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人生から「推し」が消えた。肯定し合えた日々を私は忘れない。

2022年6月29日。大阪城ホールの観客席にいた私は、back numberのボーカル・清水依与吏さんの語る言葉に心を動かされた。いわゆる「推し」と「ファン」の関係性を見事に言い表している言葉だと思ったからだ。 その翌日、私の人生から「推し」が消えた。 私は自分の人生を受け入れられずにいた時、「推し」に出会った。何となく観に行った舞台で主演を務めていた彼は、ステージ上で神々しいくらいの輝きを放っていた。思わず涙が溢れたのは、自分が叶えられなかった夢を想像にも及ばない努力で

    人生から「推し」が消えた。肯定し合えた日々を私は忘れない。