担当編集が最初にすることは

初めまして、これから担当になります週刊少年マガジンの高長です。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

僕の経歴をお話ししますと、最初は小学館という別の出版社に勤めていました。新卒で入って最初の2年間はビッグコミックスピリッツという青年誌、そこからゲッサンという少年誌を創刊から10年近く経験し、2018年に転職して現在の講談社・週刊少年マガジン編集部で勤務しています。

今の担当作品は『それでも歩は寄せてくる』『チャンドラハース』『ダイヤのA actⅡ』『恋と嘘』『フェチップル』『29歳独身中堅冒険者の日常』『UQホルダー』です。

これまでの主な担当作品は『からかい上手の高木さん』『鉄楽レトラ』『アイドルマスターミリオンライブ!』『ひとりぼっちの地球侵略』『上京アフロ田中』『味噌汁でカンパイ!』などなど。

大阪出身で、3人兄弟の長男です。
趣味はプロレスと野球観戦、あとアイドルマスターが好きですね。

好きなマンガは『Jドリーム』『幽遊白書』『ちはやふる』『鋼の錬金術師』『Q.E.D』『よつばと!』…数えればきりがないですね。昔からジャンプ、マガジン、月マガはずっと愛読しています。熱いマンガが好きです。

音楽はaikoの大ファンで、歌謡曲が好きです。
映画はトゥルーマン・ショーやターミネーター、ダーティーハリー、となりのトトロ…これも選べないです。

中学校の時はテニス部でした。昔から運動はあまり……

……長いよ!!

という声が聞こえてきますね。すみません。
本当に言いたかったのは僕の経歴とか好みとかではなく
担当としてまずはあなたのことを知りたいです!です。

僕が担当編集についてまずすることは、作家さんについてのことをとにかく聞いて知って、さらに質問をして掘り下げる。作品についてはひとまず二の次です。
「99.9%」というドラマをご存じでしょうか?松潤主演のめっちゃ面白い弁護士ドラマなのですが、主人公の深山は依頼人(容疑者)との接見時、事件についてではなく「まずは生い立ちからお聞かせください」から入るんですね。それと同じやり方です。

創作はすべて作者から出るものなので、作品よりもまずは作者のことを知りたい。自分のことを話すのは照れも緊張もあるかと思いますが、話しづらいことがらにこそ、創作の肥料が入っていることが多いのです。まずはじっくり、あなたのことを聞かせてください。

持ち込みに来た方、担当についた新人さんには最初に記入してもらっているファイルを貼り付けておきますので、担当編集といきなりは話しづらいという方は使ってみてください。

最後に宣伝です。
持ち込み随時受付中!
移動に不安のある方はWEBでも対応しております。
Twitterなどでご連絡いただければ!
よろしくお願いいたします。

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