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地球規模の危機に改めて驚いた独り言

 地球表面の70%は海。陸地は30%しかない。その陸地の25%は砂漠で、砂漠化はじわじわ進行している。熱帯雨林の締める割合は陸地のわずか6%で、その6%の中になんと870万種類の生物が生きているという。・・・少し理解が追いつかないのは、その生物の中で確認されているのは175万種。ん?確認されていないのにどうして870万種の生物がいると分かったんだろ?詳しい方ご教授を!・・・未確認の生物はなんと80%に及ぶ。

 二億年前、その生物の中から種が絶滅する割合は、一千年に一種類だったらしい。それが一万年前になると、百年に一種が絶滅。徐々に加速して、千年前には十年に一種、百年前には一年に一種が絶滅。ここから絶滅スピードは急加速する。四十年前には一年に千種。そして現在では一年に、なんと四万種が地球から姿を消している!!

 このまま行けば、2050年には全生物の30%が姿を消し、人口の40%は水不足に陥ると言う。19世紀から爆発的に増加し始めた人口は、今も歯止めがかかる気配はない。地球の歴史ではかつて五度の大量絶滅があった。現在は六度目の大量絶滅が進行中なのだ。地球は水の惑星だが、そのほとんどは海水だから飲料には適さない。早晩地球から真水が消えると言われている。ついでに言えば、北海道の貴重な多くの水源地は中国人により買い占められているのですよ。だからいざ日本に真水が足りなくなっても、北海道の美しい湧水は日本人の口には入らないのです。

 ショックです。知っていたけど改めてこう並べると、地球にはもう未来がない。コロナのコの字も触れないうちに、十分人類は滅びる。

 何故こうなってしまったのだ?

 人間!人間が招いたのです。全ては人間のした事の結果なのです。・・・さて、今から私達には何ができるのだろう。トランプが自己中に無茶苦茶にした4年間に温室効果ガスは野放し、中国は他人ん家の庭を占領する事に夢中で、全国民が有害物質を撒き散らして知らんぷり。なんと最も二酸化炭素を排出しているのは、家畜なのだ!人間が食うために増やしすぎたから。そしてまだまだボルソナロのような輩は沢山いる。それを止められないどころか、支持さえしている多くの人。全ては無くしてしまった謙虚さのせいだと言えるのかもしれない。自然に対する謙虚。生かされていると言う幸せに対する謙虚。自然の摂理に対する無知蒙昧。東北の震災から十年。原発事故の後東京も電気を使わず暗かった。でも不便さはなかった。無駄に明るかったのだと実感した。《プロメテウスの火》である原子力は、まだまだ人間の手には負えないのだ。あれだけの事故が起きて修復はおろか、後片付けもできないと言うのに、なぜ平気でまた原発を稼働してるんだろう。電気が足りなければ、無駄な電気を使わなければ良いだけだ。夜中じゅう誰もみていない番組垂れ流すな!放送局は日替わりで休めばいい。どうせ一度に全部は見れないのだから。私達には電気を使わない政策選択が与えられていない。危険極まりない原発を稼働させる政治家達は、何かが起きたら何の責任も取れないのだ。想定外という言葉で逃げるのだ。当たり前だ。想定外だから災害は起こるのだ。震災の後の不手際は菅(かん)総理だったからではない。自民党がやってたって何もできないのだ。だってメルトダウンに対処する方策などこの世のどこにもないからだ。その傲岸さが地球を滅びへと導いている。

 今から私達には何ができるのだろう。あまりに立ちはだかる壁が巨大で無力感しかないが、何か手があると信じたい。きっと小さな一つを世界中の一人残らずやる事で、何かが少しは好転すると信じたい。レジ袋の有料化をくだらないと鼻で笑った方々に、地球規模の危機を口にする権利はない。私はグレタさんのファンだ。

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