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無敵の番犬🐶ころね思い出ホロライブ

ブースターパック ホロライブプロダクション Vol.2のカードを使ったデッキの記事です。

目次
◇テーマ
◇デッキレシピ
◇カード紹介
◇回し方
◇まとめ

◇テーマ

朝の挨拶 戌神ころねに注目しました。

驚安の一方通行

必ずバトル相手を返り討ちにするチート能力者です。
何らかの除去手段を持たないデッキにとっては、突破不能の捕食者になります。

今回はこのカードを活躍させようと思いました。

いろいろな型で試して考えてみました。

・8チョイス

ころね関連カードを適当に採用した8チョイスの構築。
安定感があり、デッキは素直で悪くなかったのですが、朝の挨拶 戌神ころね目線では微妙な感想。
手出しでの朝の挨拶 戌神ころねは、倒したい相手キャラに対してぶつけていく分には良いのですが、こちらから並べて圧をかけていくような使い方をすると、対策カードで処理された時に辛く、相手や場面を選んで出すカードといった立ち位置でした。
採用枚数も減りそうで、これではテーマデッキとしては満足できないので没にしました。

💡朝の挨拶 戌神ころねは普通に出すだけだとコンセプトにするには重い


・穏やかな時間 潤羽るしあ

朝の挨拶 戌神ころねを特殊召喚できる穏やかな時間 潤羽るしあとの組み合わせ。
チョイスゲートのるしあは以前も使っていた形で、その部分は相変わらず強かったです。
朝の挨拶 戌神ころねの登場については、やりやすいのですが、どうもころねである必要性に乏しい印象。
元々るしあの効果でパワーが上がるのもあり、ころねの能力はオーバーキル気味。
また、詰め手段がるしあオンリーだと、ワンチャン山破壊シュート頼みになってしまうので、先に姫森ルーナのような居るだけで点に絡むカードを出していった方が勝利に繋がりやすいです。
限られたCXコンボの機会をころね召喚に回せない、出せるのに出さない、そんなデッキになってしまったので没。

💡ころね以外のキャラはダメージレース面を担当して欲しい


・8スタンバイ
スタンバイトリガー8枚なら朝の挨拶 戌神ころねの並べやすさはピカイチ。
が、上記の通り、ころねを並べるだけではゲームに勝てないので、他要素を自然と補える構築にしたいところです。
ころねからは盤面制圧力を提供できるので、それを求めていて代わりにダメージレースに影響する要素を提供できるテーマと組みたいと考えました。

ちょうど、戦闘力がもう一声欲しくて、その代わりにキャンセル補助とバーン能力を持っている人がいました。
思い出コンセプトのデッキ圧縮でスタンバイトリガーも沢山できそうです。
こうして5期生関連カード等と組み合わせていったのが以下のレシピです。


◇デッキレシピ

1未来へと踏み出す一歩 戌神ころね
2手作りのお守り 風真いろは
2春を信じる者 桃鈴ねね
2春はあげぽよ 桃鈴ねね
3未来へと踏み出す一歩 AZKi
1対策はばっちり! ロボ子さん
2街明かりと冬の街 雪花ラミィ
4誕生日にデート ムーナ・ホシノヴァ

3返り討ち 尾丸ポルカ
2未来へ一緒に ロボ子さん
2キミと願うミライ 兎田ぺこら
4#ホロライブゲーマーズ

2この世のものは脆すぎる 天音かなた
1研究の成果 博衣こより
1未来へと踏み出す一歩 桃鈴ねね

3朝の挨拶 戌神ころね
1#祭絵 夏色まつり
2鬼ポップ 百鬼あやめ
4未来へ一緒に 桃鈴ねね

4REPEAT THiS LiFE WiTH U
4いざ夢のステージへ

デッキコード:5NJ9P


◇カード紹介

・思い出マン
レベル0を思い出へ送って、未来へ一緒に 桃鈴ねねの記憶達成、同時にバーン成功率を上げていくのが目標となります。

春を信じる者 桃鈴ねね 2枚
春はあげぽよ 桃鈴ねね 2枚
街明かりと冬の街 雪花ラミィ 2枚

自身の効果で思い出に飛ぶカード達。
"異なるカードで3枚以上の思い出"が必要なので、ダブらないように散らしました。

春を信じる者 桃鈴ねね街明かりと冬の街 雪花ラミィは初手で嬉しいアドアタッカー枠、合計4枚。

春はあげぽよ 桃鈴ねねはノーコストで思い出になりますが、後にCXを引きこむ用途で使うので1枚温存できるように2枚採用。

・エンジン
未来へと踏み出す一歩 AZKi 3枚
誕生日にデート ムーナ・ホシノヴァ 4枚

スタンバイで出したいカードをAZKiのCXコンボでサーチし、そのままムーナの効果コストで切ることで、山札の好きなカードをスタンバイ登場できるコンボギミックを組み込みました。
これにより、ねねのチェンジ元が1枚採用でも運用できるようになります。

山札に眠っているチェンジ元を出せます

単体でも、AZKiムーナは相互にアクセスできたりと、それぞれがとても頼りになる存在ですね。

このデッキは、レベル1でのチェンジ元登場のためにCXコンボを使う想定なので、レベル0でのCXコンボは重視していません。
してはいけないというわけではありませんが、レベル0でCXコンボを使った場合、レベル1でチェンジ元登場用のスタンバイをもう一度要求されます。
レベル0段階でCXを複数枚引いていて、且つ、控え室が十分に肥えていないとできない動きは、基本プランにはしないことにしました。
すると、AZKiはレベル1までに1枚だけ触れれば良いため、3枚採用としました。

・渋い枠
手作りのお守り 風真いろは 2枚
未来へと踏み出す一歩 戌神ころね 1枚
対策はばっちり! ロボ子さん 1枚

その他のレベル0キャラの枠。

手作りのお守り 風真いろはは初手アタッカー枠且つ黄色採用。
トップチェック、パワーパンプ、山削りと強い効果の集合体で優秀です。
また、8スタンバイでは、トリガーで山のCXがなくなった時に出して、山を削るといったテクい動きもでき、地味にシナジーがあります。

未来へと踏み出す一歩 戌神ころねはころねカード群からの思い出枠。
上手く思い出が貯まらなかった時に、メイン中に思い出を増やせる保険的扱い。
保険枠としては3ルックの朝の陽ざし 獅白ぼたんもありますが、黄色が欲しいのでこちら。
どうせあまり使わない保険枠なら、テキスト量が圧倒的に多いカードの方が嬉しいです。

対策はばっちり! ロボ子さんは主に未来へ一緒に 桃鈴ねねのCXコンボを成功させるための下準備に使うカードです。
レベル1以上のカードを戻して確実にバーンを成功させたり、他には未来へと踏み出す一歩 AZKiでサーチしたいカードを戻したりもできます。


・レベル1で使うカード
先程説明したように、レベル0でのスタンバイは重視していないため、スタンバイ用のレベル1アタッカーは入れていません。
山と思い出作りに専念します。

返り討ち 尾丸ポルカ 3枚
未来へ一緒に ロボ子さん 2枚
#ホロライブゲーマーズ 4枚

思い出を貯めるため返り討ち 尾丸ポルカがまず必須パーツです。

未来へ一緒に ロボ子さんは潤滑油。
ムーナの手札交換効果が優秀なため、沢山は必要ありませんが、序盤手札が重い時に重宝します。
チェンジ直後の未来へ一緒に 桃鈴ねねをパンプできる点も評価して2枚採用しています。

返り討ち 尾丸ポルカ未来へ一緒に ロボ子さんは枠をシェアしている形で、枚数は調整可能です。

#ホロライブゲーマーズ朝の挨拶 戌神ころねの早出し条件なので4枚採用。
カード自体も普通に優秀で、ノーコストでスタンバイの受けを作れて便利です。


・レベル2
この世のものは脆すぎる 天音かなた 2枚
未来へと踏み出す一歩 桃鈴ねね 1枚

レベル1のスタンバイで出すキャラ達です。

最優先で出すのがまずチェンジ元である未来へと踏み出す一歩 桃鈴ねね
カード自体は特別強くはないですが、思い出を増やしつつ、次のターンに未来へ一緒に 桃鈴ねねがアタックに参加できる状態になり、あわよくばCXコンボも可能と、流れがとても綺麗です。
最低限の採用枚数で、最高の動きをしたいので、AZKiムーナコンボを頼って1枚採用としました。

この世のものは脆すぎる 天音かなたは移動持ちの高出力アタッカー。
主に朝の挨拶 戌神ころねを早出しメタ等から守るために採用しました。
レベル2で普通に手出しして、スタンバイで後列に出たレベル3と入れ替わるのもテクいです。
相手の盤面に対抗するカードとしても優秀なので、2コストキャラよりも、総合的にこちらの方が強いんじゃないかと考えています。


・盤面に並ぶ奴ら
朝の挨拶 戌神ころね 3枚
未来へ一緒に 桃鈴ねね 4枚
キミと願うミライ 兎田ぺこら 2枚

盤面で最終的に活躍するキャラ達です。

未来へ一緒に 桃鈴ねねはチェンジ先であり、詰めのシーンまでゲームに沢山絡んで欲しいため最大枚数採用。

朝の挨拶 戌神ころねは1枚出れば十分強いのですが、実際に出すにあたっては、スタンバイ用に控え室に1枚、場合によってはスタンバイが絡まなかった時に手出しできるように手札にも1枚欲しかったりします。
また、朝の挨拶 戌神ころねへの回答札がある相手に対しても怯まずコンセプトを擦りつけていきたいので、ちょっと処理されたくらいでは終わらないように3枚採用。

キミと願うミライ 兎田ぺこらは応援兼回復。
山への投資期間を終え、スタンバイでころねらが湧いてくる段階になると、戦闘用のキャラをプレイする必要がなくなりストックが余るようになります。
そこで余ったストックを確実に毎ターン回復へ回せるこの応援を採用しました。
盤面を制圧した上で、高いキャンセル率と継続回復で耐久するのはWSの理想的勝ちパターンの一つと言えるため、積極的に配置していきたい応援です。
パンプ値に文句がない限りは、2000応援よりもこちらを優先採用したいです。


・残り枠
2鬼ポップ 百鬼あやめ
1#祭絵 夏色まつり
1研究の成果 博衣こより

回復or3ルック、光景、助太刀です。

鬼ポップ 百鬼あやめは回復枠として採用できて、それでいて3ルックの効果が強いため採用。
早出し回復枠としては、未来へ一緒に 尾丸ポルカ等もあるのですが、そもそも、ねねころねが舞台に張り付いて戦うこのデッキでは、早出し回復のアタッカーとしての活躍機会は少なく、圧殺されがちです。
回復のためだけにキャラを使い捨てていくのではあまりにも効率が悪いため、主な回復手段を先程のキミと願うミライ 兎田ぺこらとしました。
このように回復キャラの役割自体が限定的な中、鬼ポップ 百鬼あやめは、貧乏時の手札補充や、CXを握る目的での3ルックといった別の使い道があるカードです。
その分握り損になりにくいため、単に回復を水増しするよりも、賢いスロットの使い方になると考えました。

#祭絵 夏色まつりは、序盤思い出作業に没頭している都合上、相手に強い山を作られやすいこのデッキには必ず入れておくべきカードです。

助太刀は、キャラの場持ちがとても良いこのデッキには無くても問題ないカードなのですが、舐められないように一応枠を設けました。
サーチしやすいデッキなので採用すればちゃんと握れます。


◇回し方

☆1周目にやるべきこと
・思い出2種類以上
・チェンジ元の登場
・レベル1リフレッシュ

・思い出2種類以上
レベル0の思い出マン1枚、返り討ち 尾丸ポルカで1枚、そしてチェンジで合計3枚の思い出になるのが基本プランです。
思い出マンは引いただけ飛ばしても良いですが、レベル1で返り討ち 尾丸ポルカ集中を使えるようにストックを残しておきたいため、種類がダブっている時は使うかよく考えましょう。
返り討ち 尾丸ポルカで出すキャラはレベル0にします。
相手キャラを踏むためにレベル1を出したくなる時もあるかもしれませんが、最終的に山のレベル0を減らすのが目的なので、レベル0を優先しています。
(レベル置き場も極力レベル0を置きましょう。)

・チェンジ元の登場
AZKiムーナのコンボで確実に登場しましょう。

(先程と同じ画像です)

ムーナのトップ公開でCXが見えた時は、ムーナの効果で新しいムーナを拾ってスタンバイ登場に備えると良いです。

思い出になるのがチェンジの主目的なので、失敗した場合はチェンジに固執せずに別の手段で1枚貯めましょう。
具体的には、レベル1時点でスタンバイを引けていない場合、追加でもう1枚思い出アタッカーを添えるか、未来へと踏み出す一歩 戌神ころねを握っておくと良いです。

・リフレッシュ
このデッキは、最も強いレベル2帯を如何に長く過ごすかが肝です。
レベル2が長い程、朝の挨拶 戌神ころねの盤面制圧力、未来へ一緒に 桃鈴ねねのトップチェックが光り、デッキの強みを感じられます。
そのため、強い山でレベル2を迎えるため、思い出圧縮してレベル1リフレッシュするのが目標です。

最も、1周目に一足早くレベル2になるのもまた強いので、状況に応じて無理のない範囲でリフレッシュを目指しましょう。

その際、リフレッシュ後に控え室に「スタンバイで出すキャラ」「#ホロライブゲーマーズ」が落ちるかどうかを確認しましょう。
後者は、朝の挨拶 戌神ころね手出しが選択肢に入るかどうかの目安になるため、場合によっては手札の「#ホロライブゲーマーズ」を温存して早出し条件の達成を狙うことも考えます。

☆その後
・盤面作成
・対策はばっちり! ロボ子さん、春はあげぽよ 桃鈴ねねを回収しておく
・未来へ一緒に 桃鈴ねねCXコンボ

・盤面作成
チェンジして未来へ一緒に 桃鈴ねねを軸に盤面を作っていきます。
パターンは大まかに以下、
①全お祈り
②スタンバイで応援登場
③前かなた、後ろころね

「①全お祈り」は特に何もしないパターン。(チェンジはしますが…)
省エネしたい時や、思い出を補充したい時は、返り討ち 尾丸ポルカを使いながら平パンします。
あと、貫通して山がCX塗れで返ってきた時も不承不承ながらこれ。

「②スタンバイで応援登場」はチェンジ登場した未来へ一緒に 桃鈴ねねの後ろに応援を即置くパターン。
前列にトリガーで朝の挨拶 戌神ころねが出てくるものとして盤面の最大値を目指すならこうなります。
控え室にキャラが無い時も例によってAZKiムーナコンボで狙えます。
初パントリガーケアでムーナを前に出してコンボすることもできるので、集中を使うかどうかはよく考えましょう。

「③前かなた、後ろころね」はスタンバイに加え、この世のものは脆すぎる 天音かなたがある時の選択肢。
行きのパワーが強い上、相手ターン中の移動で朝の挨拶 戌神ころねを前に出せるので、有効な場面では狙う価値があります。
勿論、スタンバイ登場を未来へ一緒に 桃鈴ねねにしてトップチェックを絡めていくのもありです。

朝の挨拶 戌神ころねの手出しは、チェンジするターンはストックがキツイ(条件未達成も多い)のでできないことも多いですが、これ以降、ストックは貯まっていくので、有効だと判断したなら積極的に出して良いと思います。

・対策はばっちり! ロボ子さん、春はあげぽよ 桃鈴ねねを回収しておく

盤面を作ったら、最終的に未来へ一緒に 桃鈴ねねのCXコンボを狙う上で役立つカードを集めておきます。
レベル0なので、スタンバイのついでにムーナで拾うカードとして覚えておけば大丈夫です。

・未来へ一緒に 桃鈴ねねCXコンボ
道中で適当に発射するのも強いです。
が、CXを温存して後で多面した方が強い場合もあるので要検討。
強い山を崩すことにも繋がるので、思考停止は危険です。
せめて、スタンバイの意味はある状態で使いたいところ。
ファイナルターンは、先程の対策はばっちり! ロボ子さんで山にレベル1以上のカードを戻して、CXコンボ多面成功を狙っていきます。


◇まとめ

朝の挨拶 戌神ころねが最も存在感を放てるデッキを探して、8スタンバイホロライブのデッキに行きつきました。
事前考察の狙い通り、舞台を荒らすころねと、ダメージレースを有利にするねね周りの相性が良く、ユニークなデッキになれたと思いました。

デッキとしても、AZKiムーナのシステム力が非常に高く、やりたいことをやっていける感が強いです。
その分プレイヤーの判断力は試されますが、実に現代的な器用さを持っていると言えます。
最後はねねのバーンのご機嫌次第なところはあるものの、悪くないデッキなんじゃないかなと思いました。

最後に朝の挨拶 戌神ころねについて。
往復で2面持っていくころねの戦闘面での影響力は非常に大きく、処理不能なら盤面を渡すしかありません。
様々な除去手段が配られた現代だからこそ許されたカードだと思いました。
逆に、ころねを大多数のタイトルが処理不能な環境では、1枚出せれば良いということで、8スタンバイである必要はなかったかもしれませんね…


それでは、ここまで読んでくださった皆様に有益な一言。

「デッキ構築をする者は、求職者であり、求人する者でもある」

カード1枚に対して深い分析を行い適性デッキを探る一方で、デッキが求めるキャリアを満たしている人材を探すこともまた日常的に行っています。
どちらも趣味で楽しく経験できるなんて、カードゲームはお得ですね。

読んでくれてありがとうございます。
次回もご期待ください。

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