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起業家向けの書いていたコラム2。先の見えない海外の大学で研究をしていた苦学生の時、先の見えない不安に耐えられず、帰国していった順番は、頭の良さではなく、努力できる順番でもなく、〇〇の順番だった。誰のための人生を生きているのか考える。

IT起業家向けに書いていたコラム2

〇〇さんは、その世界のノーベル賞と言われる賞を受賞した
有名人、一度は名前を聞いたことがあると思う。

〇〇さんは、中学受験を落ちた時、「正義は負ける、努力は報われないのが人生」だと思った。
大学受験も3回落ちて、さすがに3回目に落ちた時、自分のこれからの人生を考えた。

今まで、親の言う通り生きてきたけど、これからは自分の生きたいように生きる、でもそう覚悟した以上、もう親には頼らない。と自分で働いて、自活することにした。

でも、やっぱり、〇〇の研究者になりたいという、自分の心が決まると、
恐れや不安がなくなった。ただ、それに向かってやるだけだから。

次の年、受かった大学に行った。大学院は、教授にお前の頭では無理だといわれたけど、必死で教授に頼み込んで、大学院にいれてもらった。そこから海外の大学に行ったけど、すごく貧乏生活だった。他の学生は仕送りをしてもらったりしていたが、〇〇さんは自活してアルバイトで生活費を稼いでいた。一緒に日本から来て研究をしている仲間は、〇〇さんより、皆、すごく頭がよかった。

でも、海外の大学で〇〇の研究をしているけど先が見えない生活だった。
どんどん、皆、研究することをやめて、皆、日本に帰国していく。

どんな順番に帰国していくかというと、頭の良さや努力の順番でなく、
親孝行の順番だった。
親が心配して、「そんな先の見えないことをいつまでやってるの、日本に帰ってきなさい」というから、親の言うことをきくやつから、帰っていった。
皆、〇〇さんよりすごく頭がいいのに。

「自分の人生じゃないか、〇〇を研究したいならここにいたらいいじゃないか。
〇〇の研究を続けて野たれ死んでも、本望じゃないか」と、
〇〇さんは皆を説得するのだけど、〇〇さんより、皆
すごく頭がいいのに、日本に帰ってしまった。

一番頭の悪い〇〇さんだけ、海外の大学に残った。
そして、数年後、〇〇のノーベル賞と言われる賞を
とれた。

〇〇学者になった〇〇さんが日本に帰ると、高校時代、
〇〇さんよりすごく頭がよかった友達のお母さんたちが、
「〇〇君でも学者になれたのなら、うちの子もなれば
よかったわね」と言われた。
母親たちは、自分が学校を出てから、どれだけの努力を
したか考えてくれない。w

自分の人生を一番考えているのは自分、自分以外の人は、
親でも誰でも自分の人生の責任をとってくれないし、
現実、責任はとれない。

野垂れ死にしてでもやりたいことをする、
成功しても失敗してもそれが自分の幸せという「バカ」には、
自分より親の意見で生きている
「頭のいい人」は勝てないのだ。

そして、東京はそういう「バカ」が意外と多い。
だから、高学歴の人が多いけど、学歴順じゃないのだ。

その人の名前と上のようなことを書いているその人の
自叙伝は、下の有料部分に書いてあります。

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