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『人生の時間割』をデザインするための5つの要素

 『自分の時間割』をデザインしていくこと。

 それが生きるということ。

 考えの整理がてら、書いてゆきます。

『人生の時間割』をデザインするための5つの要素



① 2、3年単位で発想する。

 まず、いきなり10年とか、人生の最後とか、長いスパンではなく、「これからの2、3年程度」の単位で、未来を考えてみること。
 そうすれば、「何か違ったな」と感じた時に、いつでも枠組みを手放し切り替えることができるから。(中学校生活や、高校生活のように。)
 人生の後半ほど、変化のスピードは落ちるのかと思いますが、20代の前半など、10年、20年先まで具体的な計画を立てることは、かえって、偶発的な機会を逃すことになりそうです。

② 頭、心、体のバランスをとる。

 頭、心、体のバランスをデザインすること。
 僕は、定期的に頭を思いっきり使わないと、心身も鈍ります。難しい本を読んだり、いつもとは異なる世界の分野に、知性が触れることで、いきいきとしていられる。頭を使わない方がいいような環境や組織にいると、精神的に病んでしまう気がします。
 あなたの、頭、心、体それぞれのサイクルが快適に回るような、働き方・暮らし方の理想を考えてみます。
 (全てが叶わなくても、できるだけ理想に近づける努力をする。それが結局はあなたのパフォーマンスを高める(落とさない)のですから。)
 そうそう、休息(睡眠、オフ、静寂、ひとり)の時間・環境も、必ず確保しましょう。

③ 四季と調和する。

 もし、「1年間のスケジュールや時間の使い方を、全く自由に決めていい」と言われたら、意外と、自由すぎて迷ってしまうのではないでしょうか?
 そこで、「四季ごとにしたいこと・したくないこと、変化するもの」をベースに、快適な1年間の過ごし方をイメージしてみます。
 例えば、「雪国だから、はできるだけ、外出を控えたい」「の満員電車はストレスが大きいから避けたい」「は最も心身がはたらいて、生産性が高いから、この時期に重要なものをもってくる」「は眠くてしかたない(睡眠時間を確保する)」といった感じです。
 「1年間のタスク量を、12ヶ月で、均等に割る」というのは、合理的なようで、心身のバイオリズムとは調和しない発想です。四季の変化を利用して、1年間を描きます。

④「絶対」と「おまけ」。

 あなたがこの人生で、「絶対にこれだけは!」ということはなんでしょうか?
 もしそれが、しっかりと叶うのなら、「その他の部分」は、ある程度何でもいいと思いませんか?
 例えば「家族の幸せ」が最優先なら、「その時着ている服」はある程度なんでもいい。「絶対に実現したい仕事・クリエイション」があるなら、「収入」はちょいと減ったっていい、というように。
 このような、『人生の中心』と、「その他の要素」は、人それぞれ、全く異なります。『あなたの目的(地)』を明確にしていくことが、人生に迷わない秘訣です。またこれは、数年単位で、変化していくものです。

⑤ 自然の流れにゆだねる。

 寝坊した朝、「いつもなら1時間で支度しているのに、15分で支度が完了した!」という奇跡を経験したことはないでしょうか?
 「考える」ということは、効率的なことのようで、実はムダや損失もあるということ。
 「1日にこれだけのルーティンをこなさなければいけない!」と決めてストレスを感じるよりも、「このくらいできたらいいかなぁ」と、あいまいに設定しておいた時の方が、気楽に、たくさんこなせた。という経験はないでしょうか?(ピンとこなければどうぞ、思考を思い切り使った管理をしてください。)
 適度に思考のコントロールを手放した、自然的な(無意識の)マネジメント(というより「ゆだね」)によって、“ 思いがけない ” 生産性や創造性を発揮できます。


P.S.

 キャンペーンで頂いた本なんですけど、よかった。
 ※ 今回の記事と直接関係ありません!
 これからの「令和の女性の生き方」を、男も知らなきゃいけないし、昭和の価値観(親世代のね)に染まって、生き苦しさを感じている女性も、『自分の人生の幸せ』には責任を持たなきゃいけない。
 ピンときた方に、ぜひって感じです。

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