く=しんどい」というイメージに違和感を覚えた高校時代
私が「キャリア・働く」ということに興味を持ったきっかけは高校時代まで遡ります。
当時、私が通っていた高校では文化祭の時に1つのクラスが株式会社として「模擬会社経営」を行うという変わった制度を取っていました。そこで私はいわゆる「社長」の役割を担っていたのですが、大変なこともありつつ、とても楽しい経験ができました。それは当時の社員でもある、友人・クラスメイトも一緒だったと思います。
それが、周りを見渡すとどうでしょう?働く大人は暗い顔。「働くってしんどい」というイメージが蔓延している世の中。どうしてこんなことになっているのか知りたいな、と思ったのが「キャリア・働く」ということに携わることになったキッカケでした。
順調な大学生活と就職
「キャリア・働く」ということについての学びを深めるために、大学は商学部に進学。ゼミでも、産業組織心理学(会社組織の中でどうすればみんなが前向きに働けるかを考える分野です)を専攻し、就職活動も人材業界のみを志望していたので、比較的順調に就職まで漕ぎ着けることができました。
この時は「自分の働きで世の働くことに対するイメージを変えるぞ!」そう意気込んでいました。
一変した法人営業時代
意気込んで入社したものの、現実は甘くありません。
新卒社員には大手の引き合いがある顧客を担当させることはできないため、中小企業を中心に担当していました。
中々順調なサポートが出来ず手こずっている中、どんどん新規の受注をしていく同期達。あんなに働くことを勉強したのに今までの道は無駄だったんだろうか…そんな風に考える日々で、周りを気遣う余裕も無くなっていました。
そんなある日、同じチームで働いていた同期が、極端な選択をしてしまいました。私の正面で働いていた友人でもある彼が、そこまで追い詰められていることにすら気づけなかった自分。悔しさややるせなさが押し寄せてきましたが、その時の自分には会社を辞める勇気はありませんでした。
キャリアアドバイザーへの転身
そんな状況下で成果が出せるわけもなく、燻っていた私を会社が見かねたのかキャリアアドバイザーへの異動の話が持ち上がりました。
身近な人も助けられなかった私が、果たして誰かの助けになれるのか?、そう思う気持ちもありましたが、このままではいけないという気持ちが勝ち、思い切ってチャレンジをすることにしました。
様々なバックグラウンドを持つ顧客の対応は、当時まだまだ若手であった私には苦戦することもありましたが、前述の経験から自分が助けられる人がいるのであれば、全力でそのサポートをしたいという気持ちが強かったこともあり、「この方が前向きに働くために私が出来ることをする」という純粋な行動が成果に直結する仕事だったことも功を奏し、徐々に結果がついてくるようになり、お客様から直接御礼を頂ける機会も増えていきました。
なぜ今ポジウィルのトレーナーに?
キャリアアドバイザーとして転職のサポートをしていくなかで、「もっと転職を前提としないキャリアのお悩みを解決できるような人になりたい」と思うようになりました。
そのまず1歩として、国家資格キャリアコンサルタントの資格を取得したと同時にポジウィルに出会い、「ここでキャリア支援をしたい」と思い、参画することを決めました。
今後は自分がそうだったように、働くなかでの「モヤモヤ」を抱える方々の背中を押せるようなサポートをしたいと考えています。
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