ピアヘルパーってどんな資格?ーーあなたの悩みのお手伝いをします

「ピアヘルパー」という言葉を聞いたことがありますか?
私は「ピアヘルパー」という資格をもっています。
これからこの知識を使って、少しでも誰かのお役に立てたらと考えて情報発信をしていきたいと考えています。

・ピアヘルパーとは


「ピアヘルパー」は、学生を対象とした日本教育カウンセラー協会認定資格です。
“Peer”は「仲間」、“Helper”は「助ける人」。ピアヘルパーは直訳すれば仲間を助ける人という意味です。青年や学生なら誰でも遭遇する問題の相談相手になる、あるいはピアグループ(たとえばボランティアも含む各種サークルなど)の世話役をつとめるのがピアヘルパーです。

(NPO日本教育カウンセラー協会のHPより抜粋)

つまりピアヘルパーは友人の相談役のようなものです。


・ピアヘルパーは何ができるの?


では具体的になにができるのでしょうか。
ピアヘルパーは仲間の持つ悩みについて心理学的なアプローチで助けることができます。
心理学の基礎的な部分を理解しているということや、その上で相談に乗ったときの具体的な話の聞き方などがわかる、というのがこの資格です。
私は学生時代にこの資格を取得して以来、様々なコミュニケーションにこの知識を応用してきました。
友人はもちろんのこと、職場やこどもとの関わり、こどもに関するコミュニティなど、あらゆる分野で活用できます。
ピアヘルパーの資格自体は、一度取れば更新はないのですが、資格の勉強をする中で、基本はおさえつつ、常に心理学について学ぶ姿勢というのも重要だとされています。
ですから、私はピアヘルパーとしての基本の知識と共に、日々の学びを駆使してさらなる円滑なコミュニケーションを心がけています。

「心理学」と言ってしまうと少々堅くて難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、生きていく上で「心」を健全に保つことは非常に重要です。
体のために運動や健康的な食事を心がける人でも、心の問題は目に見えずおろそかになりがちです。
少しの助けで日々の生活が改善されることはたくさんあります。
そんなちょっとしたことを私は発信していきたいと考えます。

・カウンセラーとの違い


カウンセラーには臨床心理士、公認心理師などの種類があります。
例えば公認心理師は国家資格ですが、心理カウンセラーとしてカウンセリングや心理テストを行って問題解決をします。
医療機関や学校・企業・地方公務員などで活躍されています。
カウンセラーにかかるとなれば、少しハードルが高く感じる方もいらっしゃると思います。
実際は怪我や病気と同じく、心に関しても気になることがあれば専門家に聞くというのはそんなに大げさなことではありませんが、他の健康上の気がかりに比べると気軽さがないように見受けます。
そこで、そのきっかけや足がかりになるのがピアヘルパーです。
日々の暮らしで悩みや、なんだかもやもやして気になることをどうしていいかわからない時があると思います。
こんなことで悩んでいるのは自分だけだろうか。なんとなく気分が冴えないけれど、医者にかかるほどのことなんだろうか。
日常のちょっと気になることを聞き、ヒントを出せるのがピアヘルパーの強みです。
また、ピアヘルパーは心理学やカウンセリングについて学んでいるからこそ「自分の限界」を知っています。
カウンセラーではないからこそ、自分がどの程度までこの人の相談に乗ってあげられるのかということや、これはすぐにでもしかるべき機関にかかるべきだということがわかります。
さらに、守秘義務についても心得ています。
相談内容を他言することはありません。
ですから、私でなくともあなたの近くにもピアヘルパーがいれば相談してみてください。
心理学的なアプローチでお話を聞き、なおかつ秘密は守られます。
学生時代に心理学を専攻していた方なら持っている可能性があります。

(心理カウンセラーについては「医療のお仕事辞典」を参考にさせていただきました)

・まとめ
ピアヘルパーは心理学の基礎知識を持ち、友人の相談を受けその手助けができる資格です。
私がピアヘルパーとして日々学んでいくことを、これからみなさんにシェアすることで一緒に心身ともに健康な毎日を送りたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします!

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