見出し画像

「らぶたび」制作日記(1)誤字、完璧を求める心

四ヶ月ぶりの新刊です。
「のんびり旅デート」がコンセプトの「らぶたび」、制作の様子を記録していこうと思います。

現状

本文が完成して、表記揺れや漢字ミスを修正しました。
これまで何度も間違えてしまっているのがこちら。

【正】荒らげる
【誤】荒げる
声に出すと「あららげる」の方が間違っている気がして、つい「荒げる」と書いてしまいます。

続いて、今作には出ませんが、過去作で間違えてしまって校正段階で修正したのがこちら。
【正】〜にも拘らず
【誤】〜にも関わらず
これは知らなかったので、大きなショックを受けました。今までの人生でどれだけ「にも関わらず」してきたんだろうと。恥ずかしいです。

あと今日初めて知ったんですけど、「過不足」って「かふそく」と読むらしいです。
(作品に出てこないから関係ないのですが)
これも、今まで何十回「かぶそく」と言ってきたのだろうと……気が遠くなります。
でもまあ慣習的に「かぶそく」って言うし通じますよね!
考え出すとキリがないので、見つけ次第訂正していこうと思います。

表記揺れだと、SNSを半角で書いちゃってるところがあったから全角にしました。
半角アルファベットを縦書きにすると文字が横倒れになってしまうので、この全角に変える作業が必要になってきます。
もちろん例外はあります。
英文やこだわりのある文字列など、むしろ横倒れ表示にしたい時です。
その場合はわざと半角で書きます。

擬音でカタカナ、ひらがなが混在しているものは基本的にカタカナで統一しました。

見れば見るほど「あれはあれで良かったのか?」とチェックポイントが浮かんできて「そもそも自分が書いた文章で大丈夫なんだろうか」と不安になってきます。
一旦お菓子を食べたり好きな音楽を聴いたりと、物理的に離れて気分転換しています。
今は無料サービスでも完璧を求められ、穴があれば厳しく断罪され一度の過ちも許してもらえない時代。
でも、「完璧」にはチェックする体力だったり時間や知識など潤沢な材料が必要だと私は思います。
正直に言えば、どれも自信ないです。
だから完璧は目指すけれどできなくても自分を責めない、指摘されたら調べて最終的に自分で判断して適宜訂正していくという二本柱でやっていくつもりです。
妥協かもしれません。

とりあえずこのようにして修正した本文をPagesというアプリにコピペしました。
章タイトルに「見出し」属性を適用し、目次を作ります。

ほとんど完成ですが、ここから更に読み込んで修正していきます。
眠くて限界なので今日はここまで。
とりとめない話にお付き合いくださりありがとうございました。