もう死んでも良いかなって思う

 初めてnoteを書いてみます。
 きっとたくさんの記事に埋もれてしまって、読む人なんているかわからないけど、なんというか、知らない人が読んでくれる可能性があるところに自分の思いを吐露したくなりました。ただの愚痴になってしまうかも。読み物としてはまったく面白くないと思います。

 私はアニメオタクです。と言っても、今季やってるアニメ何本見るとかそういったことはまったくしていなくて、好きな作品だけをずっと追いかけてきたオタクです。
 なのでアニオタというと語弊があるのだけど、オタクと一口に言ってしまうとアイドルとか電車とか色々あるだろうから、分類としてはおそらくアニメオタクです。

 で、私がずっとずっと好きな作品が、近々完結することが決定しました。
 これ多分私のフォロワーとか友達が見たら私が書いたって一発で分かると思うんだけど、もし誰が書いたか分かったら頼むからこれ以上読まないでください。恥ずかしいので。でも絶対読むよね知り合いのこんなん見つけたら。まあこんな記事に辿り着く可能性なんてそうそうないと思いたいけど。

 話を戻すと、つまり私の生きがいと言ってもいいような作品が完結してしまうのです。もちろん完結済みの作品をずっと愛している人がたくさんいることは分かっているし、作者が筆を折らなければ今後の展開に期待できるのも分かっています。
 でも、彼らの物語はここで一段落ついてしまう。

 そもそも私は、常にうっすら死にたいな〜と思っています。というか、変化することが苦手です。ライフステージが進むたびにギリギリまですべてを先延ばしにして、誰かの判断に乗っかって生きてきました。現在進行形で先延ばし中です。かなりヤバい。
 やりたいことが本当にない。本当に。驚くくらい。やりたくないことはたくさんあるけど。

 何かでハンドルネームをつけるとき、どうやって決めますか?
 私は、ずっと愛してきたもうすぐ完結する作品に登場する好きなキャラクターにちなんでつけます。
 そのキャラクターの好きなものとかモチーフになったものとか、バリエーションは多くあるけど、大元はそのキャラクター。全部。それ以外思いつかないから。

 私が何かを決定する根底に、絶対にこの作品とこのキャラクターが存在しているのです。
 これ、ヤバくない? と思いつつ、みんなそんなもんじゃないのかな。とも思う。どうですか? みんなそんなもんだったらいいな。普段こんな話する機会ないからわからないです。

 私の軸が、私の人生がこの作品と言っても過言ではない。人1人の人生背負わされて作品も作者も困ると思うけど。
 なんか、よくありますよね。あなたに出会って人生変わりましたって言うファン。あれを聞いた憧れられる側って、どう思ってるんだろう。

 自覚はあります。他人に便乗して自分が何かやり遂げた気になって、喜んで怒って悲しんで感動して、なんて空っぽなんだと。
 厨二っぽいけど、みんな直面する悩みだと思うけど、でもそうでしょ? みんな何者かになりたいでしょう?

 私は努力したことがありません。努力しなくてもある程度できることしかしてこなかったからです。人生経験は豊かなんてとてもとても言えないし、苦手なことの方がずっと多いこの現状。
 あー、この先生きていく必要なくない? と思ってしまう。

 だって私が大好きな作品が終わってしまう。死にたいなあと思うたびに、この作品の最後を見届けるまでは死ねないって思い直してきたのに。え? 本当に終わるの。ああ、終わってほしくないなあ。ダラダラ引き伸ばすのも嫌だけど。彼らは一体どんな未来を選ぶんだろう。

 作品に出てくるキャラクターたちは皆魅力的で、それぞれ確固たる信念を持っています。初めは何者でもなかった、信念もなかった主人公が、成長して自分のなりたい姿をえがけるようになります。

 これは憧れです。物語って、共感だけじゃないんです。憧れるだけで努力したくないから、だから死にたいです。でも死ぬために何かするのも嫌なので死ねません。このまま生きていくしかないんです。

 あー、こんなに好きなのに、完結して気持ちが離れていってしまったらどうしよう。こんなに私の人生に食い込んでるのに。そしたら私には一体何が残るんだ?

 これで終わりです。ここまで読んでくれた方、奇特な人ですね。ありがとうございました。

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