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クルップの発生と消滅

この本一択。凄い値段ついてますね。。。
ちょっと前まで、ここまで高くはなかったんですが。
フジ出版社は、本当にいい本を沢山出していたんです。

くそ分厚い本が2冊入っています。

中身を書いていると単なる丸写しになってしまうので、本当に要点だけ。

・家系図がしっかりと載っている。
・同じ名前が何度も代を超えて出てくるので紛らわしい事この上ない。
・初代はフラッとやってきた移民らしい。ゼロスタート。
・歌舞伎の世界と同じく、実は何度か男系は絶えている。
 その時は娘が婿養子をとる。
・有名なのはおそらく、第二次世界大戦時のクルップだが、
 物語としては第一次世界大戦前あたりの方が遥かに面白い。
・東方労働者の問題やホロコーストにも関与している。
・“クルップ帝国“を支えるのは尋常ではない。
 (相続税、ゼロだったんですよ)
・武器があまりにも売れすぎて、自社の武器で敵味方が戦った事がある。

どうしても第二次世界大戦期のナチスに関する記述が多くなってしまうのは仕方がないですが、感想としてはそれは魅力のごく一部に過ぎないのです。
最後の方は流石にだれて来ちゃいましたが、Vol.1は一気に読ませます。

現在もクルップ社の面影はありますが、もはや“一族による帝国支配”ではないので「消滅」という言い方をしているのでしょうか。


勿論、Uボートの建造にも関わっています。

第2巻は造船に関する情報でクルップも含まれます。

私のテーマに関連するテーマだと造船所を追跡していきたいです。
資料自体は集めてはいるので、今度またまとめて見たいものです。

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