男性保育士もいろいろおります
このnoteを始めたのは、不本意なリタイアをしそうな方が、もしこのnoteを見ることで気持ちが軽くなれば、と考えたから。
ですが、ちょっと誤解を招きそうだぞ、と思ったことがあります。
それは、別に私は”男性保育士をひいきしたい”わけではないということです。
ということで、今日はそんなタイトル通りの内容を軽くまとめてみようかと思います。
やる気は女性も男性も、当然人それぞれ!
当然なことですが、私がこの仕事に就いた後の周囲のリアクションから感じる印象についてです。
なんとなくですが、女性の消防士、男性の保育士など、男女比率が著しくどちらかに偏っている職種の、少ない側に対してですが
そんなに珍しい仕事に就くなんて、とても熱意があるのですね!
といった印象を抱きがちではありませんか?
もちろん、その印象通りの人が高い割合を占めるかもしれません。
ですが、中にはガンガンの二日酔いでお酒の匂いや、たばこの匂いを保育現場に持ち込む人もいます(お酒やたばこは嗜好でいいと思いますが!)。
本当に、どの職種もいろいろな人がいますよね。
ちなみに、私が今まで実際に出会った男性保育士で
あ~、そんな考えの人もいるのか!と驚いたのが
男でこの仕事で一生は無理でしょう?だから早いとこ経営側か遊び歌作家みたいなのになるつもりです
という考えの方です。多分、そんな風にある意味で保育現場に固執しないタイプの先生なら、潰れてしまうというリスクもないのだろうな~と思います。
一般論ですが、頑張る真面目な人ほど潰れてしまいますよね。
本当に、自分の周りでリタイアしてしまった人は、間違いなく真面目で責任感の強い人がたくさんでした。
その人たちが現場にいてくれたら、きっともっと良い保育ができていたのにな、と残念な気持ちでいっぱいです。
あと、中にはほんと、漫画に出てくるお調子者キャラのように
女の人ばっかりだから、男で入ればちやほやされたり、いろいろ大目に見てもらえたりすると思って!
と言っていた人もいますよ。すごいですよね。
ちなみに私は
よく小学校で、高学年が低学年のお世話をする機会がありますよね。
私はけして同学年の中で何かに秀でていた子どもではなかったので、自信も持てていないタイプだったと思います。
ですが、年下の子どもからすれば頼れる高学年のお兄さんだったわけです。
きっとそこに自己有能感というか役に立てている実感を持ちました。
この世界の勉強をすればするほど、子どもを自分より未熟だなどと思う気持ちは本当に抱かないようになったつもりですが、それでも学童期の経験がこの仕事を目指す基盤になったのかな、と感じています。
そういう意味では、すごい熱意を持って男性がマイノリティの世界に入ったというより、やりたい仕事を目指したら男性が少ない世界だった、という感じです。
男性がマイノリティだからこそ困ることは本当に多いわけですが、そんなこともちらほら書いてみようかと思います。
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