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【悪用厳禁】Anytest v4の使い方
汎用性が高いと話題のControleNetモデル「Anytest v4」のテストをします。
モデルリンク
CN-anytest_v4-marged.safetensors
モデルの概要
作者の月須和さん曰く「test」シリーズはバージョンが上がるほど性能が良くなるという意味は無く、単純に別のテストをしているモデルだそうです。
今回のv4に関しては「入力に対する正確さよりスタイル変換と入力画像の幅広さを重視した」と発言しています。
汎用性が高くて様々な使い方ができるのがこれまでのCNモデルとの違いです。
1.スタイル変換
今回の目玉機能として注目を浴びているスタイル変換です。
![](https://assets.st-note.com/img/1717475971293-PP6cszuO3p.png?width=1200)
左:リアル系(元絵)
中:リアル系 -> アニメ絵
右:アニメ絵 -> ピクセルアート
txt2imgでCNをセットして変換を行いました。
確かにお手軽にスタイル変換が可能です。
個人的にスタイル変換はimg2imgでも行えていたので、それほど衝撃的ではありませんが、img2imgで変換するよりも柔軟性がある気がします。
![](https://assets.st-note.com/img/1717476246259-E22mOVr3u8.png?width=1200)
SD1.5では「T2I-Adapter style model」という画像を元にスタイルを適用できるCNがありました。(精度が良くない上にNSFWでは使い物にならない)
しかし、このCNはスタイルをプロンプトかLoraで指定する必要があるので、既知のスタイルしか適用できません。
現状は、面白いだけで使う機会があるか分からないといったところです。
2.オブジェクトの追加
もう一つ紹介されていたのが、シルエットからのオブジェクトの追加です。適当にグレーでシルエットを追加して触手を追加してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1717478410782-X0yDs8DdU7.png?width=1200)
(何か危ない形だったので一応モザイク)
何回かプロンプトを修正しながら出力して、なんとなく意図通りに追加できました。
もう一つ、Lineartのプロプロセッサで線画を抽出してシルエットを足してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1717478938208-HmOBHQW977.png?width=1200)
結構元絵を改変する傾向は強いですが何度か出力したりすると意図通りのものが出ます。
これまでのCNよりもプロンプトの指示がとても影響しているのを感じます。
現状、元絵を改変したくない場合はinpaint sckechでオブジェクト追加や修正ができるのですが、このモデルはお手軽さは良いですね。
線画から描く様な人は簡単にオブジェクトを追加できますし、AI画像生成も
「線画 ->シルエットでオブジェ追加 -> 線画変換」の工程を繰り返し下書きを作成してから、CNで絵柄を追加するといったコントローラブルな制作フローが可能になるかも知れません。
線画下書きの制作フローは少し気になるので、時間があったら実用的かどうか試してみます。
3.空白補完
線画で書かれてない部分を勝手に補完してくれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1717480855345-RtrntR8uwx.png?width=1200)
この例では、線画を抽出して顔を塗りつぶし、smile->angryにプロンプトを変更しました。
これは、線画の段階で「どんな感じにしよう?」と迷ってる場合はめちゃくちゃ有用な機能ですね。
全体的に線画から描く人が恩恵を受ける機能が多いです。
以上で基本的な機能解説は終わりです。
以降はNSFWで使える禁断の応用術を紹介します。
EX1. 禁断の脱がせ差分
![](https://assets.st-note.com/img/1717493141467-zNu9KuQKlV.png?width=1200)
EX2. 禁断の検閲除去
モザイク型と黒塗り型のどちらも除去できるやり方を解説しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1717492526473-jn3X7OV5ZE.png?width=1200)
どちらも、他人に迷惑をかけるような使い方は厳禁です。
それでは、まずは脱がせ差分から解説します。
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