元警察官語る 反社に情報漏洩か? 20~30年前から変わらぬ日本で一番悪いやつら~北海道警察

2022年4月の朝日デジタルの記事です。
これにコメントしたいと思います。
警部補が情報漏洩、容疑者数人が一時行方不明に 北海道警が処分

角拓哉2022年4月27日 18時37分


 捜査情報を漏洩(ろうえい)したとして、北海道警は27日、本部刑事部に所属する30代男性警部補を地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで書類送検し、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。28日付で辞職する。

 監察官室によると、警部補は昨年4月10日、捜査の過程で知り合った30代男性から捜査中の詐欺事件の進み具合を聞かれ「近々、着手する」と教えた疑いがある。男性は犯人グループに知人がおり、後日、逮捕予定の容疑者数人の行方がわからなくなった。同室は「その後対象者が全員逮捕され、捜査に影響はなかった」としている。警部補は調べに対し「捜査情報を教えることで他の事件情報を入手したかった」と説明しているという。

 これなんなのかというと警部補が仲のよい反社の人間に便宜を図り、その見返りに反社から情報をもらうというものです。
 具体的には逮捕は朝、自宅から出てくるところを「おはよう」と逮捕することが多いですが、いつ逮捕状を執行するか被疑者がわかれば逃げられますよね?大体はいずれは捕まえたり出頭させたりのですが、逮捕されて刑務所入る前にちょっと美味しい物食べるとか出来るので被疑者側にとってはありがたいことです。そのような便宜を図ってもらった見返りに別事件の被疑者をチンコロ(密告)させるのです。

そうやって被疑者としては罪を見逃してもらい懲役をさけ、警察としては情報や事件検挙の手柄が手に入るわけです。
 
 映画「日本で一番わるいやつら」の原作でもある「恥さらし」(稲葉圭昭著)でも反社に覚せい剤130キロ、大麻2トン(当時の合計末端価格約100億円)の密輸をさせ、それを見逃して拳銃をもらっていました

 まあ残念なことですが警察にはノルマというか面子を立たせたい異常性があり、その為には手段を選ばない性質的な雰囲気がありますから上記の警部補さんも何とかして手柄をあげたかったんでしょうね。どの職場もそうでしょうが、認められると異常に喜び、成績不良で上司に「なにやってんだ」と𠮟責されると異常に怯えるというか「ヤバい」という感情がわく。面白いですよね成績優秀でも不良でも給料同じなのに...

 まあそんな感情の変化が少なかったから大した成績もあげられずに僕は辞めたんでしょうね(笑)


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