昭和映画に出てくる怖い先生達

こんにちは、マフィンです。
最近は昭和の邦画をよく見るのですが
今では違和感を感じる様な独特な空気感があってノスタルジックな思いになるのです。(私は昭和を知らないですがw)


今回例に出すのはこちら
ぼくらの七日間戦争(1988)

宮沢りえさんのデビュー作ですね。
お美しい!

作品の内容は簡単に言うと

厳しすぎる進学校から廃工場に立て籠もった生徒と教師の激しい籠城戦。

今回のアジェンダ
(1)教師像が違う
(2)常識が人間関係の型を作る
(3)最後に

(1)教師像が違う


この作品に感じた教師の印象は次の3つ
①暴力
②男尊女卑
③親に強い
冒頭のシーンから生徒へのビンタや女学生の前髪を切ったりと恐怖の絶対的な対象として描かれた教師達、立てこもった子供の母親の訴えにも

家庭内の教育が悪いんだ!

と怒鳴るほど。
その関係性は今とは異なりますね。

私も中学時代の教師による暴力は指で数える程の物でした。(それも客観的に絶対生徒が悪いもの)

(2)常識が人間関係の型を作る

昭和時代の教師は暴力的だった?
そうではありません。

今とは常識が異なるだけで教師という役割がそういった像なのです。
*ミルグラム実験という実験でも何度か検証された人間の性質です。

*ミルグラム実験=
閉鎖的な状況における権威者の指示に従う人間の心理状況を実験したものである。(wikipedia)

この時代の教師は戦前の社会主義の強まりから、異端児は排除するという思想が生まれ、
教師は厳しく均衡を保つという役割があったのでは無いでしょうか。

そう考えると教師は忠実に役割を果たしていただけと考えるべきと私は思うのです。

(3)最後に

こうした昔の作品から、時代背景を調べてみるのも中々面白かったです。
懐かしさ、というのは記憶を呼び出す機能があり、蘇った思い出を始点に、人生を振り返る時間を与えてくれるのです。
そして今後の余生を想像しこれからはもっと楽しく生きようという活力になります。

昭和時代をVRで再現できないですかねー
と考えています(笑)

最後まで読んでくださりありがとうございました
次回はデータ分析系の記事に挑戦します。











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