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【宿泊レポート】奈良ホテル(2021年6月12〜13日)

コロナ下ではありますが、安い国内線の航空チケットを購入しちゃっていたので、関西へ。のんびりとホテルと食を楽しむ奈良の旅を楽しんできました。

乗ろうと思っていた朝の便が一カ月も前に欠航が決定。で、振替便は4時間遅れで、奈良市街への到着は16時あたりに。初日の観光は諦めて、ホテルに直行します。宿は前から泊まりたかったクラシックホテル・奈良ホテルです。

この玄関の風情は、奈良ホテルならでは

外観は和の要素たっぷりの、堂々たる木造建築!で、中はもちろん洋風なのです。フロントからしてこんな感じ。

吹き抜けのフロント。いかにも洋風建築という感じです

ロビー的に使える待合室もクラシック。

なんか映画に出てきそうな雰囲気の待合室です

びっくりなのは、廊下の広さです。ちょっと他のホテルにはないですよね。

今風のホテルとは大違いの広さ

お部屋はちょっと広々としたツインにしてみました。ベッド、しっかりクッションでとても寝やすかったですね。あとお風呂やトイレなど水回りは完全に最新のものにリフォーム済。快適そのもの!

落ち着いた感じの内装の客室

2階の部屋。窓からは若草山や興福寺の五重塔が見えます。写真の右が若草山ですね。

窓からは周囲の緑が。奈良にいるのを忘れる感じです

さて、夕食は街の中で…ということで、近鉄奈良駅の駅前から伸びる東向商店街にある「酒房 亜耶」へ。豊富な海産物と奈良のお酒を気軽の楽しめるお店です。お酒は篠峯や百楽門、山鶴などをしっかりと。なぜか写真はポテトサラダ…^^;。

奈良のお酒が充実。マクドナルドの裏手です

帰りがけ、猿沢池のほとりの道の街路樹に灯りがともされていたり、興福寺五重塔がライトアップされていたり。奈良の夜は店が閉まるのが早いのが難点なのですが、ぷらぷらお散歩するのも楽しいです。

猿沢池ちかくの通りも随分きれいになっています
興福寺五重塔のライトアップはやっぱきれい!

夜見るホテルの玄関も、またカッコいいですね。

昼とはまた異なる趣きが

さて、翌朝。朝食はホテルのメインダイニングでいただきます。和食か茶粥か洋食か。やっぱり奈良らしくということで、茶粥にしてみました。緑茶でしっかり炊き込んであります。

奈良名物といえば…実はあまりないのですが、かろうじてこの茶粥^^;

雨だったこともあって、奈良市街の観光はパス。次の目的地、桜井市に向かいます。ホテルからJR奈良駅までタクシーで、そこからの「万葉まほろば線」の三輪駅で下車。駅前の食堂に荷物を預けて、大神神社に参拝します。実は大阪出身のオレ、子供の頃の初詣はいつもここだったのです。超久しぶり!ここの神社、拝殿には御神体はありません。三輪山自体が御神体なのです!すげ〜。

大神神社の本殿です

この日本最古の神社・大神神社は、お酒の神様でもあって、全国の酒蔵に杉玉を送る「送り手」でもあるのです。そして、拝殿や祈祷殿には杉玉が飾られています(写真は祈祷殿の杉玉)。

大きな杉玉が!

本当はこの神社の近くに蔵を持つ「みむろ杉」の今西酒造の蔵や神社を巡るツアーに参加したかったのですが、今は休止中。今西酒造の参道店の方に聞くと、コロナが原因というよりは、まだ造りをやってたり、蔵の改装などで人手が足りないことが原因のよう。ちと残念でした。でも、お酒はしっかり買ってきましたけど(^o^)。

さてお昼はやっぱり三輪そうめんですよね。参道辺りにいろいろお店があるのですが、「そうめん処 森正」へ。築100年の家の庭を使ったお店でいただけるのは、にゅうめんや冷やしそうめん。見た目も涼しそうでしょ。

関西のそうめんには具がのっているのです

京都よりもちょっと地味な印象のある奈良ですが、結構見どころ、あるんですよ!最近いろいろなホテルが奈良にもできていますが、市街に宿泊するのなら、やっぱり奈良ホテルがオススメですね。

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