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数学者ガロアの描かれ方が変化している!

ここ数年間、代数学をゼロから始めてようやくガロア理論を通過しました。
(まだ通過しただけ)
GWに時間を使って、手持ち伝記を読めるだけ読んでみようと思いました。
どーも、最近、変わったんですね。
こうなると潮目が変わった“関ヶ原“を調べたくなりますよね!

<昔の風潮>
 コーシーさんが酷い。論文無くす、盗用。我が強く他人を推薦しない。
 ガロアを試験で落とした試験官、許すまじ!
 執念の、決闘の真相究明と犯人探し。
<今の風潮>
 コーシーさん、実はいい人。
 ガロアも数学しか勉強してないもん、そりゃ落ちるよね。
 決闘の件、真相は分からないんだからいいでしょ。

オーギュスタン=ルイ・コーシー

<なるべく、発行順でなく“大元の文章の発表順“で並べてみましょう>
(あまりにも伝記作家の評判が悪いので、“あの有名“な1冊は買ってません)

デュピュイさんは恐らく初代の伝記作家。
誰もが褒め称えてます。ふんふん。

この上下2冊👆👇は伝記部分は同じです。

↓↓↓ ここです。ここで、潮目が変わってます!

何がきっかけなのか、追いかけていくと参考文献に挙げられているある方の研究が大きいみたいですが、自分で裏が取れないので。
日本語翻訳されてる環境での確認作業なので、精度も曖昧です。
皆さん御自分で「ガロアの神話」の参考文献を確認してみてください。

ちなみにこの世界は、ほぼ
 辻雄一さんと山下純一さんで囲まれているのに驚くでしょう。
 二人の活躍もまた記事にまとめてみたい。

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