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KOK勝手に応援企画2021年大会出場者紹介(13)～智大

かねこしゅうへい

さあ、いよいよ大詰めに入ってきたKOKの出場者紹介。今回紹介するのは福岡が生んだリリシストの智大さんと、KMBこと小倉MCバトル。
Maijiさんと同じくらい、智大さんは大好きなMCの一人です。今大会に出場する16名のMCそれぞれが格好良くて大好きですが、この二人はトップレベルで好きです。

そういうわけでまずはKMBの紹介から。

小倉MCBATTLE

福岡県北九州市にある小倉は、かつて高校野球で沸いた小倉高校がある古くからの北九州の玄関口としても知られている。

だが、比較的住みやすいとはいえ、近年北九州市は急激な人口減少が相次いでいて、都会的な暮らしができると謳われながらもどこかにアンバランスさが隠れている。

旧小倉市の一つである小倉北区では、あまりにも報じられないほど凄惨な殺人事件である「北九州監禁殺人事件」が起きたことでも知られており、やはりそういった部分でも独特な空気が内包されている地区である。

そういったアンバランスな地方都市にはやはりHIPHOPは根付きやすい。思うと、舐達麻がレペゼンしている熊谷も、口喧嘩祭が行われる岐阜も。町並みは立派でも、それは駅前だけだったり、どこか活気が無かったり。そうした中にまた小倉MCBATTELEがある、ということなのだろう。

かつては西日本を代表するMCたちが集まっていたが、名の知れたMCたちが制していく中で、今では全国各地からMCが参戦するようになり毎年小倉のストリートを沸かせている。

そして福岡という独特の風土を持つ地域だからこそ、Maijiさんや智大さんのようなMCたちが出てきたのだろう。
今回のKOK、帰ってくる男を紹介したい。もちろん智大さんだ。

智大

日本語ラップの中でも最もリリカルでかつワードセンスが抜群なのが、智大さんだろう。同じ匂いをMaijiさんからも感じないわけではないが、彼を見ているとどこからそんな言葉が出てくるのかと時々驚くことがある。

今でも、彼のフリースタイルを初めて聴いた時のリリカルなライムと独特なビートの乗せ方と声は耳から離れない。この世界観を作り出すことができるのは間違いなく彼だけだろう。

ちなみに地元ではお父さんと居酒屋「夢や」を切り盛りし、またピザの販売なども行っているのだとか。ぜひとも今年の夏あたり伺ってみたいものである。あと、Twitterのフォローまでしていただいて大変光栄です。
N1NY0さんもそうですが、ありがとうございました。個人的にはとても嬉しいです。

意外とファンと触れ合うの好きなのかな？

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