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「CLS高知2023戻り鰹編」に参加して


いまなお火山活動の続く箱根の大涌谷は地面から湯気がもうもうと立ち昇り異様な熱気に包まれている。 

今回のCLS高知2023戻り鰹編はまさにそんな場でコミュニティを軸に、始まってる人、始まっちゃう人、渦中にいる人140名が集結し会場となる「弁天座」は異様な熱気に包まれていた。



その熱源となるものは課題であり、人。


人口減少、過疎化、繋がりの希薄化、無関心など個人で背負うには重すぎる今の日本の抱える課題にどう向き合い、風穴を開け、活力を生み出していくか。

登壇者の言葉の節々に課題に果敢に向き合い孤軍奮闘してる姿が目に浮かび、そこから何かを学び、繋がり、音がしそうなくらいに成長していく。


それぞれの抱える課題や問題意識は多種多様だけどそれに対する向き合い方は似ていて、粒が揃っていて言葉のノイズが極めて少ない。

140名も参加すればトラブルが起こる事は充分に考えられるけど、参加者1人1人が主催もやった事があるようなプロに近い集まりで、何よりその場を大事に思ってる人しかいなくて、皆が献身的に関わるからイベントはスムーズどころか大盛り上がりで懇親会も含めて満足度は満点。


今回色んな人と話をしたけどよく分からずに参加した人も多かった気がする。(僕自身も分かっているとは言い難いが、、、)
高知だけではなく関東や関西、北海道や九州からも参加されていた。

こんなに色んな地域の色んな背景の人と話せて、繋がる事がスムーズにできるのはひとえに運営の方のおかげで、昔の原風景を見てるようでもあった。

遠い記憶だけど、昔、バスや電車に乗った時に隣に座ってる初対面同士の人がしゃべっていた記憶がうっすらとある。

そこには無意識下にある連帯感や機嫌の良さみたいなものがあって、今よりも風通しのいい空気がかつての日本にはあったのかもしれない。

地球という自然環境の厳しい中で生きていくには心許ないほどのスペックしかない人間は他者と繋がる事で生き延びてきたはずで有機的に繋がっていく事は生命体として正しい。

そして「何かを学びたい」「よくしていきたい」というのも人間に備わっている大事な能力で、その心構えや姿勢、向いてる方向が近い事が初対面でも会話のしやすい風通しのいい空気を作っていたのかもしれない。

皆がばしばしパワポを使い、聞き慣れない横文字が飛び交っていたけど、何かが始まる機運やうねりのようなものを感じられて、この場に居れる事がありがたいなとしみじみ思った。

これからはその熱をどう自分の事業に活かして、面白い未来を作っていけるかが問われてくるけど。

なにわともあれ、運営のみなさん、あの場に居た全てのみなさん、ありがとうございました!
おつかれさまでした!

(集合写真は集合写真家: 武市真拓さん)

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