【NSFW】SwampMachine V2の使い方とプロンプトを解説

モデル概要

Animagin V3を拡張するために追加学習したモデル。
Animagin特有の癖を軽減してスタイルを指定しやすくした。

プロンプト順序

1girl/1boy/2girls..., Characters, Copyright, Style, General tags, Special tgas

品質タグ

基本はAnimaginV3と同じだが "very aesthetic" タグが追加されている。

ネガティブプロンプト

nsfw, lowres, (worst quality, low quality:1.4), bad anatomy, missing fingers, extra digit, fewer digits, bad hands, text, error, jpeg artifacts

以降の内容にはR18要素が含まれます。閲覧の際は予めご了承ください。

警告

実際に出力して実験

実際に出力を試してみて分かったことを書いていく。

品質タグがとても大事

同一Seed, 左：品質タグ無し, 右：品質タグあり

{prompt}, very aesthetic, best quality
Negative prompt: lowres, (worst quality, low quality:1.4), bad anatomy, missing fingers, extra digit, fewer digits, bad hands, text, error, jpeg artifacts, signature, artist name

「品質タグが上手く学習されている」という事の現れで、しっかりと追加学習が施されていることが分かる。

品質タグが無い場合は、手の崩壊なども酷いので、逆に言うと品質タグがないと使い物にならないモデルとも言える。

※品質タグに「very aesthetic, masterpiece」ではなく「very aesthetic, best quality」を使っているのは作者がそうしているから。
※両方とも試したが大きな違いは無かった。

Animaginと比べると奥行きの表現が苦手

SwampMachine v2 | Animagin v3.1

品質タグのみをそれぞれのモデルに最適化して一般タグとSeedを同一で比較したもの。

SwampMachineは全体的に奥行き表現が控えめでダイナミックでは無いが画面として収まり良い絵を出力する。
更に、表情に注目するとSwampMachineの方が控えめになっていて、NSFWの表現は劣る印象を受けた。

終わり

個人的に、自分の使い方ではAnimagin本家に勝らないという印象を受けたのでここで検証を終わりにする。
Ponyの追加学習モデルは性能が向上しているものが多いが、Animaginに関しては本家の完成度が高すぎて、性能が向上していると感じるモデルは極端に少ない。