移住検討〜決意までを解説・前村健輔が考える移住ステップ最重要項目を伝授!
移住ブロガー前村健輔です。このnoteをご覧になってくださっているということは、多かれ少なかれ移住について考えているということだと思います。(それか、僕のファン?ww)
移住について語ることは簡単ですが、実際に移住をするということは本当に大変です。決めること、手続きすること、かかるお金、本当に多くのステップを経る必要があります。そういう意味で、移住のステップを知ることは移住についてより理解を深めてもらえることに繋がるのかなと思い、今回は移住のステップについて解説することにしました。
<本記事で分かること>
・移住を考えてから移住を完了するまでのステップ
・前村健輔の考える移住において最も重要だと思うステップ
本気で移住を考えているという人に、ぜひ参考にしていただけたら幸いです!
移住検討から移住達成までのステップ!
早速、移住を検討するところから、移住を決意するまでにはどんなステップを踏む必要があるのか、詳しくみていきたいと思います!
|Step.1 移住の目的を考える
漠然と「違うところに住みたいな〜」「田舎暮らしいいな〜」と考えて、移住に憧れる人は多いと思います。特に、都会での暮らしに疲れているならなおさら。
もちろん、それでいいと思います。移住を果たした人の多くが、最初はそんな気持ちで移住について考え始めています。
しかし、本格的に移住について検討し始めるなら、少し踏み込んでいく必要があります。
・移住をしてどんな生き方がしたいのか?
・移住を通してどんな人生を実現したいのか?
この点について深掘りしていかないと、移住計画について踏み込んで検討していくのはなかなか難しいと思います。
しかし自分一人の考えでは、なかなか広い視野に立って人生を考えることはできませんよね。家族に相談することはもちろんですが、これまでに移住した人の話を聞いてみたり、僕が書いているこのnoteのような移住体験記のようなものを読んでみたりなど、「成功した人の話」を実際に聞いてみることはかなり有効的だと思います。ぜひ、移住の目的を考えることで、自分の視野を広げ続けることに注力してみてください。
|Step.2 移住の条件について考える
ある程度、今の自分自身の移住の目的がイメージできてきたら、その移住の目的に沿うような移住条件を考えていくステップに入ります。
・移住の場所
・移住後の働き方
・移住後の住まい
場所については、今住んでいる場所とどのくらい離れている土地なのか、知り合いがいる土地なのか、出身地へは行き来しやすいのか、海・山どちらが近いのか、田舎・地方都市どちらなのか、などなど、移住先を決めるために検討するべき要素はいくつもあります。
また家族で移住する場合には、その家族それぞれに理想とする条件があると思います。この条件については、Step.1の移住の目的と連動して考える必要があるでしょう。ここまでを家族で決めることに時間はかかると思いますが、ぜひじっくり考えて話し合ってみていただきたいと思います。
ちなみに、前村健輔が移住をするときもそうでしたが、このステップでは夫婦喧嘩が増えます。だいたい、結婚や引っ越し、子供ができた時など、人生の岐路に立つ時には夫婦喧嘩は増えるものです。そうした喧嘩を乗り越えることで、絆も深まっていくのかなと思います。
|Step.3 移住先を考える
だいたいの条件が見えてきたところで、実際に移住する場所を決めることになります。Step.2でいくつかの候補地はイメージできていると思います。そこから一つ一つの条件を丁寧に比較し、場所を決めることになります。
必ずしも土地を先に決める必要はありません。住んでみたい家を先に見つけるという人もいます。移住は決まった手順通りに全てが決められるわけではないと覚えておくのもおすすめです。最後は、自分の直感にしたがって場所や家を決めたという人も多いようですよ。
また、このステップまでくると、情報が多すぎて結局どうしたいのかが見えなくなる人もいます。ここまで検討を進めたのに、ここで諦めてしまうという人も少なくないようです。迷ったり選べなかったり、壁が立ちはだかって進めないというときは、一旦休んでからまた考えてみるといいと思います。
そうしているうちに、ベストな場所や条件が見えてきたりするものです。どうしたらいいか分からなくなったときには、もう一度Step.1に戻って自分の条件を見直してみるというのもいいですね。
|Step.4 移住先についての情報収集
移住する場所を決めたら、その土地や街の情報収集を始めましょう。インターネットやSNSを通して情報を集めるのはもちろんですが、その土地や街の自治体が提供する移住情報を参考にするのもおすすめです。
移住者を積極的に迎えている自治体の場合は、そうした情報提供やセミナーなども積極的に開催しています。そのようなツールもぜひ取り入れて使ってみていただきたいと思います。
また実際に住む家の候補が決まっているのであれば、近隣にはどんなお店や施設があるのか、どんな公共交通機関が使えるのかなど、どんな暮らし方ができそうなのかのイメージをしておくのもいいでしょう。
|Step.5 移住予定先を実際に訪れる
実際に移住先に引越しをする前に、移住予定の土地を実際に訪れてみた方がいいです。インターネット上の情報やSNS、自治体の発信する情報だけでは分からないような雰囲気やイメージ、実際にその街に住む人たちの感じなどを肌で感じる必要があります。
正直なところ、この段階まで移住を検討しても、実際に街を訪れてみてなんだかピンと来ず、移住を見送ったという人も少なくありません。そういう意味では、時間やお金に余裕がある人は、もっと早い段階からいくつかの移住候補地を実際に訪れてみるのもいいかもしれません。
移住者を積極的に受け入れている自治体の場合は、移住者に向けた現地でのツアーやお試し移住体験などのプログラムを組んでいる場合もあります。ぜひそのようなプログラムも活用してみてほしいです。
|Step.6 住居・仕事・学校などを具体的に考えていく
移住先を実際に訪れてみて、街が気に入ったなら住居や仕事などを決めるステップに入ります。実際のところ、街が気に入っての移住であれば住まいはある中から選ぶことになりますから、インターネットで物件情報を見るなどしておおよそ目処をつけていくことができます。
学校も基本的にはエリアの中で学区が決まっていますから、検討の余地はあまりないですね。ただし、検討している住まいから学校までがどの程度離れているかは確認しておく必要があります。お子さんが小学生以下など、小さい場合はなおさらです。
さらに仕事についてですが、移住をしようと思っている人はある程度仕事にも目処をつけて移住を検討しています。働いていくアテが全くないのに移住地だけを先に決める、という人は少ないです。移住先の支店に転勤できるというラッキーな方もいれば、自分で事業を展開していて就活の必要はないという人もいます。
もしこの時点で仕事について一から考えていく必要があるのであれば、このStep.6については十分に時間をかけて就職活動をしていただきたいなと思います。場合によっては、面接などで何度かその場所に足を運ぶ必要もあるでしょう。現地のハローワークや就職のための説明会など、事前に登録したり相談したりして情報収集することも有利に働きます。
前村健輔の考える移住において最も重要なこと!
ここまで、移住についてのStep.1から6までをご紹介してきました。僕、前村健輔は移住をしたいと思い実際に石垣島に移住することができましたが、このステップの中で最も重要なのはやはりStep.1だと思っています。
「移住を通してどんな人生を送りたいのか?」
これは、一度考えて答えが出るものではありません。感覚的な言葉を使って説明すると、「考えながら生き続ける」というのが僕の答えかなと思います。
人生において、ゴールなんていうものは存在しないと思っています。移住を考える人は、常に移住をゴールのように捉えて移住準備をしていますが、移住はスタートであって全くゴールではないわけです。だから、移住をゴールとして動いてきた人たちは、移住をした途端にそこがスタート地点でしかなかったことに気づき辟易としたりするのです。
移住はゴールではありませんし、だからと言って辛いスタートでもありません。あくまでも、自分の人生の通過点でしかないのです。移住した一年後に、また都会に戻ってきたくなるということもあるかもしれません。人の興味関心がうつりゆくように、住む場所を次々変えたっていいと思います。家を建ててその土地で安定して暮らしていくことがこれまでの日本の常識であり、なんとなくの型でしたが、それにとらわれる必要も全くないと思っています。
要は、その一瞬一瞬を十分に楽しめているかどうかです。移住を通して「人生の目的」というものに触れることができるあなたはラッキーだと思います。ぜひ、移住前も移住後も、それを探求し続けること、それを考え続けることを喜びと思って、日々の暮らしを楽しみ続けていただきたいなと思います。
まとめ・よくよく揉んだ上で最終的には気軽に移住しよう!
今回は前村健輔の体験を元に、移住を検討するにあたってのステップについて詳しく解説しました。いかがでしたでしょうか?簡単にポイントをまとめておきますね。
<移住を検討するためのステップ・まとめ!>
・移住は、「移住の目的・条件の検討」「移住先の情報収集」「移住先を訪問」「移住先の決定・仕事や学校などの決定」というようにステップを踏んで決めていく
・移住を考えるにあたって最も重要なのは「移住の目的」を考え続けること
・一度の移住で人生の目的を叶えられるわけがない、人生の一つの過程として捉えて目的は毎日を通して考え続けていくものだ
移住はゴールではありませんから、実際にはそんなに大ごとにして決めなくてもいいものなんですよ。失敗したらまた別の道を考えればいいだけ。自分の感覚にしたがって、「楽しい移住」を実現してくださいね!